詳細情報
名寄市では、未来を担う子どもたちの文化・芸術、スポーツ活動を応援するため、全道大会や全国大会に出場する児童生徒を対象とした「名寄市教育振興補助金」を支給しています。この補助金は、子どもたちの才能を伸ばし、夢を追いかけるための経済的な負担を軽減することを目的としています。全道・全国大会への出場は、子どもたちにとって貴重な経験となり、成長の大きな糧となります。ぜひこの機会に補助金を活用し、子どもたちの可能性を広げてあげてください。
名寄市教育振興補助金の概要
正式名称:名寄市教育振興補助金
実施組織:名寄市教育委員会
目的・背景:文化・芸術及びスポーツ活動の振興のため、全道大会及び全国大会に出場する児童生徒に対し、その費用の一部を補助します。
対象者の詳細:名寄市内に住所を有する小学校、中学校、義務教育学校、高校に通学する児童生徒が所属する団体又は個人、および小中学生(義務教育学校含む)を引率する指導者(原則1名)。
補助対象となる大会
- 地区予選会等により地区代表として出場又は出展する全道大会及び全国大会
- 交流、親善、強化練習又は合宿を主とする大会や地区予選会等がない全道大会、全国大会は対象外
助成金額・補助率
補助金額は、対象経費に応じて以下の通りです。
| 対象経費 | 補助対象者 | 補助額 | 補助上限額 |
|---|---|---|---|
| 交通費 | 小学生・中学生 | 全額 | 道内15,000円、道外60,000円 |
| 交通費 | 高校生 | 1/2 | 道内15,000円、道外60,000円 |
| 宿泊費 | 小学生・中学生・高校生 | 全額 | 1名につき1泊5,000円 |
計算例:
例えば、中学生が全国大会に出場する場合、交通費が70,000円、宿泊費が2泊で10,000円かかったとすると、交通費は上限の60,000円、宿泊費は上限の10,000円が補助されます。合計で70,000円の補助金を受け取ることができます。
対象者・条件
- 名寄市内に住所を有する小学校、中学校、義務教育学校、高校に通学する児童生徒が所属する団体又は個人
- 小中学生(義務教育学校含む)を引率する指導者(原則1名)
- 地区予選会等により地区代表として出場又は出展する全道大会及び全国大会であること
- 小中学生は全道大会2回、全国大会1回まで補助対象
- 高校生は全国大会1回のみ補助対象
- 競技または種目が異なる場合は補助を受けることが可能
- 補助金額が、出場者1名につき5千円未満の事業は対象外
具体例:
- A少年が、サッカーでU12の全道大会に1回出場し、その後U10の全道大会に2回出場した場合、全道大会は2回までが補助対象となり、3回目の申請は補助対象外となります。
- 夏にサッカーで全道・全国大会に出場したA少年が、冬にクロスカントリースキーの全道大会に出場し、全国大会にも出場した場合、サッカーとは別の競技であるため、補助対象となります。
- B少年が、軟式テニスの個人シングルスで○○大会の全国大会に出場し、1月後の個人ダブルスの○○大会でも全国大会出場を果たした場合、シングルスとダブルスは、試合形式が異なり別種目となるため、2大会とも補助対象となります。
- 野球○○大会全道大会に出場し、3か月後の全国大会に進んだ。○○大会全道大会の1か月後の野球▲▲大会の全道大会に出場し、こちらも全国大会に進んだ場合、○○大会、▲▲大会の両全道大会は補助対象(ただし、地区予選を通過して全道大会に出場していること)。全国大会は年間1回まで補助対象なので、どちらの大会で補助を申請するかは申請者が選択してください。
補助対象経費
- 交通費:鉄道、バス、航空機、船舶その他旅客輸送機関を利用した場合の運賃の額、貸切バス、レンタカー等の借上げに要した額
- 宿泊費:大会当日の宿泊に要した額の一部(1名につき1泊5,000円上限)。ただし、大会要綱等から名寄市内を午前6時より前に出発しなければならないと判断できる場合及び名寄市内に午後10時より後に到着する場合で、事前に教育委員会と協議して許可を受けた場合は、前泊及び後泊の宿泊費も対象。
対象外経費:自家用車・タクシーは対象外です。
申請方法・手順
申請の流れ:
- 大会開催前に、必要書類を準備し、名寄市教育委員会へ提出します。(概算払い希望の場合は支払希望日の1か月前まで)
- 交付決定後、補助事業を実施します。
- 大会終了後30日以内又は当該年度の3月末日のいずれか早いほうに、実績報告書等の必要書類を提出します。
必要書類:
- 名寄市教育振興補助金交付申請書(別記様式第1号)
- 事業計画書
- 収支予算書
- 補助金積算書
- 口座振替申出書(別記様式第2号)
- 参加者名簿
- 大会要項
- 大会出場要件・予選の成績等がわかる書類(予選大会要項、試合結果表、賞状など)
- 補助金積算根拠(交通費、宿泊費等の見積書、予約確認画面等)
申請期限:特に明記されていませんが、概算払い希望の場合は支払希望日の1か月前までに申請が必要です。実績報告は事業完了後30日以内又は当該年度の3月末日のいずれか早いほうに提出。
申請方法:必要書類を名寄市教育委員会 学校教育課 学校教育係へ提出。
採択のポイント
審査基準は公開されていませんが、以下の点が重要と考えられます。
- 申請書類の正確性と completeness
- 大会への出場資格の明確性
- 経費の妥当性
- 事業計画の具体性
採択率に関する情報は公開されていません。
申請書作成のコツとしては、大会の目的や意義、出場することによる効果などを具体的に記述することが重要です。また、経費の内訳を明確にし、必要な書類をすべて揃えて提出することが大切です。
よくある質問(FAQ)
- Q: 補助対象となる大会はどのようなものですか?
A: 地区予選会等により地区代表として出場又は出展する全道大会及び全国大会が対象です。交流、親善、強化練習又は合宿を主とする大会は対象外です。 - Q: 補助金額はどのように計算されますか?
A: 交通費と宿泊費に対して補助金が支給されます。交通費は上限額が設定されており、宿泊費は1名につき1泊5,000円が上限です。 - Q: 申請に必要な書類は何ですか?
A: 交付申請書、事業計画書、収支予算書、補助金積算書、口座振替申出書、参加者名簿、大会要項、予選結果などが必須です。 - Q: 申請期限はいつですか?
A: 概算払い希望の場合は支払希望日の1か月前までに申請が必要です。実績報告は事業完了後30日以内又は当該年度の3月末日のいずれか早いほうに提出。 - Q: 補助金の交付決定はいつ頃になりますか?
A: 交付決定時期は申請状況によって異なりますので、名寄市教育委員会へお問い合わせください。
まとめ・行動喚起
名寄市教育振興補助金は、子どもたちの夢を応援する素晴らしい制度です。全道大会、全国大会への出場が決まったら、忘れずに申請しましょう。申請方法や必要書類についてご不明な点があれば、名寄市教育委員会 学校教育課 学校教育係までお気軽にお問い合わせください。
問い合わせ先:
教育部 学校教育課 学校教育係
住所:郵便番号096-8686 北海道名寄市大通南1丁目1番地
電話番号:01654-3-2111
ファクシミリ:01654-2-0598
メール:nayoro@city.nayoro.lg.jp