詳細情報
外国人材の定着を支援!金沢市中小企業外国人材定着支援事業とは?
金沢市では、市内の中小企業が外国人労働者の日本語研修にかかる費用を助成する「中小企業外国人材定着支援事業」を実施しています。外国人材の日本語能力向上は、企業内コミュニケーションの円滑化、業務効率の向上、そして何より外国人材の定着に繋がります。この助成金を活用して、外国人材がより働きやすい環境を整備し、企業の国際競争力を高めませんか?
助成金の概要
正式名称
中小企業外国人材定着支援事業
実施組織
金沢市
目的・背景
本事業は、金沢市内の中小企業における外国人労働者の日本語能力向上を支援し、職場への定着を促進することを目的としています。外国人材の定着は、企業の労働力不足解消や多様性の促進に繋がり、地域経済の活性化にも貢献します。
対象者の詳細
金沢市内で外国人を雇用する中小企業等が対象となります。中小企業等の定義は、中小企業基本法に準拠します。具体的には、製造業であれば資本金3億円以下または従業員300人以下、卸売業であれば資本金1億円以下または従業員100人以下、小売業・サービス業であれば資本金5000万円以下または従業員50人以下となります。
助成金額・補助率
対象経費の1/2が助成されます。ただし、限度額は15万円です。
計算例:受講料が30万円の日本語研修を受講した場合、助成金額は15万円となります。受講料が20万円の日本語研修を受講した場合、助成金額は10万円となります。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 補助率 | 1/2 |
| 上限額 | 15万円 |
対象者・条件
- 金沢市内に事業所を有すること
- 市内で外国人を雇用している中小企業等であること
- 市税を滞納していないこと
- 暴力団員等でないこと
具体例:
- 金沢市内に本社があり、製造業を営む従業員数50名の中小企業
- 金沢市内に支店があり、小売業を営む従業員数20名の企業
- 金沢市内で飲食店を経営する個人事業主
補助対象経費
日本語教育機関等が実施する日本語研修に要する経費が対象となります。
- 会場費
- 講師謝金
- 講師旅費
- 委託料
- 受講料
- テキスト代
- 交通費
- 通信料
対象外経費:
- 研修以外の目的で使用される経費
- 企業の福利厚生の一環として行われる研修
- その他、金沢市が不適切と判断する経費
申請方法・手順
以下の手順で申請を行います。
- 交付申請書、誓約書、承諾書を作成
- 必要書類を添付
- 金沢市経済局商工労働課工業振興係へ郵送または持参
必要書類
- 交付申請書
- 誓約書
- 承諾書
- 事業計画書(研修内容、研修期間、費用などを記載)
- 外国人労働者の在留カードのコピー
- その他、金沢市が必要と認める書類
申請期限:令和8年2月末まで
補助対象期間:交付決定の日から令和8年3月31日(月曜日)まで
採択のポイント
審査基準は明確に公表されていませんが、以下の点が重要と考えられます。
- 研修内容が外国人労働者の日本語能力向上に効果的であること
- 研修費用が妥当であること
- 企業の外国人材定着への意欲が明確であること
申請書作成のコツとしては、研修の目的、内容、効果を具体的に記載することが重要です。また、外国人材の日本語能力向上によって、企業にどのようなメリットがあるかを明確に説明することも効果的です。
よくある質問(FAQ)
- Q: 助成金の申請はいつまでですか?
A: 令和8年2月末までです。 - Q: 助成対象となる研修はどのようなものですか?
A: 日本語教育機関等が実施する日本語研修が対象となります。 - Q: 助成金額はいくらですか?
A: 対象経費の1/2で、上限15万円です。 - Q: 申請に必要な書類は何ですか?
A: 交付申請書、誓約書、承諾書、事業計画書、外国人労働者の在留カードのコピーなどが必要です。 - Q: 申請はオンラインでできますか?
A: 郵送または持参での申請となります。 - Q: 研修期間はどのくらいまでが対象ですか?
A: 交付決定の日から令和8年3月31日までが対象期間です。
まとめ・行動喚起
金沢市中小企業外国人材定着支援事業は、外国人材の日本語能力向上を支援し、企業の国際競争力を高めるための絶好の機会です。申請期限は令和8年2月末までですので、お早めにご準備ください。
詳細な情報や申請書類は、金沢市の公式サイトでご確認ください。ご不明な点がありましたら、金沢市経済局商工労働課工業振興係までお気軽にお問い合わせください。
問い合わせ先:
金沢市 経済局 商工労働課 工業振興係
電話番号:076-220-2205
Mail: syoukou@city.kanazawa.lg.jp