詳細情報
長野市インバウンド等対応店舗緊急支援事業補助金:外国人観光客誘致を支援
長野市では、外国人観光客の増加に対応するため、市内の店舗がインバウンド対応を強化する際の改修費用を補助する「長野市インバウンド等対応店舗緊急支援事業補助金」を提供しています。この補助金は、外国人観光客の満足度向上と地域経済の活性化を目指し、店舗の改修費用の一部を支援するものです。最大200万円の補助が受けられるこの機会に、店舗の魅力を高め、外国人観光客を積極的に呼び込みませんか?
助成金の概要
正式名称
長野市インバウンド等対応店舗緊急支援事業補助金
実施組織
長野市
目的・背景
本補助金は、長野市を訪れる外国人旅行者に対し、文化的な配慮を踏まえたサービス提供の向上等を目的としています。店舗等の改修に対して補助金を交付し、インバウンド等の受入環境の整備を推進するとともに、中心市街地の集客力の向上・活性化を図ることを目指します。
対象者の詳細
中心市街地(長野、篠ノ井、松代の各地区)の飲食店、小売店、サービス店、または宿泊施設を経営する中小企業者等が対象です。令和7年7月1日以前から営業を継続しており、必要な許認可を取得している必要があります。
助成金額・補助率
具体的な金額
補助対象経費の2分の1以内、かつ1件あたり25万円~200万円が補助されます。補助対象経費が50万円未満の場合は対象外となります。
補助率の説明
補助率は、補助対象となる経費の50%です。例えば、100万円の改修費用の場合、最大50万円の補助金が交付されます。
計算例
改修費用が60万円の場合:補助金額は30万円(60万円 × 50%)となります。
改修費用が400万円の場合:補助金額は200万円(上限額)となります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 補助対象経費 | 改修費、解体・撤去費、設計費等 |
| 補助率 | 補助対象経費の2分の1以内 |
| 補助額 | 25万円~200万円 |
対象者・条件
詳細な対象要件
- 長野市中心市街地(長野、篠ノ井、松代の各地区)に店舗があること
- 飲食店、小売店、サービス店、または宿泊施設のいずれかであること
- 令和7年7月1日以前から営業を継続していること
- 必要な許認可を取得していること
- 市税の滞納がないこと
- 暴力団員、暴力団関係者等でないこと
業種・規模・地域制限
業種は、飲食店、小売店、サービス店、宿泊施設に限定されます。規模は中小企業者等に限ります。地域は、長野市中心市街地(長野、篠ノ井、松代の各地区)に限定されます。
具体例を複数提示
- 飲食店:メニューの多言語化、外国人向けメニューの追加
- 小売店:免税対応、多言語対応スタッフの配置
- 宿泊施設:客室の洋室化、Wi-Fi環境の整備
- サービス店:多言語対応可能な予約システムの導入
補助対象経費
対象となる経費の詳細リスト
- 店舗等の意匠の変更又は美観を向上させるための改修
- 内外装のデザイン改修
- 接客スペース、客室、共用部等の和洋室化及びユニバーサルデザイン化
- 看板やデジタルサイネージの固定設置による、案内等の多言語及びピクトグラムの表示
- 内装のレイアウトの変更
- 照明器具の変更
- スーツケース等の荷物置場を整備するための改修
- 固定式ロッカーの設置
- クロークスペースの整備
- 新たに洋式便器の設置又は増設をするための改修
- 和式便器から洋式便器への改修
- 洋式便器の増設及び増設に伴うレイアウトの変更
対象外経費の説明
- 補助対象経費が合計50万円(税込み)未満の事業
- 単なる故障等に係る修理、修繕等に要する事業
- 既に設置されている洋式便器の更新・改修又は小便器の整備に関する事業
- 国、県、市その他の団体から補助金、助成金、支援金等の交付を受ける経費
- 従業員や居住者が利用するスペース等に係る経費
- レンタル、リース等に係る経費
- 土地又は建物の取得又は賃借に要する経費
- 新規の出店に要する経費
- ホームページ費、システム改修費、光熱水費、通信費、ポスター等の作成費、印刷費等
- 駐車場、門扉、塀、植栽等に係る工事費
- 机、椅子、カーテン、パソコン、タブレット端末、Wi-Fiルーター、翻訳機等
具体例
例えば、店舗の入り口にスロープを設置する工事費用や、多言語対応の案内板を設置する費用が補助対象となります。一方、既存のトイレの改修費用や、従業員用の休憩室の改修費用は補助対象外となります。
申請方法・手順
ステップバイステップの詳細手順
- 長野市役所商工労働課のウェブサイトから申請書類をダウンロードします。
- 申請書類に必要事項を記入し、必要書類を添付します。
- 長野市役所商工労働課へ申請書類を持参または郵送にて提出します。
- 長野市の審査を受け、交付決定通知を受け取ります。
- 改修工事を実施します。
- 実績報告書を作成し、長野市役所商工労働課へ提出します。
- 補助金が交付されます。
必要書類の完全リスト
- 長野市インバウンド等対応店舗緊急支援事業補助金交付申請書
- インバウンド等対応店舗緊急支援事業補助金事業計画書
- インバウンド等対応店舗緊急支援事業補助金収支予算書
- 補助対象経費予算明細書
- 補助事業に係る経費の見積書、価格表、カタログ等の積算根拠が確認できる書類
- 対象店舗の改修に関する図面
- 対象店舗の位置図(地図)
- 誓約書兼同意書
- 物件所有者同意書(対象店舗の賃借等を行っている場合のみ)
- 賃貸借契約書等の物件の賃借・使用関係が確認できる書類の写し(対象店舗の賃借等を行っている場合のみ)
- 法人の場合:登記簿謄本若しくは登記事項全部証明書又はその写し
- 個人の場合:住民票の写し
- 交付対象者の確定申告書、決算書その他事業に係る売上高が確認できる書類
- 対象店舗の経営に必要な法令等で定める許可、認可等を取得していることが確認できる書類(写し可)(飲食店営業許可証、旅館業営業許可証明書、酒類販売業免許等)
- 補助金入金先確認書
- 補助金入金先となる金融機関の口座を確認できる書類(預金通帳表紙のコピー等)
- 対象店舗の外観及び内観の写真
申請期限・スケジュール
申請受付期間は、令和7年7月1日(火曜日)~令和7年12月26日(金曜日)(必着)です。予算がなくなり次第終了します。
オンライン/郵送の詳細
申請は、窓口へ直接持参又は郵送にて提出してください。オンライン申請はできません。
採択のポイント
審査基準
審査では、インバウンド等の受入環境に関する現状課題と補助金活用事業の実施により見込まれる改善効果の具体性及び実現性が重視されます。
採択率の情報
採択率は公表されていませんが、申請書類の完成度と事業計画の具体性が重要です。
申請書作成のコツ
- 事業計画は具体的に記述する
- 費用対効果を明確にする
- 外国人観光客のニーズを把握する
- 地域の活性化に貢献できることをアピールする
よくある不採択理由
- 申請書類の不備
- 事業計画の具体性不足
- 費用対効果の不明確さ
- 外国人観光客のニーズとのミスマッチ
よくある質問(FAQ)
- Q: 補助金の対象となる店舗は?
A: 長野市中心市街地(長野、篠ノ井、松代の各地区)の飲食店、小売店、サービス店、または宿泊施設が対象です。 - Q: 補助金の申請期間は?
A: 令和7年7月1日(火曜日)~令和7年12月26日(金曜日)(必着)です。 - Q: 補助金額はいくらですか?
A: 補助対象経費の2分の1以内、かつ1件あたり25万円~200万円が補助されます。 - Q: 申請に必要な書類は?
A: 申請書、事業計画書、見積書、図面、写真などが必要です。詳細は長野市役所商工労働課のウェブサイトをご確認ください。 - Q: 採択のポイントは?
A: インバウンド等の受入環境に関する現状課題と補助金活用事業の実施により見込まれる改善効果の具体性及び実現性が重視されます。 - Q: 補助金の交付はいつですか?
A: 補助事業完了後、実績報告書を提出し、審査を経て交付されます。
まとめ・行動喚起
長野市インバウンド等対応店舗緊急支援事業補助金は、外国人観光客の誘致を目指す店舗にとって大きなチャンスです。申請期間は限られていますので、早めに準備を始めましょう。詳細な情報は、長野市役所商工労働課のウェブサイトをご確認ください。
お問い合わせ先:
長野市役所 経済産業振興部 商工労働課
電話:026-224-5041
E-mail:skr@city.nagano.lg.jp
この補助金を活用して、あなたの店舗をさらに魅力的にし、外国人観光客を積極的に迎え入れましょう!