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【2024年度版】川崎市保育士宿舎借り上げ支援事業を徹底解説!月額最大8.2万円補助 | 助成金・補助金インサイト
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【2024年度版】川崎市保育士宿舎借り上げ支援事業を徹底解説!月額最大8.2万円補助

最大助成額
8万円
申請締切
2025/3/31 (終了)
採択率
90.0%
実施機関
川崎市

詳細情報

保育士の採用と定着を強力サポート!川崎市の宿舎借り上げ支援事業とは?

深刻化する保育士不足は、多くの保育事業者にとって喫緊の課題です。特に都市部では、家賃の高さが若手保育士の就業・定着を妨げる大きな要因となっています。この課題に対し、川崎市では保育士の働きやすい環境を整備し、就業継続と離職防止を図ることを目的に「保育士宿舎借り上げ支援事業」を実施しています。

この制度は、保育事業者が保育士のために借り上げた宿舎(アパート・マンション)の家賃の一部を市が補助するもので、月額最大82,000円という手厚い支援が魅力です。本記事では、令和6年度(2024年度)の最新情報を基に、川崎市保育士宿舎借り上げ支援事業の概要から対象要件、申請方法、注意点までをプロの視点で徹底解説します。

この補助金のメリット

  • 採用競争力の強化:「社宅・家賃補助あり」として求人アピールが可能に。
  • 人材の定着促進:家賃負担を軽減し、保育士の長期的な就業をサポート。
  • 事業者の負担軽減:家賃補助費用の一部を公費で賄えるため、福利厚生コストを抑制。

制度の基本情報をチェック!補助金の概要

まずは、制度の骨子となる基本情報を確認しましょう。以下の表に主要な項目をまとめました。

項目 内容
事業名 川崎市保育士宿舎借り上げ支援事業
実施主体 川崎市
補助上限額 月額 82,000円(1人/1戸あたり)
補助率 補助対象経費の3/4(残り1/4は法人負担)
対象経費 家賃、管理費、共益費
※敷金、礼金、仲介手数料、駐車場代などは対象外
申請期間 四半期ごとに申請受付(詳細は公式サイトで要確認)

誰が対象?補助対象の施設と保育士の条件

この制度を利用するためには、施設と保育士の双方が定められた要件を満たす必要があります。詳細を確認していきましょう。

対象となる施設

川崎市内で以下の施設を運営している事業者が対象です。

  • 保育所
  • 認定こども園
  • 小規模保育事業(A型、B型、C型)
  • 事業所内保育事業
  • 家庭的保育事業
  • 認可化・小規模保育事業化予定の認可外保育施設

対象となる保育士の主な要件

補助の対象となるのは、以下の要件をすべて満たす職員です。

  • 採用年数:法人に採用された日から6年以内であること。(※経過措置あり)
  • 雇用形態:常勤(正規雇用)であること。
  • 職種:保育士、看護師(准看護師、保健師)、教諭(小学校、幼稚園、養護教諭)など。※施設長・管理者は対象外。
  • 住居要件:世帯主またはそれに準ずる者(世帯総収入の50%超)であること。
  • 手当:事業者から住宅手当等を受けていないこと。

【重要】採用年数の経過措置について

令和6年度から対象者の採用年数が「6年以内」に変更されましたが、継続利用者のための経過措置が設けられています。ご自身の対象期間を正確に把握することが重要です。

  • 令和2年度以前から継続対象の方:採用日から10年以内
  • 令和3年度から継続対象の方:採用日から9年以内
  • 令和4年度から継続対象の方:採用日から8年以内
  • 令和5年度から継続対象の方:採用日から7年以内

申請から受給までの流れ

申請は四半期ごとに行い、実績に基づいて補助金が支払われます。大まかな流れを理解しておきましょう。

  1. STEP 1: 対象物件の選定と契約
    事業者が貸主と賃貸借契約を締結します。法人名義での契約が必須です。
  2. STEP 2: 必要書類の準備
    申請書、賃貸借契約書の写し、対象者の住民票、雇用契約書、資格証の写しなど、指定された書類を準備します。
  3. STEP 3: 四半期ごとの申請
    各四半期終了後、定められた期日までに市へ申請書類を提出します。
  4. STEP 4: 審査・交付決定
    市が提出書類を審査し、交付が決定されます。
  5. STEP 5: 補助金の支払い
    審査完了後、指定口座に補助金が振り込まれます。
  6. STEP 6: 年度末の実績報告
    年度終了後、1年間の実績をまとめた報告書を提出します。

申請前に確認!よくある質問と注意点

申請をスムーズに進めるために、間違いやすいポイントや注意点を事前に把握しておくことが大切です。

Q1. 借り上げる宿舎が川崎市外でも対象になりますか?

A1. はい、市外の物件でも対象となる場合があります。ただし、川崎市内の対象施設に勤務していることが前提であり、適用要件を満たす必要があります。

Q2. 保育士個人が契約している物件を法人が借り上げる形に変更できますか?

A2. いいえ、個人契約の物件は対象外です。必ず事業者が貸主と直接、賃貸借契約を締結する必要があります。また、事業者が所有する物件(社有物件)も対象となりません。

Q3. 複数の保育士でシェアハウスに入居する場合の補助額はどうなりますか?

A3. 補助額は「1人あたり」ではなく「1戸あたり」で計算されます。複数人で1つの物件に入居する場合でも、補助上限額は月額82,000円です。

まとめ:制度を最大限活用し、選ばれる保育園へ

川崎市の「保育士宿舎借り上げ支援事業」は、保育士の経済的負担を大幅に軽減し、採用力の強化と人材の定着に直結する非常に有効な制度です。申請手続きは四半期ごとで書類準備も必要ですが、そのメリットは計り知れません。

本制度を戦略的に活用し、保育士が安心して長く働ける環境を整えることで、保護者からも子どもたちからも選ばれる魅力的な保育園づくりを目指しましょう。

公式サイトで最新情報を確認する

お問い合わせ先

川崎市 こども未来局 保育第2課

詳細な要件や申請書類については、必ず川崎市の公式ホームページをご確認いただくか、担当課へ直接お問い合わせください。

助成金詳細

実施機関 川崎市
最大助成額 8万円
申請締切 2025/3/31 (終了)
採択率 90.0%
難易度
閲覧数 1

対象者・対象事業

川崎市内の保育所、小規模保育事業、事業所内保育事業、認定こども園等を運営する法人。対象となる保育士は、採用後6年以内(経過措置あり)の常勤保育士、看護師、教諭等で、施設長を除く。

お問い合わせ

川崎市こども未来局 保育第2課(詳細は公式サイトをご確認ください)