【2025年度版】静岡市の運送事業者様へ!最大200万円の物流効率化補助金
静岡市では、持続可能な物流の実現と「2024年問題」への対応を後押しするため、市内中小貨物運送事業者を対象とした「物流効率化等生産性向上支援事業補助金」を実施します。この補助金は、生産性向上やドライバーの労働環境改善に繋がるシステムや設備の導入を支援するもので、上限200万円、補助率1/2と手厚い内容になっています。
この補助金のポイント
- 補助上限額: 最大200万円
- 補助率: 対象経費の2分の1以内
- 対象者: 静岡市内に営業所を持つ中小の貨物運送事業者
- 申請期間: 令和7年6月23日(月)~11月28日(金)17時まで
補助金の概要
本補助金の基本情報を表にまとめました。申請を検討される方は、まずはこちらをご確認ください。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 補助金名 | 物流効率化等生産性向上支援事業補助金 |
| 補助金額 | 上限200万円 |
| 補助率 | 1/2以内(千円未満切り捨て) |
| 申請受付期間 | 令和7年6月23日(月)~ 11月28日(金)17時必着 |
| 実施主体 | 静岡市 |
対象となる事業者
以下の3つの条件をすべて満たす貨物自動車運送事業者が対象です。
- 申請日において貨物自動車運送事業の営業実態があり、今後も事業を継続する意思があること。
- 営業に必要な許認可等を有していること。
- 静岡市内に営業所を有する中小企業等または個人事業者であること。
対象となる事業と導入例
法改正に伴う規制措置等に対応するため、生産性向上や事業の高度化に資する事業が対象となります。具体的には、以下の3つの取り組みが該当します。
⚠️ 最重要注意点
本補助金は、市の「交付決定」を受けた後に契約・発注・購入した事業が対象です。交付決定前に実施した事業は対象外となりますので、絶対に注意してください。
1. 業務効率化に資するシステム・資機材・設備の導入
導入例: 運行管理システム、自動点呼システム、契約書書面化システム、在庫管理ソフト、配車受発注管理サービス など
2. 積載率向上に資するシステム・資機材・設備の導入
導入例: 配車計画システム、求貨求車システム など
3. 荷待・荷役時間の削減・把握に資するシステム・資機材・設備の導入
導入例: デジタルタコグラフ、標準仕様パレット、電動ハンドリフト、検品ソフト、テールゲートリフター、可変式バンパー など(※納入場所は市内営業所等に限る)
申請から補助金受給までの流れ
申請から補助金が支払われるまでの大まかな流れは以下の通りです。特に実績報告の期限は厳守する必要があるため、計画的に事業を進めましょう。
-
1
交付申請
申請書類を作成し、期限内(11/28まで)に提出します。 -
2
交付決定・事業実施
市から交付決定通知を受け取った後、事業を開始します。 -
3
実績報告
事業完了後、実績報告書を期限内(令和8年1月16日まで)に提出します。 -
4
交付確定・請求
市から交付確定通知を受け取った後、請求書を提出します。 -
5
補助金支払い
指定した口座に補助金が振り込まれます。
申請方法と必要書類
申請はオンライン、郵送、持参のいずれかの方法で行えます。必要書類は申請段階ごとに異なりますので、漏れがないように準備しましょう。
申請方法
オンライン申請が推奨されています。以下のリンクから手続きを進めてください。
必要書類一覧
【① 交付申請時】
- 交付申請書(様式第1号)
- 事業計画書(様式第2号)
- 収支予算書(様式第3号)
- 支出に係る見積書一式
- 営業実態が分かる書類(営業許可書、法人登記事項証明書の写し、確定申告書の写しなど)
【② 実績報告時】
- 実績報告書(様式第7号)
- 事業実績書(様式第8号)
- 収支決算書(様式第9号)
- 支出に係る納品書、領収書一式
【③ 請求時】
- 請求書
- 口座が確認できるもの(通帳の写し等)
心強い味方!専門家による無料相談窓口
「事業計画書の書き方がわからない」「どんな目標を設定すればいいの?」といった悩みをお持ちの方のために、中小企業診断士による無料の相談窓口が設置されています。
静岡市物流生産性向上相談窓口
- 場所: 静岡市役所 清水庁舎 5階
- 開設日: 月・水・金曜日(祝日を除く)
- 時間: 9時~12時、13時~16時
- 連絡先: 054-354-2290
補助金申請だけでなく、原価管理や資金繰りなど、広範な経営相談にも対応しています。対面・オンライン相談は事前予約が必要です。
関連情報:人材育成でさらに効果アップ!
設備投資と合わせて従業員のスキルアップを行うことで、生産性向上はさらに加速します。静岡市では、DX人材育成に関する補助金も用意されています。
静岡市 中小企業DX人材等育成支援事業補助金
社員に研修を受講させる際の経費(受講料など)を補助する制度です。DX関連研修なら最大10万円(補助率2/3)が補助されます。物流効率化補助金で導入したシステムの活用研修などに利用できます。
生産性向上支援訓練(ポリテクセンター)
独立行政法人JEEDが運営するポリテクセンターでは、生産性向上に特化した様々な研修(オープンコース、オーダーメイド、サブスク型eラーニング等)を安価で提供しています。こちらもDX人材育成補助金の対象となる場合があります。
まとめ
静岡市の「物流効率化等生産性向上支援事業補助金」は、市内運送事業者が直面する課題解決を力強くサポートする制度です。申請期限は令和7年11月28日(金)までですが、予算には限りがあるため、早めの準備と申請をおすすめします。無料の専門家相談窓口も活用し、ぜひこの機会に生産性向上と労働環境改善を実現してください。
対象者・対象事業
静岡市内に営業所を有する中小企業等又は個人事業者である貨物自動車運送事業者(一般貨物自動車運送事業者及び特定貨物自動車運送事業者)。営業実態があり、継続意思、必要な許認可を有することが条件。
必要書類(詳細)
【申請時】交付申請書, 事業計画書, 収支予算書, 見積書一式, 営業実態が分かる書類(営業許可書等、法人登記事項証明書の写し、確定申告書の写し等)【実績報告時】実績報告書, 事業実績書, 収支決算書, 納品書・領収書一式【請求時】請求書, 口座が確認できるもの(通帳の写し等)
対象経費(詳細)
業務効率化、積載率向上、荷待・荷役時間削減に資するシステム・資機材・設備の導入費用。例:運行管理システム, 自動点呼システム, 配車計画システム, デジタルタコグラフ, テールゲートリフター, 標準仕様パレット等。消費税は対象外。
対象者・対象事業
静岡市内に営業所を有する中小企業等又は個人事業者である貨物自動車運送事業者(一般貨物自動車運送事業者及び特定貨物自動車運送事業者)。営業実態があり、継続意思、必要な許認可を有することが条件。
必要書類(詳細)
【申請時】交付申請書, 事業計画書, 収支予算書, 見積書一式, 営業実態が分かる書類(営業許可書等、法人登記事項証明書の写し、確定申告書の写し等)【実績報告時】実績報告書, 事業実績書, 収支決算書, 納品書・領収書一式【請求時】請求書, 口座が確認できるもの(通帳の写し等)
対象経費(詳細)
業務効率化、積載率向上、荷待・荷役時間削減に資するシステム・資機材・設備の導入費用。例:運行管理システム, 自動点呼システム, 配車計画システム, デジタルタコグラフ, テールゲートリフター, 標準仕様パレット等。消費税は対象外。
対象者・対象事業
静岡市内に営業所を有する中小企業等又は個人事業者である貨物自動車運送事業者(一般貨物自動車運送事業者及び特定貨物自動車運送事業者)。営業実態があり、継続意思、必要な許認可を有することが条件。
必要書類(詳細)
【申請時】交付申請書, 事業計画書, 収支予算書, 見積書一式, 営業実態が分かる書類(営業許可書等、法人登記事項証明書の写し、確定申告書の写し等)【実績報告時】実績報告書, 事業実績書, 収支決算書, 納品書・領収書一式【請求時】請求書, 口座が確認できるもの(通帳の写し等)
対象経費(詳細)
業務効率化、積載率向上、荷待・荷役時間削減に資するシステム・資機材・設備の導入費用。例:運行管理システム, 自動点呼システム, 配車計画システム, デジタルタコグラフ, テールゲートリフター, 標準仕様パレット等。消費税は対象外。