対象となる方
- 為替相場の急激な変動により、最近3か月の平均売上高等が前年同期比5%以上減少した中小企業
- 為替相場の急激な変動により、最近1か月(実績)とその後2か月を含む3か月間の売上高等見込みが前年同期比5%以上減少した中小企業
- 為替相場の急激な変動により、最近1か月の売上総利益率又は営業利益率が前年同月と比べ減少した中小企業
申請手順
| ステップ | 内容 |
|---|---|
| STEP 1 | 鳥取県地域経済変動対策資金「為替相場急変緊急対策枠」の融資を金融機関に申し込む。 |
| STEP 2 | 融資実行後、市町村の利子補給制度を利用(市町村への申請が必要)。 |
| STEP 3 | 市町村が利子補給を行う場合、鳥取県が市町村に対し補助(間接補助)。 |
補助金額・補助率
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 補助上限額 | 上限なし(利子補給) |
| 補助率 | 市町村が本資金を利用する県内中小事業者の利子負担(借換資金に係る部分を除く)に対し補助する場合、最長3年間、市町村の補助に要する経費の1/2を補助(間接補助)する。 |
計算例: 市町村が中小企業の利子に対して100万円補助する場合、鳥取県は市町村に対して50万円を補助します。
対象者・申請要件
対象となる事業者
- 鳥取県地域経済変動対策資金(為替相場急変緊急対策枠)の融資対象者
- 為替相場の急激な変動の影響により、最近3か月の平均売上高等が前年同期比5%以上減少した事業者
- 為替相場の急激な変動の影響により、最近1か月(実績)とその後2か月を含む3か月間の売上高等見込みが前年同期比5%以上減少した事業者
- 為替相場の急激な変動の影響により、最近1か月の売上総利益率又は営業利益率が前年同月と比べ減少した事業者
対象とならない事業者
- 詳細については、各市町村にお問い合わせください。
補助対象経費
| 経費区分 | 詳細 | 対象可否 |
|---|---|---|
| 利子 | 鳥取県地域経済変動対策資金(為替相場急変緊急対策枠)の融資に係る利子 | ○ |
重要: 融資の申込受付期限は令和6年12月末までです。
必要書類一覧
必要書類は、各市町村によって異なります。詳細については、各市町村にお問い合わせください。
審査基準・採択のポイント
主な審査項目
- 売上高等が減少していること
- 為替相場の急激な変動の影響を受けていること
- 経営の維持、安定を図る必要性があること
採択率を高めるポイント
- 売上減少の根拠を明確に示す
- 為替変動の影響を具体的に説明する
- 経営改善計画を策定する
よくある質問
Q1: どの市町村でも利用できますか?
A: 市町村によって制度の有無や内容が異なります。詳細については、各市町村にお問い合わせください。
Q2: 借換資金も対象になりますか?
A: 借換資金に係る部分は対象外です。
Q3: 申請はどこで行いますか?
A: まず、鳥取県地域経済変動対策資金「為替相場急変緊急対策枠」の融資を金融機関に申し込む必要があります。その後、各市町村の利子補給制度を利用するために、市町村への申請が必要となります。
制度の概要・背景
本事業は、為替相場の急激な変動により影響を受けた県内中小事業者の経営を支援するため、鳥取県が市町村と協調して行う利子補給制度です。地域経済の安定と中小企業の経営安定化を目的としています。
近年、為替相場の変動が激しく、中小企業の経営に大きな影響を与えています。特に、輸出入を行っている企業や、海外から原材料を調達している企業にとっては、為替変動が収益を大きく左右する要因となっています。本事業を活用することで、中小企業は資金繰りを安定させ、経営の維持・安定を図ることが期待されます。
まとめ・お問い合わせ先
本事業は、為替変動の影響を受けている中小企業にとって非常に重要な支援策です。融資の申込受付期限は令和6年12月末までとなっていますので、対象となる事業者は早めに各市町村にお問い合わせください。
お問い合わせ先
各市町村の商工担当課にお問い合わせください。