詳細情報
外国人学校に通うお子さんをお持ちの保護者の皆様、教育費の負担を軽減できる補助金があることをご存知ですか?葛飾区と豊島区では、外国人学校に通う児童・生徒の保護者の方を対象に、授業料の一部を補助する制度を設けています。この記事では、それぞれの補助金の概要から申請方法、対象条件まで詳しく解説します。ぜひ最後までお読みいただき、補助金制度をご活用ください。
葛飾区外国人学校児童・生徒保護者負担軽減補助金
助成金の概要
葛飾区では、区内在住で外国人学校に就学する児童・生徒の保護者に対し、授業料の一部を補助することで、保護者の経済的負担を軽減し、教育機会の均等を図ることを目的としています。
- 正式名称:葛飾区外国人学校児童・生徒保護者負担軽減補助金
- 実施組織:葛飾区
- 目的:外国人学校に通う児童・生徒の保護者の経済的負担を軽減
- 対象者:葛飾区の住民基本台帳に記載されている、外国籍または外国籍と日本国籍の両方をお持ちの児童・生徒を外国人学校に就学させている保護者
助成金額・補助率
補助金額は、児童・生徒の区分に応じて月額で定められています。
| 区分 | 月額補助金額 | 
|---|---|
| 児童(初級) | 10,000円 | 
| 生徒(中級) | 11,000円 | 
ただし、保護者が外国人学校に納入する授業料の月額が上限となります。
対象者・条件
以下のすべての条件を満たす保護者が対象となります。
- 葛飾区の住民基本台帳に記載されていること
- 外国籍または外国籍と日本国籍の両方をお持ちの児童・生徒を外国人学校に就学させていること
- 外国人学校に就学している児童・生徒の授業料を納入していること
- 児童:平成25(2013)年4月2日から平成31(2019)年4月1日生まれ
- 生徒:平成22(2010)年4月2日から平成25(2013)年4月1日生まれ
補助対象経費
補助対象となるのは、外国人学校に納入する授業料です。入学金や教材費などは対象外となります。
申請方法・手順
申請は個人申請となり、申請時期になりましたら、学校または地域振興課窓口で書類を受け取り、個別に申請します。
- 申請時期:前期(9月)、後期(2月)
- 申請場所:学校または地域振興課窓口
- 必要書類:申請時に配布される書類一式
申請期間については、8月下旬と1月下旬頃に葛飾区ホームページでお知らせがあります。
採択のポイント
葛飾区の補助金は、対象要件を満たしているかどうかが重要なポイントです。申請書類に不備がないよう、丁寧に記入しましょう。
豊島区外国人学校児童・生徒保護者補助金
助成金の概要
豊島区では、外国人学校に通学する児童・生徒の保護者の方に、教育費の負担を軽減するために補助金を交付しています。
- 正式名称:豊島区外国人学校児童・生徒保護者補助金
- 実施組織:豊島区
- 目的:外国人学校に通う児童・生徒の保護者の教育費負担を軽減
- 対象者:豊島区の住民基本台帳に記載のある外国人住民で、外国人学校に授業料を納入している保護者
助成金額・補助率
児童・生徒1人につき月額6,000円。ただし、保護者が納入した額を限度とします。
対象者・条件
以下のすべての要件を満たす必要があります(申請する月ごとにすべての要件を満たしていることが必要です)。
- 保護者が豊島区の住民基本台帳に記載のある外国人住民であること。
- 保護者が外国人学校に授業料を納入していること。
- 児童・生徒が日本の義務教育相当の年齢であること。
- 児童・生徒が豊島区の住民基本台帳に記載されていること。
- 児童・生徒が外国人学校へ通学していること。
- 帰化を含めて、両親共に日本国籍の場合は対象外となります。
補助対象経費
補助対象となるのは、外国人学校に納入する授業料です。
申請方法・手順
補助金の申請は4月分から9月分、10月分から3月分の年2回です。10月上旬と1月下旬にお子さんが通学する学校へ申請書(豊島区外国人学校児童・生徒保護者負担軽減補助金交付申請書)とご案内が送られます。学校に申請書のとりまとめを依頼しているので、期限までに提出してください。
採択のポイント
豊島区の補助金も、対象要件を満たしているかどうかが重要です。申請書類は学校を通じて提出するため、学校からの案内に従って手続きを進めましょう。
よくある質問(FAQ)
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Q: 葛飾区の補助金はいつ申請できますか?A: 前期は9月、後期は2月に申請開始となります。具体的な申請期間は、葛飾区ホームページでご確認ください。 
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Q: 豊島区の補助金はどのように申請しますか?A: お子さんが通学する学校へ申請書が送付されますので、学校の案内に従って申請してください。 
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Q: 補助金はいつもらえますか?A: 葛飾区の場合、前期は11月上旬以降、後期は4月上旬以降に交付予定です。豊島区の場合は、申請時期によって異なりますので、学校からの案内にご確認ください。 
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Q: 補助金の対象となる外国人学校とは?A: 学校教育法に基づき認可を受けた各種学校のうち、外国人を対象としている教育を行う学校で、学校教育法で定める義務教育相当年齢の児童・生徒を教育する学校です。 
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Q: 他の自治体で同種の補助金を受けている場合、対象になりますか?A: 豊島区の場合、他の自治体で同種の補助金の交付を受けている場合は対象になりません。葛飾区については要確認です。 
まとめ・行動喚起
葛飾区と豊島区の外国人学校児童・生徒保護者負担軽減補助金について解説しました。これらの補助金は、外国人学校に通うお子さんをお持ちの保護者にとって、教育費の負担を軽減する上で非常に役立つ制度です。対象となる方は、ぜひ申請を検討してみてください。
申請に関する詳細は、各区の公式サイトをご確認ください。
- 葛飾区:https://www.city.katsushika.lg.jp/kosodate/1030198/1002463.html
- 豊島区:https://www.city.toshima.lg.jp/353/kosodate/gakko/yochien/shiritsu/1810151418.html
ご不明な点があれば、各区の担当窓口までお気軽にお問い合わせください。
