愛媛県新居浜市で事業を営む中小企業の皆様へ朗報です。「最新の設備を導入して生産性を上げたいけれど、初期投資が…」とお悩みではありませんか？そんな課題を解決するのが、新居浜市が実施する令和7年度「生産性向上機器導入補助金」です。この記事では、最大100万円の補助が受けられる本制度について、専門家が分かりやすく解説します。
令和7年度 新居浜市 生産性向上機器導入補助金の概要
| 補助金 基本情報 | |
|---|---|
| 補助金名 | 令和7年度 生産性向上機器導入補助金 |
| 実施主体 | 愛媛県新居浜市 |
| 補助上限額 | 最大100万円 |
| 補助率 | 補助対象経費の10分の1以内 |
| 申請受付期間 | 2025年10月19日頃 ～ 2026年2月27日 まで（予定） |
| 対象者 | 新居浜市内に事業所を有する中小企業者 |
ここがポイント！補助金を活用する3つのメリット
メリット①：初期投資の負担を大幅に軽減
最新のロボットや3Dプリンタなどの高額な設備導入にかかる費用の一部が補助されるため、資金繰りの負担を減らし、積極的な設備投資を後押しします。
メリット②：生産性向上で競争力を強化
業務の自動化や効率化を実現することで、生産性が飛躍的に向上します。これにより、製品・サービスの品質向上や納期短縮につながり、企業の競争力強化を実現できます。
メリット③：幅広い設備・システムが対象
製造業のロボットだけでなく、3Dプリンタや業務管理ソフトウェアなど、幅広い業種で活用できる設備が対象となる可能性があります。自社の課題に合わせた最適な投資が可能です。
補助対象者（申請できる方）
本補助金の対象となるのは、以下の要件をすべて満たす中小企業者です。
- 新居浜市内に主たる事業所を有していること。
- 市税を滞納していないこと。
- その他、市の公募要領に定める要件を満たすこと。
補助対象となる経費
補助の対象となるのは、生産性の向上に直接つながる設備の導入費用です。
対象経費の例
- 産業用ロボット、協働ロボット
- 3Dプリンタ、3Dスキャナ
- AI搭載の検査装置、IoT関連機器
- 生産管理や在庫管理等の業務効率化ソフトウェア
- その他、市長が特に認める機械装置
対象外経費の例
- パソコン、タブレット等の汎用性が高いもの
- 中古品、消耗品費、通信費
- 不動産の購入費、車両の購入費
簡単4ステップ！申請から補助金交付までの流れ
- Step 1: 公募要領の確認と申請書類の準備
市の公式サイトで最新の公募要領を確認し、事業計画書や見積書などの必要書類を準備します。 - Step 2: 申請書類の提出
受付期間内に、指定された方法（郵送または持参）で申請書類を提出します。 - Step 3: 審査・交付決定
市による審査が行われ、採択されると交付決定通知書が届きます。この通知を受け取る前に契約・発注した設備は対象外です。 - Step 4: 事業実施・実績報告と補助金交付
計画通りに設備を導入し、事業完了後に実績報告書を提出します。内容が確認された後、補助金が交付されます。
申請前に必ず確認！注意点
重要：交付決定前の発注は対象外！
必ず市の「交付決定通知」を受け取ってから、設備の契約や発注を行ってください。通知前のものは補助対象となりませんので、くれぐれもご注意ください。
また、予算の上限に達し次第、期間内でも公募が終了する場合がありますので、早めの準備・申請をおすすめします。
まとめ
新居浜市の「生産性向上機器導入補助金」は、市内中小企業のDX（デジタルトランスフォーメーション）を力強く支援する制度です。最新設備導入による業務効率化は、人手不足の解消や新たな事業展開にも繋がります。この絶好の機会を逃さず、ぜひ補助金の活用をご検討ください。
公式情報・お問い合わせ先
対象者・対象事業
新居浜市内に主たる事業所を有する中小企業者で、市税の滞納がない者など、所定の要件を満たす事業者。
お問い合わせ先
新居浜市 産業振興課（※詳細は公式サイトをご確認ください）