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集会所建設・修繕補助金で地域コミュニティを活性化!
地域コミュニティの拠点となる集会所の建設や修繕は、住民の交流を深め、地域全体の活性化につながります。しかし、建設・修繕費用は高額になりがちで、町内会や自治会などの住民自治組織にとっては大きな負担です。そこで、倉敷市と四日市市では、集会所の建設・修繕費用の一部を補助する制度を設けています。本記事では、これらの補助金制度の概要から申請方法、採択のポイントまでを詳しく解説します。地域コミュニティの活性化を目指す皆様にとって、本記事が有益な情報源となることを願っています。
倉敷市地域集会所設置費等補助金
助成金の概要
倉敷市では、町内会・自治会等の住民自治組織が、集会所を設置・修繕等する場合に補助を行います。冷暖房設備等の設置に係る補助金については、交付を受けた年度の翌年度から起算して、冷暖房設備(ダクトを使用する大型のもの)は15年間、それ以外の冷暖房用機器は10年間を経過するまでは補助の対象となりません。また、公共下水道への接続工事に係る補助金は、1集会所につき1回限りです。その他の補助金の交付を受けた集会所は、当該補助金の交付を受けた年度の翌年度から起算して5年間を経過するまでは補助の対象となりません。
- 正式名称: 倉敷市地域集会所設置費補助金
- 実施組織: 倉敷市企画財政局市民協働推進部市民活動推進課
- 目的・背景: 住民自治組織による集会所の設置・修繕を支援し、地域コミュニティの活性化を図る
- 対象者: 町内会、自治会等の住民自治組織
助成金額・補助率
補助区分に応じて、補助内容と補助限度額が異なります。以下に詳細を示します。
| 補助区分 | 補助内容 | 補助限度額 |
|---|---|---|
| 新築・増築・改築 | 基準工事費または工事実費のうち、いずれか低い額で、補助対象経費の50% | 800万円 |
| 建物取得 | 建物取得実費、基準工事費又は現在価格のうち、いずれか低い額で、補助対象経費の50% | 800万円 |
| 大修繕 | 補助対象となる工事費から20万円を差し引いた額の50% | 800万円 |
| 冷暖房設備等の設置 | 補助対象経費の50% | 100万円 |
| 公共下水道への接続工事 | 補助対象経費の50% ※1回のみ(既存施設への接続の場合) | 50万円 |
※補助額に1,000円未満の端数が生じた場合は、これを切り捨てます。
対象者・条件
対象となるのは、倉敷市内の町内会、自治会等の住民自治組織です。以下の条件を満たす必要があります。
- 倉敷市内に所在する住民自治組織であること
- 集会所の設置・修繕等を計画していること
- 市の定める要綱に適合する事業であること
補助対象経費
補助対象となる経費は、集会所の新築、増築、改築、大修繕、冷暖房設備等の設置、公共下水道への接続工事に要する経費です。ただし、門・塀・庭・側溝・駐車場・駐輪場などの外構工事、カーテン、テレビや放送設備などの備品、用地取得費などは補助対象外となります。
申請方法・手順
申請方法の詳細は倉敷市の公式サイトをご確認ください。申請書類は、倉敷市企画財政局市民協働推進部市民活動推進課で入手できます。
四日市市集会所補助金交付要綱
助成金の概要
四日市市では、自治会が自らの出資により集会所を建築、購入、修繕及び模様替えをする経費を予算の範囲内で補助します。この補助金は、地域住民の福祉向上及びコミュニティ活動の推進を図ることを目的としています。
- 正式名称: 四日市市集会所補助金交付要綱
- 実施組織: 四日市市
- 目的・背景: 地域住民の福祉向上及びコミュニティ活動の推進
- 対象者: 四日市市内の自治会
助成金額・補助率
補助金の額は、補助対象経費の区分に応じて異なります。ただし、千円未満の額は切り捨てとなります。
| 補助対象経費 | 補助金額 |
|---|---|
| 660万円以下の金額 | 補助対象経費の100分の50 |
| 660万円を超え1,560万円以下の金額 | 330万円+(補助対象経費から660万円を減じた金額の100分の35) |
| 1,560万円を超え2,450万円以下の金額 | 645万円+(補助対象経費から1,560万円を減じた金額の100分の20) |
| 2,450万円を超える金額 | 823万円 |
対象者・条件
対象となるのは、四日市市内の自治会です。ただし、市長が認める建築等に要する経費(補助対象経費)が、1事業当たり30万円未満のものは除きます。
- 四日市市内の自治会であること
- 集会所の建築、購入、修繕及び模様替えの事業を行うこと
- 補助対象経費が1事業当たり30万円以上であること
補助対象経費
補助対象となる経費は、集会所本体、カーテン、下駄箱、消火器等の設置経費、集会所本体以外の附帯施設で、机、椅子等集会所の備品を収納するための倉庫の建築等の経費、設計料、耐震診断、法令上必要な各種申請料その他の集会所の建築等に必要な経費です。ただし、用地の取得及び造成、既設建築物の撤去、敷地内舗装、植栽、車庫、フェンス、門、自転車置場その他の集会所本体以外の附帯施設、舞台幕、シャンデリア、浴室その他の奢侈品、机、椅子、テレビその他の備品は補助対象外となります。
申請方法・手順
申請方法の詳細は四日市市の公式サイトをご確認ください。申請書類は、四日市市の担当部署で入手できます。
採択のポイント
補助金の採択を受けるためには、以下のポイントを押さえることが重要です。
- 事業計画の具体性: どのような集会所を建設・修繕し、どのように活用するのかを具体的に記述する
- 費用対効果: 補助金によって得られる効果を明確に示す
- 地域住民のニーズ: 地域住民のニーズを反映した計画であることを示す
- 実現可能性: 計画の実現可能性を示す
よくある質問(FAQ)
- Q: 補助金の申請はいつまでですか?
A: 申請期限は各自治体によって異なります。公式サイトでご確認ください。
- Q: 補助対象となる経費は何ですか?
A: 集会所の新築、増築、改築、大修繕、冷暖房設備等の設置、公共下水道への接続工事に要する経費が対象となります。詳細は各自治体の要綱をご確認ください。
- Q: 補助金の交付額はどのように決まりますか?
A: 補助区分と補助対象経費に基づいて算出されます。詳細は各自治体の要綱をご確認ください。
- Q: 申請に必要な書類は何ですか?
A: 事業計画書、収支予算書、見積書等が必要です。詳細は各自治体の公式サイトをご確認ください。
- Q: 補助金の申請は難しいですか?
A: 申請書類の作成や手続きに手間がかかる場合がありますが、本記事や各自治体の公式サイトを参考に、しっかりと準備すれば申請可能です。
まとめ・行動喚起
本記事では、倉敷市と四日市市の集会所建設・修繕補助金について詳しく解説しました。これらの補助金を活用することで、地域コミュニティの拠点となる集会所の建設・修繕が実現し、地域全体の活性化につながることが期待されます。ぜひ、本記事を参考に、補助金の申請をご検討ください。ご不明な点があれば、各自治体の担当部署にお問い合わせください。
お問い合わせ先:
倉敷市企画財政局市民協働推進部市民活動推進課: 086-426-3107
四日市市: 各担当部署