【重要】この支援金の受付は終了しました
本記事で紹介する「令和7年度燕市運送事業者燃料費支援金」の申請受付は、令和7年9月30日をもって終了しています。来年度以降の同様の支援金の参考情報としてご活用ください。
新潟県燕市では、長引く燃料価格の高騰の影響を受ける市内の中小運送事業者を支援するため、「令和7年度燕市運送事業者燃料費支援金」を交付していました。この記事では、その制度の概要、対象者の条件、申請方法などを詳しく解説します。
令和7年度燕市運送事業者燃料費支援金の概要
本支援金は、燕市内のサプライチェーンを安定的に維持することを目的として、燃料費高騰に直面する中小の運送事業者に対し、事業継続を後押しするために設けられた制度です。事業用車両の台数に応じて支援金が交付されました。
項目 | 内容 |
---|---|
支援金名 | 令和7年度燕市運送事業者燃料費支援金 |
実施機関 | 新潟県燕市 |
対象地域 | 新潟県燕市 |
申請受付期間 | 令和7年7月4日(金)~令和7年9月30日(火) ※受付終了 |
交付額 | 対象車両1台あたり3.5万円(上限70万円/1事業者) |
公式サイト | 燕市公式サイト |
支援対象者の詳細
支援を受けるためには、事業者と車両の両方で定められた要件を満たす必要がありました。
対象となる事業者
以下の全ての条件を満たす事業者が対象でした。
- 中小企業基本法に規定する中小企業者であること。
- 燕市内に営業所等を有し、一般貨物自動車運送事業(霊柩事業を除く)を営んでいること。
- 申請日以降も燕市内で事業を継続する意思があること。
- 過去にこの支援金の交付を受けていないこと。
- 政治・宗教活動を目的とする事業者でないこと。
- 燕市暴力団排除条例に規定する暴力団等でないこと。
- 市税等を滞納していないこと。
対象となる車両
令和7年6月30日時点で、燕市内の営業所等で使用している車両で、自動車検証の記載事項が全ての要件を満たす車両が対象でした。(※霊柩車、被けん引車は対象外)
自動車検証の記載事項 | 要件 |
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登録年月日 | 令和7年6月30日以前 |
自動車の種別 | 普通自動車又は小型自動車 |
用途 | 貨物又は特種 |
自家用・事業用の別 | 事業用 |
使用者の氏名又は名称 | 申請者と同一 |
使用の本拠の位置 | 燕市内 |
有効期限の満了する日 | 申請日時点で有効である車両 |
申請の流れと必要書類
申請から交付までの4ステップ
- 申請要領の確認: 公式サイトで申請要領を熟読し、制度内容を理解する。
- 書類の準備・提出: 必要な書類を揃え、期間内に燕市役所へ提出する。
- 交付決定: 燕市役所から「交付決定通知書」が郵送される。
- 支援金の振込: 申請から約1か月後、指定口座に支援金が振り込まれる。
提出が必要な書類一覧
申請には以下の書類が必要でした。申請は1事業者あたり1回限りです。
- 交付申請書兼請求書
- 一般貨物自動車運送事業の許可を確認できる書類
(例:一般貨物自動車運送事業許可証の写し、事業報告書の写しなど) - 自動車検証の写し(申請する全車両分)
※電子車検証の場合は「自動車検証記録事項」の写しが必要でした。 - 振込先口座が確認できる通帳等の写し
(申請者と口座名義人が同一であること) - 燕市税の納税状況確認に係る同意書 または 燕市税の納税証明書
申請方法
申請は以下のいずれかの方法で行うことができました。
- 郵送で提出
〒959-0295 燕市吉田西太田1934番地 燕市産業振興部商工振興課 宛 - 窓口で提出
燕市役所3階23番窓口(商工振興課) - 申請フォームで提出
専用のオンラインフォームから電子申請が可能でした。
まとめ
「令和7年度燕市運送事業者燃料費支援金」は、燃料価格の高騰という厳しい状況下で事業を継続する運送事業者にとって、重要な支援策でした。受付は終了しましたが、本記事のポイントは以下の通りです。
- 目的: 燃料費高騰の影響を受ける中小運送事業者の支援。
- 対象: 燕市内で一般貨物自動車運送事業を営む中小企業者。
- 金額: 対象車両1台あたり3.5万円、上限70万円。
- ポイント: 事業者と車両の両方に詳細な要件が設定されていました。
今後、同様の社会情勢が続けば、再び支援金が設けられる可能性があります。燕市で運送事業を営む事業者の皆様は、市の公式サイトなどを定期的にチェックし、最新情報を逃さないようにしましょう。
この記事に関するお問い合わせ先
燕市 商工振興課 産業支援係
〒959-0295 新潟県燕市吉田西太田1934番地
電話: 0256-77-8231
ファクス: 0256-77-8306
メール: shoko@city.tsubame.lg.jp