【2025年】尾道市生産性向上等促進事業補助金|最大50万円・中小企業向け・締切10月31日
補助金詳細
Details尾道市内に事業所を有し、1年以上事業を継続している中小企業者(個人事業主を含む)。市税の滞納がないこと。中小企業者の定義は中小企業等経営強化法第2条第1項に準ずる。
・交付申請書(様式第1号)
・事業計画書(別紙1)
・収支予算書(別紙2)
・法人登記簿謄本または開業届の写し
・設備を導入する事業所の配置図または位置図
・補助対象経費に係る見積書の写し(原則2社以上)
・導入する設備の概要を示したパンフレット等の写し
・従業員名簿(別紙3)
・前期分の決算書の写しまたは前年分の確定申告書の写し
・市税の完納証明書(原本)
・誓約書兼同意書(別紙4)
【生産性向上枠】
・機械装置・システム構築費:専ら補助事業のために使用される機械、装置、センサー、工具、ソフトウェア等の購入・製作費
・外注費・委託費:補助事業の実施に必要な外注・委託費用
・ソフトウェア等利用料:特定業務用のソフトウェア・情報システムの購入費用
【DX推進枠】
・コンサルティング費用:データやデジタル技術の活用に必要なITコンサルティング費用
・自社のDX人材の育成や教育費:DX人材育成に必要な講座等の受講費用
申請前チェックリスト
補助金概要
Overview対象となる方
- 広島県尾道市内に事業所を有する中小企業者・個人事業主
- 市内で1年以上事業を継続している事業者
- 生産性向上やDX推進のための設備投資や人材育成を計画している事業者
- 市税の滞納がない事業者
申請手順
| ステップ | 内容 |
|---|---|
| STEP 1 | 事前準備と申請書類の作成(事業計画書、見積書等) |
| STEP 2 | 申請期間内(令和7年10月31日まで)に商工課へ書類を提出 |
| STEP 3 | 審査会による審査を経て、交付(不交付)決定通知を受領 |
| STEP 4 | 事業実施後、実績報告書を提出し、審査後に補助金が交付される |
補助金額・補助率
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 補助上限額 | 50万円 |
| 補助率 | 補助対象経費の2分の1以内 |
| 備考 | 千円未満の端数は切り捨てとなります。予算額に達した場合、受付を終了する場合があります。 |
計算例: 補助対象経費として120万円のシステムを導入する場合
120万円 × 補助率1/2 = 60万円
補助上限額が50万円のため、交付額は50万円となります。
対象者・申請要件
対象となる事業者
本補助金の対象者は、市内に事業所を有する中小企業者(個人事業主を含む)で、以下の要件をすべて満たす必要があります。
- 尾道市内に事業所を有し、1年以上事業を継続していること
- 補助事業の実施場所が市内の事務所又は事業所であること
- 令和7年12月31日までに補助事業を完了する計画であること
- 市税の滞納がないこと
- 今後も事業を継続する意思があること
- 取組事例の公表等に協力すること
- 同一事業について、国、県、市、その他団体等から他の補助を受けていないこと
中小企業者の定義
中小企業等経営強化法第2条第1項に規定する中小企業者で、下表の資本金または従業員数のいずれかを満たす法人・個人を指します。
| 業種分類 | 資本金の額または出資の総額 | 常時使用する従業員の数 |
|---|---|---|
| 製造業、その他の業種 | 3億円以下 | 300人以下 |
| 卸売業 | 1億円以下 | 100人以下 |
| サービス業 | 5,000万円以下 | 100人以下 |
| 小売業 | 5,000万円以下 | 50人以下 |
対象とならない事業者
- 歯科法人、医療法人、政治団体、宗教上の組織または団体、法人格のない任意団体
- 従業員等が尾道市暴力団排除条例に規定する暴力団員等である事業者
- 風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律に規定する営業を営む者
- その他市長が補助金を交付することが適当でないと認める者
補助対象経費
本補助金には「生産性向上枠」と「DX推進枠」の2つの枠があり、それぞれ対象となる経費が異なります。いずれも、交付決定日から令和7年12月31日までに実施・支払いが完了した経費が対象です。
| 枠/経費区分 | 詳細・具体例 | 対象可否 |
|---|---|---|
| 生産性向上枠 | 機械装置・システム構築費: センサー、工具、業務用ソフトウェア等の購入・製作費 | ○ |
| 外注費・委託費: システム開発や導入サポートなど、自社で実施できない業務の外注費用 | ○ | |
| ソフトウェア等利用料: 特定業務用ソフトウェア・情報システムの購入費用 | ○ | |
| DX推進枠 | コンサルティング費用: データやデジタル技術活用に必要なITコンサルティング費用 | ○ |
| 人材育成・教育費: 自社のDX人材育成に必要な講座等の受講費用 | ○ | |
| 汎用経費 | 人件費、賃料、通信費、消耗品購入費などの事業運営経費 | × |
| その他対象外 | 月額利用料、保守管理費、単なる設備更新、消費税、ECサイト構築費など | × |
重要: 交付決定日よりも前に発注・契約・支払を行った経費は補助対象外です。必ず交付決定通知書を受領した後に事業に着手してください。
必要書類一覧
申請時には、主に以下の書類が必要となります。様式は尾道市の公式サイトからダウンロードしてください。
| No. | 書類名 | 備考 |
|---|---|---|
| 1 | 交付申請書(様式第1号) | 公式サイトよりダウンロード |
| 2 | 事業計画書(別紙1) | 取組内容や期待される効果を具体的に記載 |
| 3 | 収支予算書(別紙2) | 経費の内訳を記載 |
| 4 | 法人登記簿謄本または開業届の写し | 法人の場合、発行3ヶ月以内のもの |
| 5 | 補助対象経費に係る見積書の写し | 原則として2社以上から徴取 |
| 6 | 前期分の決算書または前年分の確定申告書の写し | 税務署受付印のあるもの |
| 7 | 市税の完納証明書 | 原本を提出 |
| 8 | 誓約書兼同意書(別紙4) | 公式サイトよりダウンロード |
審査基準・採択のポイント
主な審査項目
提出された事業計画書等の内容に基づき、書面審査が行われます。審査会では以下の項目が総合的に評価されます。
- 投資内容の妥当性: 事業実態に即しており、実現可能な計画か。生産性向上が具体的に見込める内容か。
- 事業の成長性: 収益の伸長が見込めるか。業務効率化や省力化を通じて企業として成長する意欲が見られるか。
- 事業の継続性: 導入した設備やシステムを継続して運用できる体制や計画があるか。
- 事業効果: 投資によって明確な生産性向上が見込めるか。市内への経済波及効果が期待できるか。
採択率を高めるポイント
審査員に事業の価値を明確に伝えるため、事業計画書には以下の点を盛り込むことが重要です。
- 課題の明確化: 現在の業務における具体的な課題(例:手作業による入力ミスが月平均5件発生、在庫確認に1日2時間要している等)を提示する。
- 数値目標の設定: 補助事業によって達成したい目標を数値で示す(例:作業時間を30%削減、生産量を15%向上、不良率を5%低減等)。
- 導入効果の具体性: 導入する設備やシステムが、どのように課題解決と目標達成に結びつくのか、論理的に説明する。
- 費用対効果の提示: 投資額に対して、将来的にどれだけの収益改善やコスト削減が見込めるかを試算し、示す。
採択率に関する公式な発表はありませんが、計画の具体性と実現可能性が重視される傾向にあります。
よくある質問
Q1: 交付決定前に発注した設備は対象になりますか?
A: いいえ、対象外です。補助対象となる経費は、必ず交付決定通知書を受け取った日以降に契約・発注・支払いを行ったものに限られます。申請前に事業を開始しないようご注意ください。
Q2: 国や県の他の補助金と併用できますか?
A: 同一の設備や事業内容に対して、国や県など他の補助金との併用はできません。本補助金の交付決定後に他の補助金の交付決定を受けた場合は、本補助金の決定が取り消される、または返還を求められる場合があります。
Q3: 見積書は1社からでも申請可能ですか?
A: 原則として、2社以上から見積書を徴取し、最も安価な業者を発注先とすることが求められています。特定の業者からしか購入できない等の合理的な理由がある場合は、事前に商工課へご相談ください。
Q4: 過去に尾道市のDX推進支援事業補助金を受けましたが、申請できますか?
A: はい、申請可能です。ただし、過去に採択された設備やシステムの更新・アップデートは対象外です。過去の事業とは異なる新たな業務効率化や課題解決に取り組む内容である必要があります。
Q5: 申請書類の提出方法を教えてください。
A: 郵送、Eメール、または商工課の窓口へ直接持参する方法で提出できます。Eメールで提出する場合は、件名を「生産性向上等促進事業補助金申請(事業者名)」とするなど、分かりやすく記載してください。
制度の概要・背景
「尾道市生産性向上等促進事業補助金」は、尾道市が市内事業者の持続的な成長を支援するために実施する制度です。人手不足や働き方改革への対応が求められる中、デジタル技術の活用による業務の効率化や生産性の向上は、企業が競争力を維持・強化する上で不可欠な要素となっています。
本補助金は、こうした課題に取り組む事業者を資金面で後押しすることを目的としています。具体的には、生産工程の見える化や遠隔監視システムの導入といった設備投資(生産性向上枠)や、DX推進のための専門家活用、人材育成(DX推進枠)など、幅広い取り組みを支援対象としています。これにより、市内産業の活性化と、より付加価値の高い事業展開を促進することを目指しています。
まとめ・お問い合わせ先
本補助金は、尾道市内の事業者が生産性向上やDX化に取り組む際の初期投資負担を軽減する有効な制度です。申請には事業計画書の作成など準備が必要となるため、公募要領や手引きを熟読の上、計画的に準備を進めることをお勧めします。ご不明な点は、下記のお問い合わせ先までご連絡ください。
お問い合わせ先
実施機関: 尾道市
担当部署: 商工課 商工振興係
住所: 〒722-8501 広島県尾道市久保一丁目15番1号 本庁舎1階
電話: 0848-38-9182
Email: shoko@city.onomichi.hiroshima.jp
公式サイト: https://www.city.onomichi.hiroshima.jp/soshiki/26/62305.html
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|---|---|---|---|---|---|
| 補助金額 | 最大50万円 | 最大1200万円 | 最大1,003,000円 | 上限なし | 最大40万円 |
| 補助率 | 補助対象経費の2分の1以内(上限額:50万円)。千円未満の端数は切り捨て。 | 交付対象経費の4分の3以内 | 病院(大規模病院含む)は対象経費の6分の1、診療所は4分の1。施設規模や導入内容(初期導入、新機能導入、同時導入)により上限額が異なります。 | <ul> <li>公共交通人材確保支援事業:1/4</li> <li>公共交通環境整備支援事業:1/6</li> <li>運転士就労支援金:定額</li> </ul> | 各取組によって補助率が異なります。詳細は実施要綱をご確認ください。 |
| 申請締切 | 2025年10月31日 | 令和7年12月19日まで | 令和7年12月31日 | 令和8年2月28日まで | 令和7年12月26日まで |
| 難易度 | |||||
| 採択率 | 30.0% | 30.0% | 30.0% | 30.0% | 30.0% |
| オンライン | 非対応 | 非対応 | 非対応 | 非対応 | 非対応 |
| jGrants | 非対応 | 非対応 | 非対応 | 非対応 | 非対応 |
| 準備目安 | 約14日 | 約14日 | 約14日 | 約14日 | 約14日 |
| 詳細 | — | 詳細を見る → | 詳細を見る → | 詳細を見る → | 詳細を見る → |
よくある質問
FAQQ この補助金の対象者は誰ですか?
Q 申請に必要な書類は何ですか?
・事業計画書(別紙1)
・収支予算書(別紙2)
・法人登記簿謄本または開業届の写し
・設備を導入する事業所の配置図または位置図
・補助対象経費に係る見積書の写し(原則2社以上)
・導入する設備の概要を示したパンフレット等の写し
・従業員名簿(別紙3)
・前期分の決算書の写しまたは前年分の確定申告書の写し
・市税の完納証明書(原本)
・誓約書兼同意書(別紙4)
Q どのような経費が対象になりますか?
・機械装置・システム構築費:専ら補助事業のために使用される機械、装置、センサー、工具、ソフトウェア等の購入・製作費
・外注費・委託費:補助事業の実施に必要な外注・委託費用
・ソフトウェア等利用料:特定業務用のソフトウェア・情報システムの購入費用
【DX推進枠】
・コンサルティング費用:データやデジタル技術の活用に必要なITコンサルティング費用
・自社のDX人材の育成や教育費:DX人材育成に必要な講座等の受講費用