香川県の胃がん検診体制強化へ!医療機関向け設備導入補助金
香川県では、県内の胃がん検診および医療提供体制の充実を図るため、胃内視鏡検診に必要な医療器具の購入費用の一部を助成する「令和7年度がん診療等施設設備整備費補助金」の募集を開始します。この機会に最新の医療機器を導入し、地域医療への貢献と経営基盤の強化を目指しませんか?
🚀 この補助金の重要ポイント
- ✔ 補助上限額: 最大750万円
- ✔ 補助率: 対象経費の1/3
- ✔ 対象経費: 胃内視鏡検診に必要な医療器具の購入費用
- ✔ 申請期間: 令和7年9月8日(月)~11月28日(金)【必着】
- ✔ 対象者: 香川県内で胃がん検診を実施する特定の要件を満たす医療機関
補助金の概要
本補助金の詳細な情報を以下の表にまとめました。申請前に必ずご確認ください。
項目 | 内容 |
---|---|
補助金名 | 令和7年度がん診療等施設設備整備費補助金 |
実施機関 | 香川県 |
目的 | 香川県の胃がん検診及び医療提供体制の充実を図るため、胃内視鏡検診に必要な医療器具の購入費用を支援する。 |
補助上限額 | 最大750万円 |
補助率 | 1/3 |
申請受付期間 | 令和7年9月8日(月)~ 令和7年11月28日(金)【必着】 |
補助対象となる医療機関の要件
補助金の申請には、以下の要件をすべて満たす必要があります。
- 市町が実施する胃がん検診を受託し、実施する医療機関であること。
- 立地する市町において、日本消化器がん検診学会のマニュアルに基づく運営委員会等が設置され、ダブルチェックを行える読影体制が確保されていること。(※施設内での相互チェックが可能な場合は例外あり)
- 国が開設する医療機関又は公的医療機関でないこと。
- 専門医等の資格を有する医師、年間100件以上の内視鏡検査を実施している医師、または運営委員会が定める条件に適応する医師が胃がん検診を担当すること。
- 過去5年間において、健康保険法に基づく重大な行政処分を受けていないこと。
選考基準と優先順位
補助額が予算を超える場合、原則として1市町あたり1医療機関が対象となり、以下の優先順位で選定されます。
優先順位1:新たに胃内視鏡検診を実施する医療機関
これから胃内視鏡検診を始める医療機関が最優先されます。複数の申請がある場合は、以下の基準で選考されます。
- 胃内視鏡検診を実施できる医師数と、市町の1医療機関当たりの胃がん検診対象者数を乗じた数が多いこと。
- 令和5年度の胃内視鏡検査の実施件数と、市町の1医療機関当たりの胃がん検診対象者数を乗じた数が多いこと。
優先順位2:既に胃内視鏡検診を実施している医療機関
既に検診を実施している医療機関も対象ですが、以下の基準が適用されます。
- 過去3年間、本補助金を受けていないこと。
- 令和5年度の胃内視鏡検診実施件数と、市町の1医療機関当たりの胃がん検診対象者数を乗じた数が多いこと。
申請手続きの流れ
- 1必要書類の準備
公式サイトから申請様式をダウンロードし、必要事項を記入します。複数社からの見積書など、準備に時間がかかる書類もあるため、早めに着手しましょう。
- 2申請書類の提出
令和7年11月28日(金)までに、指定の提出先へ郵送で提出します。【必着】ですので、余裕を持った発送を心がけてください。
- 3交付決定
審査後、令和7年12月中旬頃に交付(または不交付)決定通知書が送付されます。
申請に必要な書類
申請には以下の書類が必要です。公式サイトから最新の様式をダウンロードしてご使用ください。
- 交付申請書(第1号様式)
- 経費所要額調(別紙1)および事業計画書(別紙2)
- 当該事業に係る歳入歳出予算書抄本(参考様式)
- 県税に滞納がないことの証明書
- 当該事業に係る複数社からの見積書(機器のカタログ等の写しを添付)
- 要件を満たすことを証する別添様式(新規用:別添様式1 / 既存用:別添様式2)
まとめ
「令和7年度がん診療等施設設備整備費補助金」は、香川県内の医療機関が胃内視鏡検診設備を導入・更新する絶好の機会です。特に、これから新たに胃内視鏡検診を始める医療機関は優先的に採択される可能性があります。申請要件や選考基準をよく確認し、期限内に不備なく申請を行いましょう。
お問い合わせ・申請書類の提出先
〒760-8750
香川県高松市番町四丁目1番10号
香川県健康福祉部健康政策課
総務・がん対策グループ 担当:尾崎 宛