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【品川区】エンジニア採用で最大50万円!2025年度エンジニア確保支援事業助成金を徹底解説

詳細情報

品川区で製造業や情報サービス業を営む中小企業の経営者様、人事担当者様へ。優秀なエンジニアの採用は、事業成長の鍵を握る一方で、採用コストの高騰が大きな課題となっていませんか?特に人材紹介サービスを利用した場合の手数料は、決して軽くない負担です。そんな悩みを解決するために、品川区が強力な支援策を用意しています。それが「エンジニア確保支援事業助成金」です。この制度を活用すれば、人材紹介会社に支払った手数料の最大50万円が助成されます。この記事では、制度の概要から対象者の詳細な条件、申請方法、採択されるためのポイントまで、どこよりも分かりやすく徹底的に解説します。最後まで読めば、この助成金を最大限に活用するための全てがわかります。

この記事のポイント

  • ✅ 品川区の製造業・情報サービス業が対象
  • ✅ 人材紹介手数料の2分の1、最大50万円を助成
  • ✅ 申請期間は令和7年6月2日~令和8年2月27日まで
  • 先着順のため、予算に達し次第終了!早期申請が必須

1. エンジニア確保支援事業助成金とは?

まずは、この助成金がどのような制度なのか、全体像を把握しましょう。

制度の目的と概要

品川区エンジニア確保支援事業助成金は、区内の中小企業が即戦力となるエンジニアを確保することを支援し、区内産業全体の活性化を図ることを目的としています。具体的には、人材紹介会社や転職サイト等を利用してエンジニアを採用した際に支払った紹介手数料の一部を品川区が助成する制度です。

正式名称 品川区エンジニア確保支援事業助成金
実施組織 品川区 地域産業振興課 中小企業支援担当
助成上限額 最大50万円
助成率 助成対象経費の2分の1
申請期間 令和7年6月2日(月)~令和8年2月27日(金)
注意点 先着順。申請期間中でも予算額に達した場合は募集を終了します。

2. 助成金額と計算例

いくらもらえるの?

助成される金額は、以下の計算式で決まります。

助成金額 = 助成対象経費 × 1/2

ただし、上限は50万円です。計算結果が50万円を超えた場合でも、支給額は50万円となります。(1,000円未満の端数は切り捨て)

具体的な計算例

イメージしやすいように、具体的なケースで見てみましょう。

  • ケース1:人材紹介手数料が80万円の場合
    80万円 × 1/2 = 40万円
    助成金額は40万円となります。
  • ケース2:人材紹介手数料が120万円の場合
    120万円 × 1/2 = 60万円
    上限額の50万円を超えるため → 助成金額は50万円となります。

3. 対象者・条件【あなたの会社は対象?】

この助成金は、どの企業でも申請できるわけではありません。定められた要件をすべて満たす必要があります。自社が対象になるか、ここでしっかり確認しましょう。

対象となる企業の主な要件

  • 事業場所:品川区内で引き続き1年以上事業を営んでいること。
  • 企業規模:中小企業基本法に規定する中小企業であること。
  • 業種:以下のいずれかに該当すること。
    • 製造業者:資本金3億円以下 または 従業員300人以下。履歴事項全部証明書の目的欄で製造業とわかること。
    • 情報サービス業者:資本金3億円以下 または 従業員300人以下。履歴事項全部証明書の目的欄で情報サービス業とわかること。(ソフトウェア開発など)
    • 個人事業主:製造業または情報サービス業を営んでいること。開業届で事業内容が確認できること。

【重要】対象外となるケース

以下のいずれかに該当する場合は申請できません。特に「みなし大企業」と「過去の受給歴」は注意が必要です。

主な対象外要件

  • みなし大企業(大企業が実質的に経営している中小企業)
  • 法人事業税や法人都民税等を滞納している場合
  • 品川区に対する使用料等の支払いを滞納している場合
  • 他の公的機関から同一内容(経費)で助成金を受けている場合
  • 令和5年度および令和6年度の両年度で本助成事業の対象となっている場合
  • 風俗営業等の規制対象である場合

4. 補助対象となる経費とエンジニア

対象となる経費

助成の対象となるのは、人材紹介会社等を利用してエンジニアを採用した場合に支払った人材紹介手数料です。以下の条件を満たす必要があります。

  • 令和7年4月から令和8年3月までの期間に就業が開始する採用者に対するもの。
  • 請求書や領収書等で、経費の支払いが明確に確認できること。
  • 助成金の交付は1社につき、同一年度内に1回(エンジニア1人分)まで。
  • 消費税は助成対象経費に含めることができます。

対象となるエンジニアの職種例

採用するエンジニアの職種も定められています。以下は一例です。

事業者区分 職種例
情報通信事業者 プログラマー、ソフトウェア開発者、ネットワークエンジニア、システムエンジニア、WEBデザイナー、データサイエンティスト など
製造事業者 研究開発、設計開発、生産・製造技術、品質管理、プロダクトデザイン、メンテナンス など

※理工系の大学・高校・専門学校等で専門技術を習得した新卒者も対象となります。

対象外となる経費

  • 人材紹介手数料が発生しない、ウェブサイトへの求人広告掲載料
  • エンジニアとしての業務が未経験の方を採用した場合の手数料。(理工系教育機関の卒業者を除く)
  • 申請時および実績報告時に、採用したエンジニアがすでに退職している場合。

5. 申請方法と手順

申請は原則としてオンラインで行います。ここでは申請の大きな流れと、必要になる書類について詳しく解説します。

申請期間と申請方法

申請期間令和7年6月2日(月)~令和8年2月27日(金)

申請方法:原則、品川区電子申請サービスからのオンライン申請

※オンライン申請が難しい場合は、担当窓口へ別途相談が必要です。

申請から交付までの流れ

  1. 申請書類の準備:下記の必要書類を揃えます。
  2. オンライン申請:品川区電子申請サービスから必要事項を入力し、書類データをアップロードします。
  3. 審査・交付決定:品川区が申請内容を審査し、交付または不交付を決定し、通知します。
  4. 事業完了・実績報告:エンジニアの採用、手数料の支払いが完了したら、実績報告書と支払いの証拠書類を提出します。(原則、令和8年2月27日まで)
  5. 金額確定・助成金交付:実績報告の内容が確認され、助成金額が確定した後、指定の口座に助成金が振り込まれます。

必要書類一覧

申請には多くの書類が必要です。漏れがないように、事前にチェックリストを作成して準備を進めましょう。

書類名 備考
エンジニア確保支援事業計画書(区指定様式) 公式サイトからダウンロード
人材紹介会社等との契約書等の写し
費用の見積書または請求書の写し 採用者名が明記されていること
費用の返金条項がわかる書類の写し
雇用契約書(労働条件通知書等)の写し
採用者の履歴書および職務経歴書の写し
就業規則
【法人】履歴事項全部証明書(コピー可) 申請日より3か月以内発行のもの
【個人】開業届出書(コピー可) 税務署の受付印があるもの
納税証明書(法人事業税・都民税など) 直近期のもの。領収書不可
誓約書(区指定様式) 公式サイトからダウンロード

6. 採択されるための3つの重要ポイント

この助成金を確実に受給するために、押さえておくべき重要なポイントを3つご紹介します。

ポイント1:とにかく早く申請する!

最大のポイントは、この助成金が「先着順」であることです。どんなに要件を満たしていても、区の予算が上限に達してしまえば、その時点で募集は終了となります。エンジニアの採用が決まり、人材紹介会社との契約が済んだら、一日でも早く申請手続きを開始しましょう。

ポイント2:書類の不備をゼロにする

申請書類に不備があると、審査が遅れたり、最悪の場合、不採択となったりする可能性があります。特に以下の点は注意深く確認してください。

  • 納税証明書や履歴事項全部証明書は、有効期限内(発行から3か月以内など)ですか?
  • 請求書や契約書に、今回採用したエンジニアの名前が明確に記載されていますか?
  • 区指定様式の書類は、最新のものを公式サイトからダウンロードしましたか?

ポイント3:対象要件を申請前に再確認する

意外な見落としがないか、申請前に必ず対象要件をもう一度確認しましょう。例えば、「履歴事項全部証明書」の事業目的に、自社が「製造業」または「情報サービス業」であることが明確に記載されているか、といった点も審査の対象です。不明な点があれば、申請前に品川区の担当窓口に問い合わせるのが確実です。

7. よくある質問(FAQ)

Q1. 複数のエンジニアを採用した場合、複数人分申請できますか?

A1. いいえ、できません。この助成金は、同一年度内につき1社1回(エンジニア1人分)までの申請と定められています。

Q2. 採用したエンジニアが実績報告前に退職してしまった場合はどうなりますか?

A2. 残念ながら助成対象外となります。申請時および実績報告時に、採用したエンジニアが在籍していることが条件です。

Q3. 派遣社員や業務委託契約のエンジニアは対象になりますか?

A3. 対象外です。助成対象となるのは、直接の「雇用契約を締結」した場合に限られます。

Q4. 過去にこの助成金を受けたことがありますが、再度申請できますか?

A4. 令和5年度と令和6年度の「両年度」で受給している場合は、令和7年度は申請できません。どちらか一方の年度のみ、またはそれ以前に受給した場合は申請可能です。

Q5. 人材紹介会社への支払いを分割払いにしている場合、経費として認められますか?

A5. 認められます。ただし、実績報告時までに支払いが完了している必要があります。領収書や振込記録など、支払いを証明できる全ての書類を保管しておいてください。

8. まとめ

今回は、品川区の「エンジニア確保支援事業助成金」について詳しく解説しました。最後に重要なポイントを振り返ります。

  • 対象:品川区内の製造業・情報サービス業の中小企業
  • 内容:人材紹介手数料の1/2、最大50万円を助成
  • 期間:令和7年6月2日~令和8年2月27日
  • 最重要ポイント先着順!予算がなくなり次第終了!

エンジニア採用のコスト負担を大幅に軽減できる、非常に魅力的な制度です。対象となる企業の皆様は、この機会を逃さず、ぜひ積極的な活用をご検討ください。まずは公式サイトで最新の募集要項を確認し、必要書類の準備から始めましょう。

お問い合わせ先

地域産業振興課 中小企業支援担当(人材確保担当)
〒141-0033 東京都品川区西品川1-28-3
電話番号:03-5498-6351
公式サイト:品川区エンジニア確保支援事業助成

補助金詳細

補助金額 最大 50万円
主催 品川区 地域産業振興課 中小企業支援担当
申請締切 2026年2月27日
申請難易度
(一般的)
採択率 80.0%
閲覧数 8 回

対象者・対象事業

品川区内で1年以上事業を営む中小企業(製造業または情報サービス業)。資本金の額もしくは出資の総額が3億円以下または従業員の数が300人以下。みなし大企業や税金滞納者などは対象外。

■ 申請の流れ

1

必要書類の準備

事業計画書、見積書などを用意します。

2

申請書類の提出

オンラインまたは郵送で提出します。

3

審査

通常1〜2ヶ月程度かかります。

4

採択・交付決定

結果通知と交付手続きを行います。

■ よくある質問

品川区内で1年以上事業を営む中小企業(製造業または情報サービス業)。資本金の額もしくは出資の総額が3億円以下または従業員の数が300人以下。みなし大企業や税金滞納者などは対象外。

通常、申請から採択決定まで1〜2ヶ月程度かかります。ただし、補助金の種類や申請時期によって異なる場合がありますので、詳しくは担当窓口にお問い合わせください。
多くの場合、次回の募集期間で再申請が可能です。不採択の理由を確認し、改善した上で再度申請することをお勧めします。詳しくは担当窓口にお問い合わせください。

お問い合わせ

地域産業振興課 中小企業支援担当(人材確保担当)
〒141-0033
東京都品川区西品川1-28-3
電話番号:03-5498-6351

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