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【福島県】特許出願費用を最大115万円補助!令和7年度 特許等調査・出願経費助成事業を徹底解説 | 助成金・補助金インサイト
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【福島県】特許出願費用を最大115万円補助!令和7年度 特許等調査・出願経費助成事業を徹底解説

最大助成額
115万円
申請締切
2025/10/10 (終了)
採択率
30.0%
実施機関
公益財...

詳細情報

福島県内の中小企業の皆様、朗報です!自社の革新的な技術やブランドを知的財産として保護し、事業成長を加速させるための強力な支援策が登場しました。それが「令和7年度 特許等調査・出願経費助成事業」です。この制度を活用すれば、特許や商標などの調査・出願にかかる経費が最大115万円まで補助されます。本記事では、この魅力的な助成金の詳細から申請方法まで、プロが分かりやすく徹底解説します。

助成金の概要

まずは、本助成金の全体像を把握しましょう。重要なポイントを以下の表にまとめました。

制度名 令和7年度 特許等調査・出願経費助成事業(国内出願・先行技術調査助成)<第1回>
実施機関 公益財団法人福島県産業振興センター
対象地域 福島県
補助上限額 最大115万円
補助率 1/2以内
募集期間 2025年9月8日 ~ 2025年10月10日

この助成金の重要ポイント

  • 知的財産の保護強化: 特許、実用新案、意匠、商標の権利化を支援し、企業の技術やブランドを守ります。
  • 幅広い経費が対象: 先行技術調査から出願まで、専門家(弁理士等)への報酬や特許庁費用など、幅広い経費がカバーされます。
  • 県内本社は優遇: 福島県内に本社がある企業は、複数出願で最大100万円(出願経費分)まで補助が拡大されます。

誰が対象?(助成対象者)

本助成金は、以下の要件を満たす中小企業者が対象となります。

  • 福島県内に本社、研究開発拠点、生産拠点等が所在する中小企業者またはそのグループ。
  • 日本国特許庁へ産業財産権(特許、実用新案、意匠、商標)の国内出願を行う、もしくは先行技術調査を行う事業者。
  • 申請対象となる出願の発明者(考案者、創作者)が、申請企業に所属していること。
  • いわゆる「みなし大企業」ではないこと。

何に使える?(補助対象経費)

補助の対象となる経費は、大きく分けて「調査に係る経費」と「出願に係る経費」の2種類です。

1. 調査に係る経費

特許等の出願や研究開発に資するための先行技術調査に係る費用です。弁理士や特許事務所による詳細な調査が推奨されています。

  • 弁理士等への報酬(先行技術調査に係る経費及び源泉徴収税)

2. 出願に係る経費

特許・実用新案・意匠・商標の出願手続きに必要な費用です。

  • 弁理士等への報酬(書類作成・検討手数料、審査請求軽減申請手数料など)
  • 特許庁費用(出願料、審査請求料)
  • その他の経費(電子化手数料など)

💡 ポイント

原則として「調査」と「出願」の同時申請、または「調査」のみの申請となります。ただし、既にご自身で質の高い先行技術調査を実施済みの場合は、その結果を提出することで「出願」のみの申請も可能です。

いくらもらえる?(補助額と補助率)

補助率は対象経費の1/2以内です。上限額は経費区分と本社の所在地によって異なります。

経費区分 補助上限額 備考
① 調査に係る経費 15万円 1企業あたり
② 出願に係る経費 25万円 1出願あたり
【特例】福島県内に本社がある企業の場合
② 出願に係る経費 総額 100万円 1つの発明に関連する複数出願が対象

※つまり、県内本社企業は調査経費(15万円)と出願経費(100万円)を合わせて最大115万円の補助が可能です。

申請手続きの流れ

申請から助成金交付までの大まかな流れは以下の通りです。計画的に準備を進めましょう。

  1. 1
    交付申請
    募集期間内(2025年10月10日まで)に必要書類を提出します。
  2. 2
    審査・交付決定
    選定委員会による審査後、交付可否が通知されます。
  3. 3
    事業実施
    交付決定後、2026年2月末日までに調査や出願を完了させます。
  4. 4
    実績報告
    事業完了後、20日以内または3月10日のいずれか早い日までに結果を報告します。
  5. 5
    助成金の請求・交付
    報告書の内容が精査され、金額が確定した後、請求書を提出し助成金が支払われます。

申請時の注意点

必ずご確認ください

  • 重複申請の禁止: 福島県産業振興センターが行う他の補助制度や、他の公的機関の補助制度と助成範囲が重複してはなりません。
  • 消費税の扱い: 助成対象経費に含まれる消費税及び地方消費税は、仕入控除税額を減額して申請する必要があります。
  • 事業期間: 助成対象となる事業期間は当該年度の4月1日から翌年2月末日までです。期間内に完了する事業が対象です。

まとめ

「特許等調査・出願経費助成事業」は、福島県内の中小企業が知的財産戦略を推進する上で非常に価値のある制度です。自社の技術やアイデアを権利化し、競争優位性を確立するために、ぜひこの機会をご活用ください。募集期間は限られていますので、早めの準備をおすすめします。

お問い合わせ先・公式情報

公益財団法人福島県産業振興センター 技術支援部 技術総務課

〒963-0215 郡山市待池台1-12(福島県ハイテクプラザ内)

電話: 024-959-1929
FAX: 024-959-1889
E-mail: f-tech@f-open.or.jp

公式サイトで詳細を確認する

助成金詳細

実施機関 公益財団法人福島県産業振興センター 技術支援部
最大助成額 115万円
申請締切 2025/10/10 (終了)
採択率 30.0%
難易度
閲覧数 10

対象者・対象事業

福島県内に本社、研究開発拠点、生産拠点等が所在する中小企業者またはそのグループ。日本国特許庁へ産業財産権(特許、実用新案、意匠、商標)の国内出願を行う、もしくは先行技術調査を行う事業者。いわゆる「みなし大企業」は対象外。

お問い合わせ

公益財団法人福島県産業振興センター技術支援部 技術総務課
電話: 024-959-1929
FAX: 024-959-1889
E-mail: f-tech@f-open.or.jp