詳細情報
広島市ひとり親家庭等医療費助成金とは?
広島市では、ひとり親家庭の経済的な負担を軽減し、お子さんの健やかな成長をサポートするため、医療費の一部を助成する制度があります。この助成金は、ひとり親家庭の母または父、そしてその児童が医療機関を受診した際の自己負担額を補助するものです。病気やケガは予期せぬ時に起こるもの。そんな時、経済的な心配を少しでも減らし、安心して医療を受けられるように、この制度を活用しましょう。この記事では、広島市のひとり親家庭等医療費助成金について、対象者、助成内容、申請方法などを詳しく解説します。ぜひ最後までお読みいただき、ご自身が対象となるかどうか、どのように申請すればよいかをご確認ください。
助成金の概要
広島市のひとり親家庭等医療費助成金について、基本的な情報をまとめました。
- 正式名称:広島市ひとり親家庭等医療費補助
- 実施組織:広島市
- 目的・背景:ひとり親家庭の保健の向上、生活の安定、福祉の増進を図るため
- 対象者の詳細:市内に住所を有し、健康保険に加入しているひとり親家庭の母または父、及びその児童(18歳に達する日以後の最初の3月31日まで。ただし、一定の要件を満たす場合は20歳未満)
定額減税に伴う所得税合算額の取り扱い
令和6年分の所得税における定額減税の影響について、令和7年8月から令和8年7月までの補助対象期間は、定額減税が適用された後の所得税合算額をもとに審査が行われます。令和8年8月以降は、従来どおりの所得税合算額により審査が行われる予定です。
助成金額・補助率
この助成金で、どれくらいの金額が補助されるのでしょうか?
- 健康保険の自己負担となる医療費(入院時の食事療養及び生活療養に係る費用の自己負担分を除く)が補助されます。
- 医療機関の窓口で「ひとり親家庭等医療費受給者証」と健康保険証を提示することで、自己負担なしで診療を受けることができます。
- 県外等で受診した場合は、自己負担分を支払い、後日申請することで払い戻しを受けることができます。
対象者・条件
助成金を受けられる対象者と条件について詳しく見ていきましょう。
- 広島市内に住所を有し、健康保険に加入していること
- 次のいずれかに該当すること
- 母子家庭の母又は父子家庭の父で、児童を現に扶養している方
- 母子家庭の母又は父子家庭の父に扶養されている児童
- 父母のない児童
- 父母のない児童を養育している配偶者のない方
- その他これに準ずる状況にある方
- 配偶者の生死が1年以上明らかでない方
- 配偶者から1年以上遺棄されている方
- 配偶者が海外にあるためその扶養を受けることができない方
- 配偶者が精神または身体の障害により長期にわたって労働能力を失っている方
- 配偶者が法令により1年以上拘禁されているためその扶養を受けることができない方
- 婚姻によらないで母又は父となった方であって現に婚姻をしていない方
- 所得制限:上記の者及び扶養義務者の全員の前年の所得に係る所得税合算額が92,400円を超えないこと
- 被爆者健康手帳の所持者、生活保護を受けている方は対象外
補助対象経費
この助成金で補助される経費について解説します。
- 健康保険が適用される医療費の自己負担分
- 入院時の食事療養費や生活療養費は対象外
申請方法・手順
実際に申請する際の手順をステップごとにご紹介します。
- 受給者証交付申請書に必要事項を記入
- 以下の書類を準備
- 健康保険情報がわかるもの(健康保険証、マイナ保険証、資格確認書、資格情報のお知らせ)
- ひとり親家庭であることを証明する書類(遺族基礎年金証書、児童扶養手当証書、戸籍謄本など)
- (転入時の申請の場合)「マイナンバーカード」又は「個人番号の通知カードと運転免許証等の身元確認書類」
- 各区厚生部福祉課、出張所(似島出張所は除く)に申請
採択のポイント
この助成金は、申請すれば必ず受けられるものでしょうか?採択のポイントについて解説します。
- 所得制限を超えないことが重要です。
- 必要書類を漏れなく準備し、正確に記入することが大切です。
- ひとり親家庭であることを証明する書類は、最新のものを準備しましょう。
よくある質問(FAQ)
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Q: 受給者証の有効期間は?
A: 受給者証の有効期間は1年(原則として7月末まで)です。毎年、更新手続きが必要です。
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Q: 県外で受診した場合、どうすればいいですか?
A: 窓口で自己負担分を支払い、後日所定の用紙により市に請求してください。
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Q: 所得制限はありますか?
A: はい、あります。上記の者及び扶養義務者の全員の前年の所得に係る所得税合算額が92,400円を超えるときは、補助の対象になりません。
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Q: 申請に必要な書類は?
A: 健康保険情報がわかるもの(健康保険証、マイナ保険証、資格確認書、資格情報のお知らせ)、ひとり親家庭であることを証明する書類(遺族基礎年金証書、児童扶養手当証書、戸籍謄本など)が必要です。
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Q: どこに申請すればいいですか?
A: 各区厚生部福祉課、出張所(似島出張所は除く)に申請してください。
まとめ・行動喚起
広島市のひとり親家庭等医療費助成金は、ひとり親家庭にとって大変心強い制度です。対象となる方は、ぜひ申請して、医療費の負担を軽減してください。ご不明な点があれば、お住まいの区の福祉課児童福祉係にお問い合わせください。
お問い合わせ先:
- 中区福祉課:082-504-2569
- 東区福祉課:082-568-7733
- 南区福祉課:082-250-4131
- 西区福祉課:082-294-6342
- 安佐南区福祉課:082-831-4945
- 安佐北区福祉課:082-819-0605
- 安芸区福祉課:082-821-2813
- 佐伯区福祉課:082-943-9732