神奈川県大和市にお住まいの方に朗報です!国の「地域脱炭素移行・再エネ推進交付金」を活用した、非常にお得な住宅向け補助金制度が実施されています。この制度では、「太陽光発電・蓄電池の設置」と「住宅の断熱リフォーム」の2種類で手厚い補助が受けられます。光熱費の削減と快適な住環境の実現に向けて、ぜひこの機会をご活用ください。
この補助金の3つのポイント
- 高額な補助金: 断熱改修で最大120万円、太陽光発電もkWあたり7万円と、国の交付金を活用した手厚い支援が魅力です。
- 2つの制度: 「創エネ(太陽光・蓄電池)」と「省エネ(断熱)」の両面からアプローチ。ご自宅の状況に合わせて最適な制度を選べます。
- 環境貢献と家計改善: 地球温暖化対策に貢献しながら、月々の光熱費を削減し、夏は涼しく冬は暖かい快適な暮らしを実現できます。
補助金制度の全体像
この補助金は、大和市が環境省の「地域脱炭素移行・再エネ推進交付金(重点対策加速化事業)」に採択されたことで実現しました。市は令和5年度から令和10年度までの6年間で約6.15億円の交付金を活用し、市民向けの補助事業や公共施設の脱炭素化を進める計画です。この大規模な国家プロジェクトの一環として、市民の皆様が利用できる2つの補助金制度が用意されています。
【制度1】自家消費型 太陽光発電・蓄電池 設置補助金
ご家庭で電気を創り、効率よく使う「自家消費」を目的とした太陽光発電システムと蓄電池の導入を支援する制度です。「自己所有」だけでなく、初期費用0円で始められる「0円ソーラー」も対象となります。
補助金額
対象設備 | 補助金額 |
---|---|
太陽光発電設備(自己所有・0円ソーラー) | 太陽電池出力値(kW)× 7万円 |
家庭用蓄電池(太陽光と同時設置) | 補助対象経費 × 1/3 ※1kWhあたりの補助対象経費が15.5万円以下であること |
⚠️ 主な要件と注意点
- 発電した電力の30%以上を自家消費する必要があります。
- 国のFIT制度(固定価格買取制度)やFIP制度の認定は取得できません。
- 蓄電池のみの設置は対象外です(太陽光発電設備との同時設置が必須)。
- 申請は工事着工の2週間前までに完了させる必要があります。
申請期間
2025年4月1日(火)~ 2026年1月30日(金)まで
※先着順です。申請が予算額に達した場合、期間中でも受付を終了することがあります。
【制度2】既存住宅の断熱改修工事 補助金
窓や壁、天井などの断熱性能を高めるリフォーム工事を支援する制度です。エネルギー効率を高め、快適な室内環境を実現します。
補助率と補助金の上限額
住宅区分 | 補助率 | 補助金上限額 |
---|---|---|
戸建住宅 | 補助対象経費の1/3 | 120万円 / 戸 |
集合住宅(個別・全体) | 15万円 / 戸(玄関ドア改修時は上限20万円/戸) |
💡 補助対象となる建材
断熱材、窓、ガラス、玄関ドアが対象です。ただし、環境省の「既存住宅の断熱リフォーム支援事業」で補助対象製品として登録されている製品を使用する必要があります。施工業者と相談の上、対象製品を確認してください。
申請期間
2025年4月1日(火)~ 2025年12月26日(金)まで
※こちらも先着順です。予算上限に達し次第、受付終了となりますのでご注意ください。
申請から補助金受取までの流れ
どちらの制度も、基本的な流れは同じです。特に「交付決定前の工事着工はNG」という点が重要です。
- STEP 1: 申請書提出(事前申請)
工事着工予定日の2週間前までに、必要書類を市役所へ提出します。 - STEP 2: 交付決定通知書の受領
市役所の審査(約1ヶ月)後、「交付決定通知書」が郵送されます。この通知書を受け取るまで工事は開始できません。 - STEP 3: 工事着工・完了
交付決定通知書を受け取ったら、工事を開始できます。 - STEP 4: 実績報告書の提出
工事完了日から60日以内、または指定の期日のいずれか早い日までに、実績報告書を提出します。 - STEP 5: 補助金の受取
市役所が実績報告書を審査し、交付額が確定した後、指定の口座に補助金が振り込まれます。
まとめ
大和市の住宅向け補助金は、国の強力なバックアップを受けた、またとないチャンスです。太陽光発電や蓄電池でエネルギーを自給自足する暮らし、断熱リフォームで一年中快適な省エネ生活、どちらもこれからの時代に必須の住まい方です。申請は先着順となりますので、検討されている方は早めに情報収集と準備を始めることをお勧めします。
お問い合わせ・公式サイト情報
大和市役所 環境共生部 環境総務課 地球環境係
〒242-8601 大和市下鶴間1-1-1 (本庁舎4階)
電話: 046-260-5493