薩摩川内市中小企業元気づくり補助金で事業を活性化!

薩摩川内市で事業を営む中小企業の皆様、社員研修や製品宣伝活動、知的財産権の申請、資格取得にかかる費用の一部を補助する「中小企業元気づくり補助金」をご存知ですか?この補助金は、皆様の経営体質強化を支援し、さらなる事業発展を後押しすることを目的としています。上限額まで何度でも申請可能なので、ぜひこの機会にご活用ください!

中小企業元気づくり補助金の概要

この補助金は、薩摩川内市が実施する中小企業向けの支援制度です。社員のスキルアップ、製品のPR、知的財産権の保護、そして従業員の資格取得を促進することで、市内中小企業の競争力強化を目指します。

正式名称

中小企業元気づくり補助金

実施組織

薩摩川内市

目的・背景

薩摩川内市内の事業者の負担を軽減し、経営体質の強化を図ることを目的としています。社員研修、製品宣伝活動、知的財産権申請、資格取得といった、企業の成長に不可欠な活動を支援します。

対象者の詳細

薩摩川内市内で事業を営む中小企業者が対象です。中小企業基本法第2条に規定する事業者であることが条件となります。具体的な要件は後述します。

助成金額・補助率

補助対象となる経費の種類に応じて、補助率と補助上限額が異なります。いずれも1事業者あたり、1年度あたりの限度額です。上限に達するまで何度でも申請できます。

補助対象経費 補助率 補助上限額
社員研修費 補助対象経費の2分の1(100円未満切り捨て) 10万円以内
製品宣伝活動費 補助対象経費の2分の1(100円未満切り捨て) 30万円以内
知的財産権申請費 補助対象経費の2分の1(100円未満切り捨て) 40万円以内
資格取得費 補助対象経費の2分の1(100円未満切り捨て) 10万円以内

計算例:社員研修費が20万円の場合、補助金は10万円となります。製品宣伝活動費が60万円の場合、補助金は30万円となります。

対象者・条件

以下のすべての要件を満たす中小企業者が対象となります。

  • 中小企業基本法第2条に規定する事業者であること
  • 薩摩川内市内において6ヶ月以上継続して生産・開発をおこなっている事業者であること
  • 国・県・市等の補助制度を利用していないこと
  • 市税を滞納していないこと

中小企業基本法第2条に規定する事業者とは:

  • 資本金3億円以下かつ常勤の従業員が300人以下で、製造業、建設業、運輸業、その他の業種(下の2~4を除く)に属する事業を主に営んでいる会社及び個人。
  • 資本金1億円以下かつ常勤従業員数が100人以下で、卸売業に属する事業を主に営んでいる会社及び個人。
  • 資本金5千万円以下かつ常勤従業員数が100人以下で、サービス業に属する事業を主に営んでいる会社及び個人。
  • 資本金5千万円以下かつ常勤従業員数が50人以下で、小売業に属する事業を主に営んでいる会社及び個人。

具体例:

  • 薩摩川内市内で製造業を営む、資本金1億円、従業員数50名の中小企業
  • 薩摩川内市内で小売業を営む、資本金3千万円、従業員数30名の個人事業主

補助対象経費

補助の対象となる経費は以下の通りです。

  • 社員研修費:ポリテクカレッジ川内、ポリテクセンター鹿児島、川内技術開発センター、中小企業大学校人吉校、鹿児島県工業技術センターにおける社員研修に係る経費(旅費・研修負担金)で、中小企業者が負担するもの。経営者が研修に参加した場合も対象です。
  • 製品宣伝活動費:見本市又は展示会出展のブース費用及び機材のレンタル費用、出展に関するパンフレット作成に係る経費で、中小企業者が負担するもの(販売を伴うものは除く)。
  • 知的財産権申請費:特許申請、実用新案登録、意匠登録、商標登録に係る費用で、中小企業者が負担するもの(商標権の更新に係る費用は対象外)。
  • 資格取得費:国家資格取得に要する受験手数料及び登録免許税で、中小企業者が負担するもの。

申請方法・手順

申請は以下の手順で行います。

  1. 事前連絡:補助の対象となっている経費の支出を伴う活動(研修、パンフレット製作、開発研究、特許申請など)をおこなう前に、あらかじめお問い合わせ先まで御連絡ください。
  2. 申請:上記活動の終了後、必要書類を添えて補助金申請を行ってください。

申請期限

費用を支払った日または上記活動が終了した日のいずれか遅い日から3か月以内、または令和8年3月31日のいずれか早い日まで。

特許等の申請の場合は、特許等を取得してから申請してください。

必要書類

必要書類は、申請する経費の種類によって異なります。以下をご確認ください。

  • 共通:補助金交付申請書、市税等の滞納がない証明書(同意書の提出がある場合は不要です。)、補助金交付請求書
  • 社員研修経費の場合:社員研修の内容・研修費がわかる書類の写し、研修修了証書の写し、社員研修費がわかる領収書の写し
  • 製品宣伝活動経費の場合:出展した展示会等の内容・出展料がわかるパンフレット・リーフレット等の写し、活動風景を撮影した写真、製品宣伝活動費がわかる領収書の写し
  • 知的財産権申請経費の場合:知的財産権に係る申請書類の写し、特許等の登録証の写し、知的財産権申請経費がわかる領収書の写し
  • 資格取得費の場合:経費の内訳がわかる書類の写し、経費を支払ったことがわかる書類の写し、資格取得を証明する書類の写し

採択のポイント

採択のポイントは、事業計画の妥当性、費用対効果、そして薩摩川内市の経済活性化への貢献度です。申請書は具体的に、わかりやすく記載することが重要です。

審査基準

  • 事業計画の妥当性
  • 費用対効果
  • 薩摩川内市の経済活性化への貢献度

申請書作成のコツ

  • 具体的な数値目標を記載する
  • 図や表を用いてわかりやすく説明する
  • 自社の強みをアピールする

よくある質問(FAQ)

Q: 補助金はいつ振り込まれますか?

A: 申請書類に不備がなければ、通常1ヶ月程度で振り込まれます。

Q: 申請は何回でもできますか?

A: はい、補助上限額に達するまで何度でも申請できます。

Q: 市外の研修に参加する場合も対象になりますか?

A: はい、ポリテクカレッジ川内、ポリテクセンター鹿児島、川内技術開発センター、中小企業大学校人吉校、鹿児島県工業技術センターにおける研修であれば、市外でも対象となります。

Q: 領収書がない場合はどうすれば良いですか?

A: 領収書の代わりに、支払いを証明できる書類(銀行の振込明細など)をご提出ください。

Q: 申請書類はどこで入手できますか?

A: 薩摩川内市の公式サイトからダウンロードできます。また、経済政策課の窓口でも配布しています。

まとめ・行動喚起

中小企業元気づくり補助金は、薩摩川内市の中小企業が成長するための強力なサポート制度です。社員研修、製品宣伝、知的財産権、資格取得など、様々な分野で活用できます。ぜひこの機会に補助金を活用し、事業の発展を目指しましょう。

申請に関するご質問やご相談は、薩摩川内市役所 経済政策課 経済グループまでお気軽にお問い合わせください。

お問い合わせ先:

薩摩川内市役所(本庁5階) 経済政策課 経済グループ

電話番号:(0996)23-5111(内線:5751~5754)

ファックス番号:(0996)20-5570

詳細はこちら:薩摩川内市公式サイト