【石川県能美市】誕生20周年記念!町会・町内会向け「ふるさと愛醸成補助金」を徹底解説
石川県能美市では、市誕生20周年を記念し、地域の絆を深め、さらなる「ふるさと愛」を育むことを目的とした「能美市誕生20周年記念ふるさと愛醸成補助金」を実施します。この補助金は、市内の町会・町内会が行う地域活性化の取り組みや、令和6年能登半島地震からの復旧・復興活動を力強くサポートするものです。
この記事では、「ふるさと愛醸成補助金」の目的、対象者、補助額、申請方法などを、誰にでも分かりやすく詳しく解説します。地域のイベント開催や備品購入を検討している町会・町内会の役員の皆様は、ぜひ最後までご覧ください。
補助金のポイント早わかり
- ✔対象者:能美市内の町会・町内会
- ✔補助額:対象経費の全額(上限あり)
- ✔主な用途:地域のイベント、備品購入、能登半島地震からの復旧・復興など
- ✔事業期間:令和7年4月1日~令和8年3月31日
補助金の概要
まずは、本補助金の基本的な情報を表で確認しましょう。
| 補助金名 | 能美市誕生20周年記念ふるさと愛醸成補助金 |
|---|---|
| 実施機関 | 石川県能美市(総務部 総務課) |
| 目的 | 能美市誕生20周年を記念し、更なるふるさと愛の醸成を図るため |
| 対象者 | 町会又は町内会の代表者 |
| 対象事業期間 | 令和7年4月1日から令和8年3月31日までの間に実施する事業 |
どのような事業が対象になる?
この補助金は、地域コミュニティの活性化に繋がる幅広い事業を対象としています。具体的には、以下の2つのいずれかに該当する事業が対象となります。
- 町会又は町内会が町民向けに実施する事業
例:地域のお祭り、清掃活動、防災訓練、文化交流イベントなど - 令和6年能登半島地震からの復旧・復興を図るために実施する事業
例:被災した集会所の修繕、防災備品の補充、住民の交流を促す復興イベントなど
補助の対象となる経費
補助対象となるのは、上記の事業に必要な費用です。具体的には以下のような経費が認められます。
- 備品・設備関連費:町会活動に必要な備品(テント、机、椅子など)や設備(放送設備、防犯カメラなど)の購入、設置、修繕にかかる費用
- イベント関連費:地域イベントの開催に必要な会場費、消耗品費、印刷費、講師謝礼など
- Wi-Fi環境活用費:公民館のWi-Fi環境を活用したデジタル講習会などの取り組みにかかる費用
- 復旧・復興関連費:令和6年能登半島地震からの復旧・復興に直接要する費用
注意!補助の対象とならない経費
一方で、以下のような費用は補助の対象外となりますのでご注意ください。
- ❌ 懇親会費(新年会、忘年会、反省会など)
- ❌ 各種団体への負担金(町会自らの活動を伴わないもの)
- ❌ 寄付金、募金、祝金(入学、成人、敬老会など)
- ❌ 交際費、接待費、慶弔費(香典など)
- ❌ 積立金、予備費、次年度への繰越金
- ❌ 他の補助金の対象となっている経費
- ❌ その他、補助金の目的にそぐわないと判断される費用
補助額はいくら?限度額の計算方法
補助額は、対象経費の全額(100%)です。ただし、1,000円未満の端数は切り捨てとなります。また、町会・町内会の規模に応じて限度額が設定されています。
限度額 = 20万円 + (2万円 × (令和7年4月1日現在の世帯数 ÷ 50))
【計算例】世帯数が100世帯の町内会の場合
20万円 + (2万円 × (100世帯 ÷ 50)) = 20万円 + (2万円 × 2) = 24万円
この場合、最大24万円まで補助金を受け取ることが可能です。交付は1つの町会・町内会につき1回限りです。
申請から交付までの手続きの流れ
補助金を受け取るまでの手続きは、以下の5つのステップで進みます。
- 交付申請:「交付申請書(様式第1号)」に必要な書類を添付し、能美市役所の総務課に提出します。事業を開始する前に必ず申請を完了させてください。
- 交付決定:市で審査が行われ、「交付決定通知(様式第2号)」が届きます。この通知を受けてから補助事業を開始してください。
- 実績報告:事業が終了したら、「実績報告書(様式第5号)」に必要な書類(領収書の写し、写真など)を添付して総務課に提出します。
- 額の確定:実績報告書の内容が審査され、「額の確定通知(様式第6号)」が届きます。
- 請求・交付:確定通知を受け取ったら、「請求書(様式第7号)」を提出します。後日、指定した町会・町内会の口座に補助金が振り込まれます。
申請に必要な様式は、能美市の公式ウェブサイトからダウンロードできます。
まとめ:地域の力を結集し、能美市の未来を創ろう
「能美市誕生20周年記念ふるさと愛醸成補助金」は、地域の自主的な活動を金銭面から支援し、コミュニティの活性化を促進するための重要な制度です。お祭りやイベントの開催、必要な備品の整備、そして能登半島地震からの復興活動など、この補助金を活用して、より住みやすく、魅力的な地域づくりを進めていきましょう。
申請手続きや対象経費について不明な点があれば、能美市役所の総務課へお気軽にお問い合わせください。この機会を最大限に活用し、地域住民の笑顔があふれる事業を実現しましょう。
参考:能美市で活用できるその他の補助金制度
能美市では、市民や事業者の活動を支援するため、他にも様々な補助金制度を用意しています。以下に一例をご紹介します。
- 定住促進補助金制度:市内で新しく住宅を取得した45歳未満の方を対象とした補助金。
- 高齢者安全運転装置設置促進補助金:65歳以上の高齢者が安全運転装置を後付けする際の費用を補助。
- ごみ集積場設置補助金:町会・町内会がごみ集積場を設置する際の費用を補助。
- 空き家等解体補助事業:空き家の解体費用の一部を補助し、住環境の保全と住宅地の流動化を促進。
これらの制度の詳細は、能美市の公式ウェブサイトでご確認いただけます。ご自身の状況に合わせて、活用できる制度がないかぜひチェックしてみてください。
対象者・対象事業
能美市内の町会又は町内会の代表者
必要書類(詳細)
・能美市誕生20周年記念ふるさと愛醸成補助金交付申請書(様式第1号)
・事業計画書
・収支予算書
・その他市長が必要と認める書類
対象経費(詳細)
・町会又は町内会の活動に必要な備品、設備等の購入、設置、修繕等に要する費用
・町会又は町内会のイベントに要する費用
・公民館のWi-Fi環境を活用する取組に要する費用
・令和6年能登半島地震からの復旧・復興に要する費用
対象者・対象事業
能美市内の町会又は町内会の代表者
必要書類(詳細)
・能美市誕生20周年記念ふるさと愛醸成補助金交付申請書(様式第1号)
・事業計画書
・収支予算書
・その他市長が必要と認める書類
対象経費(詳細)
・町会又は町内会の活動に必要な備品、設備等の購入、設置、修繕等に要する費用
・町会又は町内会のイベントに要する費用
・公民館のWi-Fi環境を活用する取組に要する費用
・令和6年能登半島地震からの復旧・復興に要する費用