詳細情報
地域の活性化に貢献したい自治会や町内会の皆様へ。宝くじの社会貢献広報事業であるコミュニティ助成事業は、皆様の活動を強力にサポートします。集会施設の整備からイベント用品の購入まで、幅広い用途で活用できるこの助成金を活用して、地域コミュニティをさらに盛り上げましょう!
コミュニティ助成事業の概要
正式名称:コミュニティ助成事業
実施組織:一般財団法人自治総合センター
目的・背景:宝くじの受託事業収入を財源として、コミュニティ活動に必要な備品や集会施設の整備、安全な地域づくり、地域文化への支援等を行い、地域社会の健全な発展と住民福祉の向上に寄与することを目的としています。
対象者:自治会、町内会、住民自治協議会などのコミュニティ組織
助成金額・補助率
助成金額は、事業の種類によって異なります。以下に主な事業ごとの助成金額・補助率をまとめました。
| 事業名 | 助成金額 | 補助率 |
|---|---|---|
| 一般コミュニティ助成事業 | 100万円~250万円 | 定額 |
| コミュニティセンター助成事業 | 上限2,000万円 | 対象事業費の5分の3以内 |
| 地域防災組織育成助成事業 | 30万円~200万円 | 定額 |
| 青少年健全育成助成事業 | 30万円~100万円 | 定額 |
| 地域づくり助成事業 | 上限200万円 | 定額 |
計算例:コミュニティセンターの改修費用が3,000万円の場合、補助率は5分の3以内なので、最大2,000万円の助成を受けることができます。
対象者・条件
コミュニティ助成事業の対象となるのは、地域に密着して活動しているコミュニティ組織です。具体的な対象者・条件は以下の通りです。
- 自治会、町内会
- 住民自治協議会
- その他、市町村が認めるコミュニティ組織
注意点:特定の目的で活動する団体(PTA、体育協会、趣味サークル等)や、営利団体、宗教団体等は対象外となる場合があります。
補助対象経費
補助対象となる経費は、事業の種類によって異なりますが、主に以下のものが挙げられます。
- 集会施設の建設・改修費用
- 備品購入費用(机、椅子、音響設備、照明器具等)
- イベント用品購入費用(テント、模擬店用品等)
- 防災用品購入費用(防災倉庫、非常食、発電機等)
対象外経費:建築物、消耗品、個人の利用に留まるもの、建物と実質一体とみなせるもの(トイレ、畳、カーペット、襖等)、防災目的の備品、自転車、防犯カメラ、一般調理器具、医薬品等
申請方法・手順
申請方法は、各市町村によって異なる場合がありますが、一般的な手順は以下の通りです。
- 市町村の担当窓口に相談
- 申請書類の入手
- 必要書類の準備
- 申請書類の提出
- 審査
- 採択決定
- 助成金の交付
必要書類:
- 事業計画書
- 団体の規約
- 総会資料
- 見積書
- カタログ
- その他、市町村が指定する書類
申請期限:各市町村によって異なりますので、必ず担当窓口にご確認ください。
採択のポイント
採択されるためには、以下のポイントを押さえることが重要です。
- 事業計画の具体性・実現可能性
- 地域ニーズとの合致
- 事業の公益性・社会貢献性
- 団体の運営体制
採択率:各市町村によって異なりますが、一般的には20~40%程度です。
よくある質問(FAQ)
- Q:複数の事業に申請できますか?
- A:原則として、1団体につき1事業のみ申請可能です。
- Q:申請書類はどこで入手できますか?
- A:各市町村の担当窓口で入手できます。
- Q:助成金の使途に制限はありますか?
- A:助成対象として認められた経費にのみ使用できます。
- Q:実績報告は必要ですか?
- A:事業完了後、実績報告書の提出が必要です。
- Q:採択されなかった場合、再申請できますか?
- A:再申請は可能ですが、改善点を見直して再度申請する必要があります。
松阪市におけるコミュニティ助成事業の注意点
松阪市では、令和8年度実施分より、「一般コミュニティ助成事業」「コミュニティセンター助成事業」については、松阪市にて公開抽選を行い、一般財団法人自治総合センターへ申請する団体を決定します。抽選への申し込みが必要となりますので、ご注意ください。
まとめ・行動喚起
コミュニティ助成事業は、地域の活性化に貢献する絶好の機会です。申請を検討されている方は、まずはお住まいの市町村の担当窓口にご相談ください。詳細な情報や申請書類の入手方法、申請のポイントなどを教えてもらえます。
問い合わせ先:各市町村の担当窓口(例:松阪市 地域づくり連携課 0598-53-4369)
公式サイト:一般財団法人自治総合センター