対象となる方
- 都内に住宅を所有する個人・法人及び管理組合
- 上記と共同で申請するリース事業者
申請手順
| ステップ | 内容 |
|---|---|
| STEP 1 | 事前申込(電子申請推奨) |
| STEP 2 | 設備設置工事の契約・施工(事前申込受付後) |
| STEP 3 | 交付申請兼実績報告(事前申込から1年以内) |
| STEP 4 | 審査→交付決定→補助金振込 |
補助金額・補助率
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 高断熱窓・高断熱ドア | 窓の種類、グレード、面積に応じて助成単価が決定。上限130万円/戸(防犯窓は325万円/戸) |
| 断熱材 | 助成対象経費の1/3、上限100万円/戸 |
| 高断熱浴槽 | 助成対象経費の1/3、上限9.5万円/戸 |
| リフォーム瑕疵保険 | 1契約あたり7,000円 |
計算例: 高断熱窓設置工事で50万円、断熱材設置工事で30万円の場合、補助金額はそれぞれ計算され、合計額が補助金として交付されます。
対象者・申請要件
対象となる住宅
- 都内の既存住宅(新築は対象外)
- 令和7年4月1日以降に新たに設置する設備であること
- 未使用品であること
対象となる事業者
- 都内に住宅を所有する個人・法人及び管理組合
- 上記と共同で申請するリース事業者
補助対象経費
| 経費区分 | 詳細 | 対象可否 |
|---|---|---|
| 材料費 | 高断熱窓、高断熱ドア、断熱材、高断熱浴槽の購入に必要な経費 | ○ |
| 工事費 | 高断熱窓、高断熱ドア、断熱材、高断熱浴槽の設置と不可分の工事に必要な経費 | ○ |
| リフォーム瑕疵保険 | リフォーム瑕疵保険等の加入に係る保険料及び検査料 | ○ |
重要: 設備設置の契約・施工は事前申込受付後が条件となります。令和7年4月1日から同年6月30日までに設備設置契約を締結した場合は遡及期間として事後の申し込みを可とします。
必要書類一覧
| No. | 書類名 | 備考 |
|---|---|---|
| 1 | 事前申込書 | 電子申請または郵送 |
| 2 | 交付申請兼実績報告書 | 工事完了後 |
| 3 | 工事請負契約書 | |
| 4 | 設置状況写真 | 工事前後 |
| 5 | その他 | 要綱、手引き等に記載 |
審査基準・採択のポイント
主な審査項目
- 省エネ効果: 改修後の省エネ性能が基準を満たしているか
- 施工品質: 適切な施工が行われているか
- 申請書類: 記載内容に不備がないか
採択率を高めるポイント
- 国の補助金との併用を検討する
- 複数の業者から見積もりを取り、費用対効果の高い工事を選ぶ
- 申請書類は丁寧に作成し、不備がないようにする
よくある質問
Q1: 申請は電子申請のみですか?
A: 事前申込は電子申請が推奨されていますが、郵送も可能です。交付申請兼実績報告は、事前申込と同じ方法で行う必要があります。
Q2: 申請期間はいつまでですか?
A: 事前申込は令和7年5月30日から開始しています。交付申請兼実績報告は令和7年6月30日から令和11年3月30日までです。
Q3: 複数の住宅を所有している場合、それぞれ申請できますか?
A: 住宅ごとに申請可能です。ただし、それぞれの住宅が助成要件を満たしている必要があります。
Q4: 申請代行を依頼できますか?
A: 申請手続きを手続代行者に依頼された方は、手続代行者に事前申込受付番号のお問い合わせをお願いいたします。
制度の概要・背景
本補助金は、東京都が2030年までに温室効果ガス排出量を50%削減(2000年比)する「カーボンハーフ」を実現するために実施されている事業です。都内の既存住宅における省エネ改修を促進し、地球温暖化対策に貢献することを目的としています。
既存住宅の断熱性能向上は、エネルギー消費量の削減だけでなく、居住者の健康増進にもつながります。本補助金を活用することで、快適な住環境を実現し、持続可能な社会の実現に貢献することが期待されます。
まとめ・お問い合わせ先
東京都既存住宅省エネ改修促進事業は、住宅の省エネ化を支援する大変有益な制度です。対象となる方は、ぜひこの機会に省エネ改修をご検討ください。
お問い合わせ先
実施機関: クール・ネット東京(東京都地球温暖化防止活動推進センター)
電話: 03-6633-3822(受付時間: 平日9:00~17:00(12:00~13:00を除く))
公式サイト: https://www.tokyo-co2down.jp/subsidy/ene_reform/ene_reform_r07