東京圏から徳島県藍住町へ移住を検討中の方に朗報です!就業やテレワーク、起業などを条件に、単身で60万円、世帯で100万円が支給される「わくわく移住支援金」制度があります。さらに、18歳未満のお子さんがいる世帯にはお子さん1人につき100万円が加算され、子育て世帯を手厚くサポート。この記事では、制度の概要から詳しい要件、申請方法までをプロが徹底解説します。
藍住町わくわく移住支援金の概要
「藍住町わくわく移住支援金」は、東京圏からの移住・定住を促進し、地域の中小企業の人手不足解消を目的とした制度です。徳島県と藍住町が共同で、移住者の新生活を経済的に支援します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 支援金額 | 単身:60万円 世帯:100万円 ※18歳未満の世帯員1人につき100万円を加算 |
| 対象者 | 東京23区に在住または東京圏から通勤していた方で、藍住町に移住し、就業・テレワーク・起業などの要件を満たす方 |
| 申請期間 | 転入後1年以内、かつ毎年2月末日まで |
| 実施主体 | 徳島県・藍住町 |
| 問い合わせ先 | 藍住町役場 企画政策課 TEL: 088-637-3124 |
この制度の最大の魅力は?
なんといっても子育て世帯への手厚い加算です。例えば、夫婦と子ども2人(18歳未満)の4人家族で移住した場合、基本額100万円に加えて子ども2人分の200万円が加算され、合計300万円の支援が受けられます。これは全国的に見ても非常に手厚い支援です。
対象者の詳しい要件
支援金を受け取るには、「1. 移住元に関する要件」を満たした上で、「2. 移住後の要件」のいずれかに該当する必要があります。
1. 移住元に関する要件(共通)
- 住民票を移す直前の10年間のうち、通算5年以上、東京23区内に在住、または東京圏(条件不利地域を除く)に在住し東京23区内へ通勤していたこと。
- 住民票を移す直前に、連続して1年以上、東京23区内に在住または東京圏から23区内へ通勤していたこと。
- 平成31年4月26日以降に藍住町へ転入したこと。
- 申請時に転入後1年以内であること。
- 申請日から5年以上、藍住町に継続して居住する意思があること。
- その他、反社会的勢力でないことなどの要件を満たすこと。
2. 移住後の要件(以下のいずれかを満たす)
A. 就業に関する要件
徳島県が運営するマッチングサイト「ジョブナビとくしま」に掲載されている移住支援金対象法人の求人に応募し、新規に就業すること。週20時間以上の無期雇用契約などが条件です。
B. テレワークに関する要件
自己の意思で移住し、移住元での業務をテレワークで継続すること。所属先企業等から移住に関する資金提供を受けていないことなどが条件です。
C. 関係人口に関する要件
藍住町へのふるさと納税を年間1万円以上かつ2年以上行ったことがある方で、町内で特定の分野(農林水産業、保育、福祉、建設業など)に新規で就業することなどが条件です。
D. 起業に関する要件
移住支援金の申請日から1年以内に、徳島県が実施する「徳島わくわく創業支援補助金」の交付決定を受けていること。
申請方法と必要書類
申請は、藍住町に転入し、上記の要件を満たしてから行うことができます。事前相談も可能ですので、不明な点は早めに問い合わせましょう。
申請の流れ
- 事前相談(任意): 藍住町役場 企画政策課に相談し、対象になるか確認します。
- 転入・就業等: 藍住町へ転入し、就業・テレワーク・起業などの要件を満たします。
- 書類準備: 下記の必要書類を準備します。様式は藍住町の公式サイトからダウンロードできます。
- 申請: 毎年2月末日までに、企画政策課へ申請書と添付書類を提出します。
- 審査・交付決定: 審査後、交付が決定されると支援金が振り込まれます。
主な必要書類
- 補助金交付申請書
- 写真付き身分証明書の写し
- 移住元の住民票の除票の写し
- 移住先の住民票の写し
- 振込先口座が確認できるものの写し
- 就業証明書や創業支援補助金の交付決定通知書の写しなど、要件に応じた書類
※世帯申請の場合や通勤者の場合など、状況によって追加の書類が必要です。詳細は必ず公式サイトでご確認ください。
重要:支援金の返還について
以下のケースに該当する場合、支援金の返還義務が生じますのでご注意ください。
・虚偽の申請をした場合:全額返還
・申請日から3年未満で藍住町から転出した場合:全額返還
・申請日から1年以内に支援金の要件を満たす職を退職した場合:全額返還
・申請日から3年以上5年以内に転出した場合:半額返還
まとめ:藍住町で新しい生活を始めよう!
藍住町は、徳島市内や空港へのアクセスが良く、大型ショッピングモールもあって生活利便性が高い一方、豊かな自然にも恵まれた「ちょうどいい」町です。子育て支援も充実しており、若い世代に人気のエリアとなっています。
この手厚い「わくわく移住支援金」を活用して、魅力あふれる藍住町での新生活をスタートさせてみませんか?まずは公式サイトで詳細を確認し、お気軽に町の担当窓口へ相談してみてください。
対象者・対象事業
東京23区に在住または東京圏(条件不利地域を除く)から東京23区に通勤していた方で、藍住町に移住し、特定の条件(就業、テレワーク、関係人口、起業)を満たす方。
必要書類(詳細)
補助金交付申請書, 写真付き身分証明書又はその写し, 移住元の住民票の除票の写し, 移住先の住民票の写し, 移住支援金振込先が確認できるものの写し, 在留資格を証明するもの(外国人の場合), 就業証明書(就業・テレワーク・関係人口の場合), 徳島県創業支援補助金の交付決定通知書の写し(起業の場合), 移住元での在勤地・在勤期間・雇用保険の被保険者であったことを確認できる書類(東京23区内への通勤者の場合)など、要件に応じて必要。
対象経費(詳細)
引っ越し費用など、移住に伴う経費に利用可能。