締切: 令和8年1月30日まで
対象となる方
- 北九州港に定期寄港する国内フェリー及びRORO船を利用する荷主
- 北九州港に定期寄港する国内フェリー及びRORO船を利用する貨物運送事業者
- 陸上輸送の一部を海上輸送に変更する事業者
- 他港利用からの転換により陸送距離が短縮される事業者
- 新規貨物であってCO2削減に寄与する事業者
申請手順
| ステップ | 内容 |
|---|---|
| STEP 1 | 事前相談(北九州市港湾空港局 物流振興課へ連絡) |
| STEP 2 | 交付申請書の作成・必要書類の準備 |
| STEP 3 | 申請書類の提出(郵送または持参) |
| STEP 4 | 審査・交付決定 |
| STEP 5 | モーダルシフトの実施 |
| STEP 6 | 実績報告書の提出(輸送証明の添付が必要) |
| STEP 7 | 補助金の交付 |
補助金額・補助率
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 補助上限額 | 申請件数1件あたり最大20万円(週末発着便の利用がある場合は最大30万円) |
| 20Feet以下のコンテナ | 平日:1台につき7,000円、週末:1台につき12,000円 |
| 8m未満のトラック・トレーラー | 平日:1台につき7,000円、週末:1台につき12,000円 |
| 20Feet超のコンテナ | 平日:1台につき10,000円、週末:1台につき15,000円 |
| 8m以上のトラック・トレーラー | 平日:1台につき10,000円、週末:1台につき15,000円 |
計算例: 平日に20フィート以下のコンテナ10本を輸送した場合、7,000円/台 × 10台 = 70,000円の補助金が交付されます。
対象者・申請要件
対象となる事業者
- 北九州港に定期寄港する国内フェリー及びRORO船を利用する荷主または貨物運送事業者
- 以下のいずれかの要件を満たすこと
- 陸上輸送の一部を海上輸送に変更するもの
- 他港利用からの転換により陸送距離が短縮するもの
- 新規貨物であってCO2削減に寄与するもの
- 補助対象期間内に、コンテナ10本、若しくはトラック・トレーラー10台以上の輸送を行うこと(貨物の実輸送を行うものに限る)
対象とならないケース
- 北九州港に定期寄港する国内フェリー及びRORO船を利用しない場合
- コンテナまたはトラック・トレーラーの輸送台数が10台未満の場合
- 貨物の実輸送を行わない場合
- 本市が行う他の補助制度の適用を受ける場合(重複して助成を受けることはできません)
補助対象経費
| 経費区分 | 詳細 | 対象可否 |
|---|---|---|
| 海上輸送費 | 北九州港に定期寄港する国内フェリー及びRORO船の利用料金 | ○ |
| 陸上輸送費 | モーダルシフトに伴い発生する、港までの陸上輸送費 | ○ |
| その他経費 | モーダルシフトに直接関連する費用(要事前相談) | ○ |
重要: 申請は受付順とし、予算上限に達した時点で受付を締め切ります。早めの申請をお勧めします。
必要書類一覧
| No. | 書類名 | 備考 |
|---|---|---|
| 1 | 交付申請書 | 北九州市港湾空港局のウェブサイトからダウンロード |
| 2 | 事業計画書 | モーダルシフトの計画、CO2削減効果などを記載 |
| 3 | 輸送計画書 | 輸送ルート、輸送量、利用船舶などを記載 |
| 4 | 会社概要 | 会社の登記簿謄本など |
| 5 | その他 | 北九州市が必要と認める書類 |
審査基準・採択のポイント
主な審査項目
- モーダルシフトの必要性: 陸上輸送から海上輸送への転換の妥当性
- CO2削減効果: 環境負荷低減への貢献度
- 事業の実現可能性: 計画の具体性、実行可能性
- 費用対効果: 補助金額に対する効果
採択率を高めるポイント
- 具体的な数値目標を設定(CO2削減量、輸送コスト削減額など)
- 詳細な輸送計画を策定
- 船会社との連携を強化
- 事前相談を必ず行う
採択率: 要確認
よくある質問
Q1: 補助対象となる貨物はどのようなものですか?
A: 北九州港に定期寄港する国内フェリー及びRORO船を利用した、新たなモーダルシフト貨物が対象です。
Q2: 週末の発着便とは具体的にいつのことですか?
A: 北九州港発が金・土・日、北九州港着が土・日・月となる便です。
Q3: 申請はどのように行えばよいですか?
A: 事前に北九州市港湾空港局 物流振興課へご連絡いただき、申請書類をご準備の上、郵送または持参にてご申請ください。
Q4: 実績報告には何が必要ですか?
A: 第三者(船会社等)による輸送証明の添付が必要です。
Q5: 予算上限に達した場合、申請できなくなりますか?
A: はい、補助金交付申請の合計が令和7年度の予算額に達した場合、その時点で受付を終了します。
制度の概要・背景
本補助金は、2024年問題の解決と物流における環境負荷低減の促進を目的として、北九州港が実施する支援制度です。陸上輸送から海上輸送への転換(モーダルシフト)を促進し、CO2排出量の削減と輸送効率の向上を目指します。
近年、トラックドライバーの高齢化や人手不足、燃料費の高騰などにより、物流業界は様々な課題に直面しています。モーダルシフトは、これらの課題を解決するための有効な手段として注目されており、本補助金は、その取り組みを支援するものです。
まとめ・お問い合わせ先
北九州港モーダルシフト補助制度は、物流コストの削減と環境負荷の低減を両立できる魅力的な制度です。対象となる事業者様は、ぜひご活用をご検討ください。
お問い合わせ先
実施機関: 北九州市港湾空港局 港営部 物流振興課
住所: 〒801-8555 北九州市門司区西海岸1丁目2-7
電話: 093-321-5941(受付時間: 平日9:00-17:00)
FAX: 093-321-5936
公式サイト: https://kitaqport.jp/jap/topics/modalshift.html