長野県佐久市で有機農業を始めるなら必見!堆肥購入費を強力サポート
長野県佐久市では、有機農業に挑戦する新規就農者などを対象に、堆肥の購入費用の一部を補助する「有機農業等実践活動支援事業(堆肥施用支援)補助金」を実施しています。環境に配慮した農業を始めたいけれど初期費用が気になる、という方に最適な制度です。この記事では、補助金の詳細から申請方法までを分かりやすく解説します。
この補助金のポイント
- 最大45,000円の補助で初期費用を軽減!
- 有機農業を始めたばかりの方(3年未満)も対象!
- 佐久市の「オーガニックビレッジ宣言」に基づく手厚い支援の一環!
- 申請プロセスが明確で、新規就農者でも安心!
補助金の概要
まずは制度の全体像を把握しましょう。主要な項目を以下の表にまとめました。
補助金名 | 有機農業等実践活動支援事業(堆肥施用支援)補助金 |
実施機関 | 長野県佐久市 |
公募期間 | 2025年4月1日〜 |
補助上限額 | 45,000円 |
補助率 | 対象経費の1/2以内 |
対象経費 | ペレット堆肥(もちづき有機ペレット)の資材費 |
誰が対象?補助対象者の詳細
この補助金を利用できるのは、以下のすべての条件を満たす農業者です。
対象となる農業者
- 新規に有機農業を始める、もしくは有機農業を始めて3年未満の者
- 佐久市内に住所を有する者(法人の場合は、本社が市内にあること)
対象となる農地
補助の対象となるのは、佐久市内の自作地または利用権が設定されている農地です。
補助内容と金額の計算方法
補助金額は、作付面積に応じて計算されます。具体的な計算方法を理解しておきましょう。
補助対象経費
有機農業で施用するペレット堆肥「もちづき有機ペレット」の資材費が対象です。
補助率と上限額
- 補助率は購入費用の1/2以内です。
- 作付面積10a当たり15,000円が補助上限です。
- 申請できる面積の上限は30aまでです。(1a未満は切り捨て)
【計算例】
30aの農地で申請する場合の補助上限額は、
15,000円(10aあたりの上限) × 3 = 45,000円 となります。
申請から受給までの4ステップ
申請から補助金の受け取り、その後の報告までの流れは以下の通りです。各ステップで必要な書類が異なるため、注意しましょう。
-
1
交付申請必要書類を揃えて、佐久市役所の農政課に提出します。事業開始前に必ず申請を完了させてください。
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2
事業の実施市から交付決定通知を受け取った後、ペレット堆肥の購入と散布を行います。領収書や作業写真などを必ず保管しておきましょう。
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3
実績報告事業が完了したら、12月26日までに実績報告書と添付書類を農政課に提出します。
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4
栽培状況の報告交付決定後、2年以内に栽培管理の記録や出荷が確認できる書類を提出する必要があります。
必要書類一覧とダウンロード
申請から報告までに必要な書類は以下の通りです。様式は佐久市の公式サイトからダウンロードできます。
① 交付申請時
- 有機農業等実践活動支援事業(堆肥施用支援)補助金交付申請書(様式第1号)
- 購入するペレット堆肥の見積書の写し
- 有機農業等実践活動支援事業(堆肥施用支援)チェックシート
- 本社の所在が分かる書類(法人の場合)
② 実績報告時(12月26日まで)
- 有機農業等実践活動支援事業(堆肥施用支援)補助金実績報告書(様式第3号)
- 領収書または支払いが確認できる書類の写し
- 購入資材及び堆肥散布の写真
- 納税証明書の写し
③ 栽培状況報告時(交付決定後2年以内)
- 有機農業の栽培管理の記録書類の写し
- 農作物の出荷が確認できる書類の写し
まとめ:佐久市で有機農業の第一歩を踏み出そう!
佐久市の「有機農業等実践活動支援事業(堆肥施用支援)補助金」は、有機農業を志す新規就農者にとって、経済的な負担を和らげる大変心強い制度です。市は他にも有機JAS認証取得支援など、有機農業を多角的に支援する体制を整えています。この機会を最大限に活用し、佐久市で持続可能な農業をスタートさせてみてはいかがでしょうか。