令和7年度 焼津市スタートアップ企業拠点開設支援事業費補助金とは？

静岡県焼津市で新たに事業を始めるスタートアップ企業や創業予定者を力強く支援する「令和7年度 焼津市スタートアップ企業拠点開設支援事業費補助金」が公募されています。この制度は、市内に新たな事業拠点を開設する際の初期費用を補助し、革新的なビジネスの創出と地域経済の活性化を目指すものです。

補助金の概要（早見表）

補助対象となる事業者

この補助金は、以下の要件をすべて満たす事業者が対象となります。

補助対象となる経費

補助金の対象となるのは、交付決定日から令和8年3月6日までに発生した、以下の3つの事業に関する経費です。

1. 施設整備事業

スタートアップ拠点となる建物の整備や改修にかかる費用です。

• 内装・外装工事費
• 電気・水道・ガス工事費

2. 通信環境整備事業

インターネット回線の契約に係る回線開設工事などの費用です。

3. 什器・機器導入事業

事業に必要な机、椅子、パソコンなどの導入費用です。

• 机、椅子、棚などのオフィス什器
• パソコン、プリンタ、コピー機などのOA機器

申請手続きの流れ

1. ステップ1：事前相談

   まずは商工観光課の担当者へ事業内容について相談します。計画している事業が補助金の対象になるか確認しましょう。

2. ステップ2：交付申請

   必要書類を揃えて、申請期間内に提出します。

3. ステップ3：審査・交付決定

   市による書類審査が行われ、補助金の交付が決定されます。この決定通知を受け取ってから事業を開始できます。

4. ステップ4：実績報告

   事業が完了したら、実績報告書や経費の支払いを証明する書類などを提出します。

5. ステップ5：審査・交付確定

   書類審査と現地確認が行われ、補助金の額が最終的に確定します。

6. ステップ6：補助金請求・受領

   確定した金額を市に請求し、後日、指定の口座に補助金が振り込まれます。

申請に必要な書類一覧

申請には以下の書類が必要です。様式は焼津市の公式ホームページからダウンロードできます。

• 交付申請書（第1号様式）
• 事業計画書（第2号様式）
• 市税納付・納入確認同意書（第3号様式）
• 誓約書（第4号様式）
• 収支予算書（任意書式）
• 施設の平面図
• 見積書又はその写し
• 登記事項証明書（法人の場合）／開業届出書の写し等（個人事業主の場合）
• 施工承諾書等（賃借物件の場合）
• 従業員名簿
• その他市長が必要と認める書類

まとめ：焼津市でスタートアップするなら活用必須の補助金！

「焼津市スタートアップ企業拠点開設支援事業費補助金」は、初期投資の負担を大幅に軽減できる、非常に魅力的な制度です。特に、創業前の段階から相談・申請が可能な点は大きなメリットと言えるでしょう。予算には限りがあるため、焼津市での起業を考えている方は、早めに準備を進め、まずは市の担当窓口へ相談することをおすすめします。

市内で起業・創業を目指す者、または創業5年以内のスタートアップ企業。新たに開設する拠点に常勤従業員または役員を2名以上配置することが条件。市税の滞納がないことなど、諸条件を満たす法人及び個人事業主が対象。