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【比布町】先進医療不妊治療費助成金|最大3万5千円!対象者・申請方法を解説

詳細情報

北海道比布町で不妊治療、特に先進医療を検討されているご夫婦に朗報です。比布町では、保険適用の生殖補助医療と併用して行われる先進医療にかかる費用の一部を助成する「先進医療不妊治療費助成事業」を実施しています。この制度は、不妊に悩むご夫婦の経済的な負担を軽減し、安心して治療に専念できる環境を整えることを目的としています。この記事では、比布町の先進医療不妊治療費助成事業について、対象となる方の条件、助成金額、申請方法から必要書類まで、どこよりも詳しく、そして分かりやすく解説します。ご自身が対象になるかを確認し、この手厚い支援をぜひご活用ください。

この助成金のポイント

  • 先進医療の自己負担額の7割を助成!
  • 1回の治療につき最大3万5千円までサポート!
  • 事実婚のご夫婦も対象!
  • 治療開始時の妻の年齢に応じて複数回の助成が可能!
  • 申請手続きは町の保健センターで完結!

比布町先進医療不妊治療費助成事業とは?

この事業は、体外受精や顕微授精といった保険適用の生殖補助医療と組み合わせて行われる「先進医療」に焦点を当てた助成制度です。2022年4月から不妊治療の多くが保険適用となりましたが、より妊娠の可能性を高めるための先進医療は自己負担となります。比布町は、この自己負担分を支援することで、子どもを望む夫婦が経済的な理由で治療を諦めることがないようサポートしています。

制度の概要

まずは制度の全体像を把握しましょう。主な項目を表にまとめました。

項目 内容
正式名称 比布町先進医療不妊治療費助成事業
実施組織 北海道比布町(担当:保健福祉課 健康推進室 保健センター)
目的 不妊に悩む夫婦の経済的負担を軽減し、安心して治療を受けられるよう支援する。
助成額 先進医療にかかる自己負担額の10分の7(上限3万5千円)
対象者 比布町に住民票があり、特定の条件を満たす不妊治療中の夫婦(事実婚含む)
申請期限 治療が終了した日の属する年度内(3月31日まで)

助成金額と助成回数について

この助成制度で最も気になるのが、具体的に「いくら」「何回」助成を受けられるのかという点です。ここでは、助成額の計算方法と、年齢に応じた助成回数の上限について詳しく見ていきましょう。

助成額はいくら?(計算例付き)

助成額は、先進医療にかかった自己負担額の10分の7で、上限は3万5千円です。一連の治療(治療計画から妊娠確認まで)につき1回の助成となります。

【計算例1】先進医療の自己負担額が40,000円だった場合
40,000円 × 7/10 = 28,000円
助成額は28,000円となります。

【計算例2】先進医療の自己負担額が60,000円だった場合
60,000円 × 7/10 = 42,000円
上限額の35,000円を超えるため → 助成額は35,000円となります。

助成回数と年齢制限

助成を受けられる回数は、治療を開始した時点での妻の年齢によって異なります。子ども1人につき、以下の回数が上限となります。

治療開始時の妻の年齢 助成上限回数(1子ごと)
39歳以下 6回まで
40歳以上42歳以下 3回まで
43歳以上 助成対象外

【重要】年齢の考え方
・「治療開始日」は、生殖補助医療の治療期間の初日を指します。
・第2子以降の助成を申請する場合も、その治療を開始した時点での妻の年齢で判断されます。
・40歳や43歳の誕生日を迎える前に治療を開始すれば、その治療は助成対象となります。

助成の対象となる方(対象要件)

この助成金を受けるためには、医師の診断に加えて、以下の5つの条件をすべて満たす必要があります。ご自身が該当するか、一つずつ確認していきましょう。

  • 条件1:体外受精や顕微授精などの生殖補助医療以外の治療法では妊娠の見込みがない、または極めて少ないと医師に診断されていること。
  • 条件2:保険適用による生殖補助医療と併用可能な先進医療(厚生労働大臣が定める不妊治療の技術)を受けていること。
  • 条件3:令和6年4月1日以降に、保険適用による生殖補助医療と併用可能な先進医療を開始したこと。
  • 条件4:生殖補助医療の治療期間の初日における妻の年齢が43歳未満であること。
  • 条件5:申請日に夫婦またはどちらかの住民票が比布町にあり、婚姻関係(事実婚も含む)にあること。

対象となる先進医療と対象外の費用

助成の対象となるのは、厚生労働大臣が認めた特定の先進医療技術です。どのような治療が対象になるのか、また対象外の費用についても確認しておきましょう。

対象となる先進医療の具体例

対象となるのは、先進医療実施機関として厚生労働大臣に届出または承認されている医療機関で行われる以下の医療です。

  • PICSI(ピクシー:生理学的精子選択術)
  • IMSI(イムジー:強拡大顕微鏡による形態良好精子選択術)
  • タイムラプス撮像法による受精卵動態観察
  • 子宮内フローラ検査
  • EMMA/ALICE(子宮内膜マイクロバイオーム・感染性慢性子宮内膜炎検査)
  • ER Peak(子宮内膜受容能検査)
  • SEET法(子宮内膜刺激胚移植法)
  • 二段階胚移植法
  • ERA検査(子宮内膜着床能検査)
  • マイクロ流体技術を用いた精子選別
  • 子宮内膜スクラッチ

※上記は一例です。ご自身が受ける治療が対象になるか不明な場合は、医療機関または比布町保健センターにご確認ください。

対象にならない費用

以下の費用は助成の対象外となりますのでご注意ください。

  • 入院時の室料や食事代
  • 文書料
  • 治療に直接関係のない費用
  • 保険適用となる費用

申請方法と必要書類【完全ガイド】

助成を受けるための申請手続きは、比布町保健センターの窓口で行います。ここでは、申請の流れと必要書類について詳しく解説します。

申請の5ステップ

  1. 書類の準備:必要な申請書類を比布町保健センターの窓口で受け取るか、町のウェブサイトからダウンロードします。
  2. 医療機関での証明:治療を受けた医療機関に「受診証明書」の記入を依頼します。
  3. 申請書の記入:「申請書」に必要事項を記入します。事実婚の場合は「申立書」も準備します。
  4. 添付書類の用意:領収書や通帳のコピーなど、その他の必要書類を揃えます。
  5. 窓口へ提出:すべての書類を揃えて、比布町保健センターの窓口に提出します。

必要書類一覧

申請には以下の書類が必要です。漏れがないように準備しましょう。

書類名 入手場所・備考
(1) 申請書(様式第1号) 保健センター窓口または町ウェブサイトからダウンロード。
(2) 受診証明書(様式第2号) 治療を受けた医療機関に記入を依頼。
(3) 領収証及び診療明細書 原本が必要です。受診証明書に記載された治療期間内のもの。
(4) 事実婚関係に関する申立書(様式第3号) 事実婚の場合のみ提出。
(5) 振込先口座の通帳の写し 金融機関名、支店名、口座番号、口座名義人がわかるページ。
(6) 戸籍謄本 夫婦のいずれかが町外に住民登録をしている場合に必要(発行3ヶ月以内)。

申請期限と注意点

申請は、治療が終了した日の属する年度内(3月31日まで)に行ってください。
例えば、令和6年10月に治療が終了した場合、申請期限は令和7年3月31日です。
書類の準備などで年度内の申請が難しい場合は、必ず期限前に保健センターへ連絡してください。

よくある質問(FAQ)

Q1. 事実婚でも対象になりますか?

はい、対象となります。ただし、申請時に「事実婚関係に関する申立書(様式第3号)」の提出が必要です。お二人の関係性を証明するための書類となります。

Q2. 治療を途中でやめた場合も対象ですか?

はい、医師の判断などに基づいて治療計画を中止した場合でも、そこまでにかかった先進医療費は助成の対象となります。

Q3. 町外の病院で治療を受けても対象ですか?

はい、対象です。ただし、治療を受ける医療機関が、先進医療の実施機関として厚生労働大臣へ届出または承認されている必要があります。北海道内の実施医療機関については、比布町のウェブサイトに一覧が掲載されていますので、ご確認ください。

Q4. 助成金はいつ頃振り込まれますか?

申請書類に不備がなく、審査が完了した後、指定された口座に振り込まれます。通常、申請から1〜2ヶ月程度が目安となりますが、申請が集中する時期などは前後する可能性があります。

Q5. 夫(または妻)だけ比布町に住んでいても対象ですか?

はい、対象です。申請日時点で、ご夫婦のどちらか一方の住民票が比布町にあれば対象となります。その場合、お二人の婚姻関係を証明するために戸籍謄本の提出が必要になります。

まとめ:比布町の手厚い支援を活用して、経済的負担を軽減しよう

今回は、北海道比布町の「先進医療不妊治療費助成事業」について詳しく解説しました。不妊治療、特に先進医療は高額になりがちですが、この制度を活用することで経済的な負担を大きく軽減できます。比布町ではこのほかにも、「初回産科受診料支援事業」や「子育て応援商品券給付事業」など、妊娠から出産、子育てまで切れ目のない支援策を多数用意しています。制度について不明な点や、申請手続きで分からないことがあれば、一人で悩まずに、まずは担当窓口である保健センターへ気軽に相談してみてください。

お問い合わせ・担当窓口

保健福祉課 健康推進室 保健センター
電話:0166-85-2555
ファックス:0166-85-3613
メール:ichigo@town.pippu.hokkaido.jp
公式サイト:比布町先進医療不妊治療費助成事業について

補助金詳細

補助金額 最大 4万円
主催 北海道比布町
申請締切 2025年3月31日 (終了)
申請難易度
(一般的)
採択率 95.0%
閲覧数 1 回

対象者・対象事業

体外受精や顕微授精以外の治療法では妊娠の見込みがないと医師に診断され、(1)保険適用の生殖補助医療と併用可能な先進医療を受けた (2)令和6年4月1日以降に治療を開始した (3)治療開始時の妻の年齢が43歳未満 (4)申請日に夫婦のどちらかが比布町に住民票がある (5)婚姻(事実婚含む)している、以上のすべてに該当する夫婦。

■ 申請の流れ

1

必要書類の準備

事業計画書、見積書などを用意します。

2

申請書類の提出

オンラインまたは郵送で提出します。

3

審査

通常1〜2ヶ月程度かかります。

4

採択・交付決定

結果通知と交付手続きを行います。

■ よくある質問

体外受精や顕微授精以外の治療法では妊娠の見込みがないと医師に診断され、(1)保険適用の生殖補助医療と併用可能な先進医療を受けた (2)令和6年4月1日以降に治療を開始した (3)治療開始時の妻の年齢が43歳未満 (4)申請日に夫婦のどちらかが比布町に住民票がある (5)婚姻(事実婚含む)している、以上のすべてに該当する夫婦。

通常、申請から採択決定まで1〜2ヶ月程度かかります。ただし、補助金の種類や申請時期によって異なる場合がありますので、詳しくは担当窓口にお問い合わせください。
多くの場合、次回の募集期間で再申請が可能です。不採択の理由を確認し、改善した上で再度申請することをお勧めします。詳しくは担当窓口にお問い合わせください。

お問い合わせ

保健福祉課 健康推進室 保健センター
電話:0166-85-2555
ファックス:0166-85-3613
メール:ichigo@town.pippu.hokkaido.jp

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