北海道上士幌町で未来の住まいを!最大150万円の脱炭素住宅助成金
北海道上士幌町では、環境に優しく高性能な「上士幌型脱炭素住宅」を建設・取得する方へ、最大150万円を助成する先進的な取り組みを実施しています。この制度は、町の脱炭素社会実現に向けた大きなプロジェクトの一環であり、快適な暮らしと環境貢献を両立したい方に絶好のチャンスです。この記事では、制度の概要から申請方法まで、専門家が分かりやすく解説します。
この助成金の3つのポイント
- ✅高額支援: 1戸あたり一律150万円の助成金が受け取れます。
- ✅併用可能: 「子育て住宅助成」や「太陽光発電補助金」など、他の制度との組み合わせでさらに手厚い支援が期待できます。
- ✅移住者も歓迎: 上士幌町への定住を目的としていれば、町外からの転入者も対象となります。
助成金制度の概要
まずは、助成金の基本情報を表で確認しましょう。
項目 | 内容 |
---|---|
助成金額 | 1戸につき 150万円 |
実施期間 | 令和5年4月1日 ~ 令和8年3月31日 (3年間) |
申請期限 | 工事着手前の交付申請が必須(例年11月15日頃が締切) ※詳細は必ず役場にご確認ください。 |
対象者 | 上士幌町に定住目的で「上士幌型脱炭素住宅」を取得する個人 |
対象住宅 | 町の独自基準を満たす新築住宅(建売も可) |
実施主体 | 北海道上士幌町 |
対象となる条件の詳細
助成金を受け取るためには、「人」と「住宅」の両方で条件を満たす必要があります。ご自身が対象になるか、以下のチェックリストで確認してみましょう。
対象者チェックリスト
- 上士幌町への定住を目的に住宅を取得する方
- 完了報告時点で、住宅の所有権を持っている方
- 完了報告時点で、世帯全員の住民票をその住宅に移している方(町外からの転入もOK)
- 過去にこの助成金を受けていない方
- 町税などを滞納していない方
- 国の他の補助金と重複して受けていない方
- 世帯全員が暴力団等に所属していない方
- 助成金交付後、3年間はその住宅を所有する方
対象住宅チェックリスト
- 「上士幌型脱炭素住宅認定基準」に適合すること
- 居住部分の延べ面積が57.4㎡以上であること
- 建築基準法などの法令に適合していること
- 専用の風呂、便所、台所、居室があること
- 建売住宅の場合は、新築後1年以内であること
- 賃貸目的の住宅ではないこと
💡 「上士幌型脱炭素住宅」とは?
これは、上士幌町が独自に定めた住宅性能基準です。高い断熱性能や省エネルギー性能を持ち、さらに再生可能エネルギー設備を導入した住宅を指します。具体的にはZEH(ゼッチ)基準などがベースとなっており、詳細は町の公式資料で確認が必要です。建築を依頼する工務店やハウスメーカーによく相談しましょう。
【重要】申請手続きの流れ
申請は工事に着手する前に行う必要があります。スケジュールをしっかり確認し、早めに準備を始めましょう。
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1
事業計画承認申請
設計が完了した段階で、「事業計画承認申請書」を役場に提出します。
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2
助成金交付申請
【工事着手前】に「助成金交付申請書」を役場に提出します。(締切:例年11月15日)
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3
工事着手・完了
町の承認後、工事を開始します。
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4
完了実績報告
工事が完了したら、「完了実績報告書」を役場に提出します。(締切:例年3月15日)
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5
助成金交付
審査後、指定の口座に助成金が振り込まれます。
さらにお得に!組み合わせ可能な助成金
上士幌町の魅力は、複数の助成金を組み合わせられる点にあります。条件が合えば、総額で数百万円の支援を受けることも夢ではありません。
子育て住宅建設助成事業
中学生以下の子どもがいる世帯が対象。子ども1人あたり最大100万円が加算されます。
太陽光発電等再エネ設備導入補助金
太陽光パネルや蓄電池の設置費用の一部を補助。脱炭素住宅との相性は抜群です。
定住住宅建設等促進奨励事業
町外からの転入者や若者世帯などを対象とした奨励金制度です。
まとめと問い合わせ先
上士幌町の「脱炭素住宅建設助成事業」は、環境性能の高い住宅をお得に手に入れる大きなチャンスです。特に子育て世帯や移住を検討している方にとっては、非常に魅力的な制度と言えるでしょう。申請には専門的な書類や手続きが必要となるため、計画段階で早めに町の担当窓口や建築業者に相談することが成功の鍵です。
詳細の確認・お問い合わせはこちら
上士幌町役場 建設課 建築担当
電話番号: 01564-2-4297 (平日8:30~17:15)
メール: kensetsuka@town.kamishihoro.hokkaido.jp