詳細情報
千曲市協働事業提案制度とは?
千曲市では、市民の皆さんのアイデアと行政のサポートを組み合わせて、より住みやすい街づくりを目指す「協働事業提案制度」を実施しています。この制度は、地域課題の解決や市民満足度の向上につながる事業を、市民の視点から提案してもらい、市と協働で実現していくものです。最大50万円の助成金が交付され、あなたの地域を良くしたいという想いを形にするチャンスです。
助成金の概要
正式名称
千曲市協働事業提案制度
実施組織
千曲市
目的・背景
千曲市では、福祉・環境・防犯・防災・教育・産業・文化・まちづくり等、幅広い分野で公共的な課題を抱えています。これらの課題に対し、行政と市民活動団体等が互いを理解し、対等な立場で協力し、それぞれの特性や長所を発揮しながら、共通の目的達成に向けて取り組む「協働」を推進しています。この制度は、市民の柔軟な発想を活かし、行政と協働で事業に取り組むことで、共に社会を支え合い、住みよいまちづくりを目指すことを目的としています。
対象者の詳細
この制度は、千曲市内で活動する市民活動団体、NPO法人、区・自治会などが対象です。個人の応募はできません。団体として、5人以上で構成され、運営に関する規約があり、適切な会計処理が行われている必要があります。また、市税等の滞納がなく、活動拠点が市内にあり、1年以上継続して活動できることが求められます。
助成金額・補助率
助成金額は、事業の種類によって異なります。大きく分けて「行政募集型協働事業」「市民提案型協働事業」「区・自治会型協働事業」の3種類があり、それぞれ補助率と上限額が設定されています。
| 事業の種類 | 補助率 | 補助限度額 |
|---|---|---|
| 行政募集型協働事業 | 10/10 | 50万円 |
| 市民提案型協働事業 | 初年度8/10、2年目7/10、3年目6/10 | 50万円 |
| 区・自治会型協働事業 | 9/10 | 20万円 |
例えば、市民提案型協働事業で初年度に50万円の事業を実施する場合、40万円(50万円 × 8/10)が補助されます。
対象者・条件
- 5人以上で構成されていること(個人は対象外)
- 団体の運営に関する規約等があり、適正な会計処理が行われていること
- 団体及び代表者に市税等の滞納がないこと
- 活動の拠点が市内にあり、かつ、市内で活動していること
- 本制度による事業を遂行できる能力又は実績を有し、原則として、1年以上継続して活動できること
- 宗教、政治又は選挙に関する活動を目的とした団体ではないこと
- 反社会的な活動を行う団体ではないこと
- 公序良俗に反する団体ではないこと
これらの要件をすべて満たす団体が対象となります。例えば、地域の清掃活動を行っているボランティア団体や、子育て支援を行っているNPO法人などが考えられます。
補助対象経費
補助対象となる経費は、事業の実施に必要な直接的な経費です。具体的には、以下のものが含まれます。
- 人件費(講師謝金、ボランティア保険料など)
- 需用費(消耗品費、印刷製本費、通信運搬費など)
- 役務費(会場使用料、広告宣伝費など)
- 委託料(専門家への委託料など)
- その他(事業に必要な経費)
ただし、団体の運営費や飲食費、備品購入費など、事業に直接関係のない経費は対象外となります。
申請方法・手順
申請は以下の手順で行います。
- 事前相談: 市民生活課市民協働係に、提案したい事業について相談します。
- 担当課との事前協議: 提案準備シートまたは提案に必要な書類を準備し、担当課と具体的な提案事業の内容について協議します。
- 申請書の提出: 必要な書類を揃え、募集期間内に市民生活課市民協働係へ提出します。
- 審査: 書類審査及び公開プレゼンテーション審査を受けます。
申請に必要な書類は以下の通りです。
- 千曲市協働事業提案申請書(様式第1号)
- 千曲市協働事業収支予算計画書(様式第2号)
- 事業概要書
- 提案団体概要書
- 事業継続希望申出書(2年目以降の事業継続を希望する場合)
- 宣誓書及び納税状況確認同意書(区・自治会型は提出不要)
- その他市長が必要と認める資料
申請期間は、2025年9月17日(水曜日)~ 2025年11月19日(水曜日)です。事前協議は概ね10月末までに済ませるようにしましょう。
採択のポイント
採択されるためには、以下のポイントを押さえることが重要です。
- 事業の公益性・社会貢献性
- 市民活動団体等と市の役割分担の明確さ
- 地域特性を考慮した課題解決の視点
- 市民活動団体等の活動目的に合ったものであること
- 事業計画及び予算の積算等の適正さ
審査では、これらの項目が総合的に評価されます。過去の採択事例を参考に、実現可能で効果的な事業計画を立てることが大切です。
よくある質問(FAQ)
Q: 個人でも申請できますか?
A: いいえ、個人での申請はできません。5人以上で構成された団体である必要があります。
Q: 申請には事前相談が必須ですか?
A: はい、事前相談は必須です。提案内容や書類等の書き方について、市民生活課市民協働係にご相談ください。
Q: 補助対象とならない経費はありますか?
A: はい、団体の運営費や飲食費、備品購入費など、事業に直接関係のない経費は対象外となります。
Q: 申請期間を過ぎてしまいましたが、申請できますか?
A: いいえ、申請期間を過ぎた場合は申請できません。必ず期間内に申請してください。
Q: 審査結果はいつ頃わかりますか?
A: 審査選考会は12月下旬に開催され、採択結果は後日通知されます。
まとめ・行動喚起
千曲市協働事業提案制度は、あなたのアイデアで地域を活性化できる絶好の機会です。最大50万円の助成金を活用して、住みよい街づくりに貢献しませんか?まずは、市民生活課市民協働係に相談し、あなたの想いを形にする第一歩を踏み出しましょう!
詳細な情報や申請書類は、千曲市の公式サイトでご確認ください。
お問い合わせ先:
千曲市 市民環境部 市民生活課 市民協働係
〒387-8511 千曲市杭瀬下二丁目1番地 千曲市役所2階
電話 026-273-1111(内線2233)
メール s-kyoudou@city.chikuma.lg.jp
公式サイト: 千曲市協働事業提案制度