京都府南丹市で事業を展開する中小企業や個人事業主、そして起業家の皆様へ。「新しい顧客を獲得したい」「自社の製品やサービスをもっと広く知ってほしい」とお考えではありませんか?その大きな一歩となる展示会への出展費用を、南丹市が強力にサポートします。本記事では、最大50万円が補助される「南丹市販路開拓支援事業」について、対象者から申請方法まで、プロが分かりやすく解説します。
南丹市販路開拓支援事業とは?
南丹市販路開拓支援事業は、市内の事業者が行う販路開拓の取り組みを支援し、事業の活性化を図ることを目的とした補助金制度です。特に、都市圏や海外での大規模な展示会への参加を重点的に支援しており、事業の規模やステージに応じて2つの支援メニューが用意されています。
2つの支援メニュー早わかり表
| 事業名 | 対象者 | 補助率 | 上限額 |
|---|---|---|---|
| 大規模展示会等支援事業 | 市内の中小企業者、個人事業者など | 1/2以内 | 50万円 |
| 起業者販路開拓支援事業 | 起業後5年未満の事業者 | 10/10以内 | 10万円 |
🚀 起業家は必見!自己負担ゼロのチャンス!
特に注目すべきは「起業者販路開拓支援事業」です。起業から5年以内であれば、補助率10/10(全額補助)で最大10万円まで支援を受けられます。これは、資金的に余裕のないスタートアップ期において、自己負担なく新たな販路開拓に挑戦できる絶好の機会です。
補助金の詳細:対象者・対象経費
補助対象者
この補助金を利用できるのは、以下の条件を満たす事業者です。
- 南丹市内に本社、主たる事業所、または店舗があること。
- 市税を滞納していないこと。
- 以下のいずれかに該当すること:
- 中小企業基本法に規定する中小企業者
- 農事組合法人または集落営農組織
- 個人事業者
- 南丹市の条例により指定を受けた事業者 など
補助対象となる事業・経費
補助の対象となるのは、新規取引の開拓や拡大を目的として、都市圏や海外などで開催される展示会などに参加する事業です。具体的には、以下のような経費が対象になると考えられます。
※対象経費の詳細は、申請前に必ず南丹市商工観光課にご確認ください。
申請方法と流れ
申請は、定められた手順に沿って行う必要があります。特に申請のタイミングが重要ですので、注意しましょう。
- 事前準備・相談
出展する展示会を決定し、南丹市商工観光課に事前相談することをおすすめします。 - 申請書類の提出
展示会が開催される30日前までに、必要書類を提出します。 - 交付決定
市による審査後、補助金の交付が決定されます。 - 事業の実施
展示会に出展します。経費の支払いを証明する領収書などは必ず保管してください。 - 実績報告
事業完了後、速やかに実績報告書と関係書類を提出します。 - 補助金の交付
報告書の内容が確定した後、指定の口座に補助金が振り込まれます。
⚠️ 重要!申請の注意点
- 申請は展示会開催の30日前まで! 期限を過ぎると受理されません。
- 補助金は後払いです。事業実施にかかる費用は、一旦全額自己資金で立て替える必要があります。
- 補助金の交付は、当該年度に1事業者1回まで、通算3回が限度です。
必要書類一覧
申請には以下の書類が必要です。市の公式サイトから様式をダウンロードして準備しましょう。
| 書類名 | 備考 |
|---|---|
| 南丹市販路開拓支援事業補助金交付申請書 | 必須 |
| 展示会事業の概要がわかる資料 | パンフレットなど |
| 市税の滞納がないことを証する書類 | 必須 |
| 南丹市販路開拓支援事業事前着手届 | 交付決定前に事業を開始する場合 |
| 南丹市販路開拓支援事業補助金実績報告書 | 事業完了後に提出 |
| 南丹市販路開拓支援事業補助金概算払精算払請求書 | 事業完了後に提出 |
まとめ
「南丹市販路開拓支援事業」は、新たな市場へ挑戦する市内事業者にとって非常に価値のある制度です。特に、起業後5年未満の事業者にとっては、自己負担なしで販路開拓の第一歩を踏み出せるまたとないチャンスと言えるでしょう。
展示会への出展は、新規顧客の獲得だけでなく、業界の最新トレンドを把握し、自社のブランド価値を高める絶好の機会です。この補助金を戦略的に活用し、事業成長を加速させましょう。
お問い合わせ・申請先
南丹市役所 商工観光課(商工係)
TEL: 0771-68-1008
申請を検討されている方は、まずは一度お電話で相談されることをお勧めします。
対象者・対象事業
南丹市内に本社、主たる事業所又は店舗があり、市税を滞納していない中小企業者、農事組合法人、個人事業者、または指定を受けた事業者。起業者枠は起業の日から5年を経過していない者が対象。
必要書類(詳細)
南丹市販路開拓支援事業補助金交付申請書, 展示会事業の概要がわかる資料(パンフレットなど), 市税の滞納がないことを証する書類, 南丹市販路開拓支援事業事前着手届(必要な場合), 南丹市販路開拓支援事業補助金実績報告書(事業完了後), 南丹市販路開拓支援事業補助金概算払精算払請求書(事業完了後)
対象経費(詳細)
都市圏や海外などにおいて、取引の新規開拓及び拡大のために展示会などに参加する事業にかかる経費。例として、出展料(小間代)、ブース装飾費、パンフレット制作費、資材運搬費、通訳・翻訳費などが想定されます。詳細は南丹市にご確認ください。
対象者・対象事業
南丹市内に本社、主たる事業所又は店舗があり、市税を滞納していない中小企業者、農事組合法人、個人事業者、または指定を受けた事業者。起業者枠は起業の日から5年を経過していない者が対象。