【2025年度】京田辺市の太陽光発電・蓄電池補助金!最大107.5万円の詳細を解説
京都府京田辺市にお住まいの方に朗報です!2025年度(令和7年度)、住宅への太陽光発電システムと蓄電池の導入を支援する、非常にお得な補助金制度が実施されます。最大で107.5万円という高額な補助が受けられるチャンスです。
この記事では、京田辺市の「家庭向け自立型再生可能エネルギー設備設置補助金」について、補助金額、対象者、申請期間、注意点などを、誰にでも分かりやすく徹底解説します。エネルギー価格が高騰する今、自家消費型の再生可能エネルギー設備を導入し、光熱費削減と災害対策を両立させましょう。
この補助金のポイント
- 高額補助: 太陽光と蓄電池の同時設置で最大27.5万円!
- 追加補助あり: 高効率給湯器やコージェネレーションシステムを同時設置すると、補助額が最大107.5万円にアップ!
- 制度拡充: 従来制度より補助額が増額された「新制度」がメイン!
- 申請期間: 令和7年4月28日(月)から11月20日(木)まで
- 注意点: 予算を超えた場合は公開抽選。契約日にも指定あり!
京田辺市の補助金制度は2種類!「新制度」が断然お得
京田辺市の補助金には、売電方法によって「新制度」と「従来制度」の2種類があります。基本的には、補助額が大きく、予算枠も多い「新制度」の利用がおすすめです。
【おすすめ】新制度:FIT売電不可(自家消費型)
発電した電気を電力会社に固定価格で売電する「FIT制度」を利用しない方向けの制度です。発電した電気を最大限自宅で使い、余った分を新電力会社などに売電するスタイルです。こちらが市のメインの補助金となります。
従来制度:FIT売電可
国が定める固定価格で10年間、電力会社に売電する「FIT制度」を利用する方向けの制度です。新制度に比べて補助額や予算枠が少なくなっています。
補助金額はいくら?設備ごとの詳細
補助金額は、導入する設備や制度によって異なります。ここでは、メインとなる「新制度」の補助額を中心に解説します。
| 設備 | 新制度(FIT売電不可)の補助額 | 従来制度(FIT売電可)の補助額 |
|---|---|---|
| 太陽光発電システム | 2万円/kW(上限8万円) +1.5万円の定額加算 |
1万円/kW(上限4万円) +1.5万円の定額加算 |
| 蓄電池システム | 3万円/kWh(上限18万円) | 2万円/kWh(上限12万円) |
| 太陽光+蓄電池 合計(上限) | 27.5万円 | 17.5万円 |
【さらに増額!】高効率給湯器・コージェネの同時設置
太陽光発電・蓄電池と同時に以下の設備を導入する場合、さらに補助が上乗せされます。これは「新制度」利用者が対象です。
- 高効率給湯器(エコキュート等)
補助額:導入費用の1/2(最大30万円) - コージェネレーションシステム(エネファーム等)
補助額:導入費用の1/2(最大80万円)
補助額シミュレーション
- 太陽光(4kW)+蓄電池(6kWh)+高効率給湯器を設置した場合
太陽光(8万円) + 定額(1.5万円) + 蓄電池(18万円) + 給湯器(最大30万円) = 最大57.5万円 - 太陽光(4kW)+蓄電池(6kWh)+コージェネを設置した場合
太陽光(8万円) + 定額(1.5万円) + 蓄電池(18万円) + コージェネ(最大80万円) = 最大107.5万円
補助対象者の主な条件
補助金を受け取るためには、以下の条件をすべて満たす必要があります。
- 京田辺市内に住所を有していること。
- 自らが居住する市内の住宅に対象設備を同時に設置すること。
- 市税を滞納していないこと。
- 京都府が実施する「家庭向け自立型再生可能エネルギー設備設置助成事業」の対象者であること。
- 国の他の補助金を受けていないこと。(重要)
申請期間と手続きの流れ
申請を検討している方は、期間と流れをしっかり把握しておきましょう。
- 受付期間
令和7年4月28日(月)~ 令和7年11月20日(木)まで - 受付方法
京田辺市役所 環境課の窓口にて申請。(土日祝を除く、8時30分から17時15分まで) - 交付決定者の選定
期間内の申請額が予算額を超えた場合は、公開抽選会で交付対象者を決定します。
抽選会予定日:令和7年12月3日(水)午前10時~
【最重要】契約日(事業着手日)に注意!
この補助金を利用するには、設置工事の契約日が「令和7年4月17日」以降である必要があります。この日付より前に契約してしまうと、補助金の対象外となってしまうため、絶対に注意してください。業者と契約する前に、必ずこの日付を確認しましょう。
申請前に確認すべき注意点
申請で失敗しないために、以下の点も必ず確認してください。
- 国の補助金との併用不可
当該設備設置に関して、国の補助金を受けている場合は対象外です。 - 自家消費率の条件(新制度)
太陽光で発電する電力の30%以上を自家消費する必要があります。 - 年度内の工事完了
原則として、申請年度内に工事契約から工事完了までを終える必要があります。年度をまたぐ工事は、事前に市の承認が必要な場合があります。 - 予算と抽選
予算には限りがあり、新制度の予算額は12,650,000円(約46件分)です。申請が多ければ抽選となるため、必ずしも補助金が受けられるとは限りません。
よくある質問(FAQ)
- Q1. 申請は難しいですか?
- A1. 申請書や契約書の写し、見積書など複数の書類が必要です。設置を依頼する業者に相談しながら進めるのがおすすめです。京田辺市の公式サイトから様式をダウンロードできます。
- Q2. 京都府の補助金も別途もらえるのですか?
- A2. いいえ、京田辺市の補助金は京都府の制度と連携しています。京田辺市から交付される補助金額の中に、府の負担分が既に含まれています。別々に申請する必要はありません。
- Q3. FIT売電不可(新制度)のメリットは何ですか?
- A3. 補助金額が多いことに加え、申請手続きが比較的スムーズです。FIT制度を利用する場合、電力会社との契約手続きに時間がかかることがありますが、新制度ではその必要がありません。また、電気を高く買ってくれる新電力会社を自分で選べるメリットもあります。
まとめ:計画的な準備で補助金を活用しよう!
京田辺市の2025年度住宅用太陽光・蓄電池補助金は、最大107.5万円と非常に魅力的な制度です。特に補助額の大きい「新制度」は、自家消費による電気代削減と災害時の備えを両立したい家庭にとって大きな後押しとなります。
ただし、「契約日が令和7年4月17日以降」という重要なルールや、予算超過時の抽選など、注意すべき点もいくつかあります。補助金の活用を検討している方は、早めに情報収集を開始し、信頼できる設置業者に相談しながら計画的に準備を進めましょう。
詳細な要綱や申請書類については、必ず京田辺市の公式ウェブサイトをご確認ください。
対象者・対象事業
京田辺市に住所を有し、自らが居住する住宅に新たに対象設備(太陽光発電システム及び蓄電システム等)を同時に設置する個人。市税を滞納していないこと等の要件あり。
必要書類(詳細)
交付申請書、確認申請書兼事業開始承認申請書、工事請負契約書の写し、対象設備の仕様がわかる書類(カタログ等)、見積書の写し、市税の滞納がないことの証明書、誓約書など。詳細は公式サイトの交付要綱をご確認ください。
対象経費(詳細)
住宅用太陽光発電システム、住宅用蓄電システム、住宅用高効率給湯機器、住宅用コージェネレーションシステムの購入費および設置工事費。