岡山県津山市にお住まいの方へ朗報です!2024年度(令和6年度)も、家庭でのスマートエネルギー導入を支援する「津山市スマートエネルギー導入補助制度」が開始されました。太陽光発電システムや蓄電池、エコキュートなどの設置費用の一部が補助されます。この記事では、補助金の詳細な内容、対象条件、申請方法までを分かりやすく解説します。
この補助金の重要ポイント
- 4つの機器が対象:太陽光発電、蓄電池、エコキュート、V2Hが補助対象!
- 最大10万円の補助:太陽光発電システムや蓄電池の導入で最大10万円が補助されます。
- 申請は先着順:予算は1,230万円。上限に達し次第終了となるため、早めの検討・申請が重要です。
- 市内業者の利用が条件:設置工事は津山市内の業者に依頼する必要があります。
令和6年度 津山市スマートエネルギー導入補助制度の概要
この制度は、津山市が地球温暖化対策の一環として、家庭におけるクリーンエネルギーの導入を促進するために実施するものです。電気代の削減だけでなく、災害時の非常用電源確保にも繋がります。
項目 | 内容 |
---|---|
事業名 | 令和6年度 津山市スマートエネルギー導入補助制度 |
申請受付期間 | 2024年5月1日 ~ 2025年1月31日 |
予算額 | 1,230万円(先着順) |
実施団体 | 岡山県津山市 |
対象者 | 市内に居住し、対象機器を設置する個人 |
補助対象機器と補助金額
補助対象となる4つの機器について、それぞれの補助金額と主な要件を解説します。
1. 太陽光発電システム
補助金額
システム出力値1kWあたり2万円(上限10万円)
※千円未満切り捨て。他の補助金との併用は不可。
主な要件
- システム出力が10kW未満であること。
- 発電電力の30%以上が自家消費されること。
- 電力受給開始日または保証書の日付が令和6年2月1日以降であること。
- 未使用品であること(リース・PPAは対象外)。
- FIT/FIP制度による売電を行わないこと。
2. 定置用リチウムイオン蓄電池
補助金額
補助対象経費の10分の1(上限10万円)
※国等の補助金を除く。千円未満切り捨て。
主な要件
- SII(環境共創イニシアチブ)のZEH補助金対象機器であること。
- 保証書の日付が令和6年2月1日以降であること。
- 未使用品であること(リースは対象外)。
3. エコキュート(家庭用ヒートポンプ給湯器)
補助金額
補助対象経費の10分の1(上限4万円)
※国等の補助金を除く。千円未満切り捨て。
主な要件
- 年間給湯保温効率等が3.0以上であること。
- 保証書の日付が令和6年2月1日以降であること。
- ガス給湯器や電気温水器などからの交換であること。
- 未使用品であること(リースは対象外)。
4. V2H充放電設備
補助金額
補助対象経費の5分の1(上限8万円)
※国等の補助金を除く。千円未満切り捨て。
主な要件
- NeV(次世代自動車振興センター)のCEV補助金対象機器であること。
- 保証書の日付が令和6年2月1日以降であること。
- 未使用品であること(リースは対象外)。
補助対象者の主な要件
補助金を受けるためには、以下の共通要件を満たす必要があります。
- 津山市内に住所を有し、自ら居住する市内の住宅に機器を設置した個人であること。
- 津山市内の業者と契約・施工により機器を設置したこと。
- 過去に同一の住宅で、同じ機器に対する市の補助金を受けていないこと。
- 市税等をすべて納めていること。
- 暴力団員等でないこと。
申請から補助金交付までの流れ
津山市の補助金は、対象機器の設置および支払いが完了した後の申請となります。手続きの基本的な流れは以下の通りです。
- 市内業者選定・契約:補助金の対象となる市内施工業者を選び、工事契約を結びます。
- 機器の設置・支払い:対象機器の設置工事を行い、業者への支払いを完了させます。
- 申請書類の準備:津山市の公式サイトから申請書をダウンロードし、必要書類(領収書の写し、保証書の写し、写真など)を揃えます。
- 申請:準備した書類を津山市役所(脱炭素社会推進室)へ提出します。
- 交付決定・振込:市による審査後、交付決定通知が届き、指定の口座に補助金が振り込まれます。
申請時の注意点
申請は先着順です。予算がなくなり次第、受付期間内でも終了となりますので、設置を検討している方は早めに準備を進めましょう。申請書類に不備があると受理されない場合があるため、提出前によく確認してください。
まとめと問い合わせ先
津山市のスマートエネルギー導入補助制度は、太陽光発電や蓄電池などの導入コストを抑える絶好の機会です。電気代の節約や環境貢献、防災対策にも繋がるスマートエネルギー機器の導入を、この機会にぜひご検討ください。
補助金の詳細や申請書類については、必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。
設置費用をさらに抑えるには?
補助金を活用することでお得に設置できますが、複数の施工業者から見積もりを取る「一括見積もり」を利用することで、さらに設置費用を比較検討し、コストを抑えることが可能です。信頼できる業者探しにも繋がりますので、ぜひご活用ください。