【重要】公募状況に関するご注意
東浦町の公式サイトでは「令和7年度分の交付申請の受付は終了しました」との記載がありますが、更新日が未来の日付(2025年10月02日)となっていることや、一部の補助金ポータルサイトでは「公募中」として掲載されています。申請を検討される方は、必ず事前に下記の公式窓口へ最新の公募状況をご確認ください。
問い合わせ先: 東浦町 観光交流課 郷土観光係 (電話: 0562-82-1188)
東浦町にぎわい創出補助金とは?
愛知県東浦町では、町の新たな魅力を創出し、地域活性化に貢献するイベントの開催を支援するため、「にぎわい創出補助金」を設けています。この制度は、地域資源を活用したユニークなイベントの定着を図ることを目的としており、イベント開催にかかる経費の一部を最大30万円まで補助するものです。新しいアイデアで東浦町を盛り上げたいと考えている団体にとって、非常に魅力的な支援策です。
補助金の概要
| 補助金額 | 最大30万円 |
|---|---|
| 補助率 | 補助対象経費の全額(10/10) ※参加費を徴収する場合は補助対象経費の2/3以内 |
| 対象者 | 町のにぎわい創出に貢献するイベントを開催する団体 |
| 対象事業 | 過去に開催実績がなく、来場者500名以上が見込まれる新規イベント |
| 申請期間 | 予算上限に達し次第終了(要事前確認) |
| 実施機関 | 愛知県東浦町 |
誰が対象?(補助対象者)
この補助金は、東浦町のにぎわい創出を目的としたイベントを企画・運営する団体が対象です。ただし、以下のいずれかに該当する団体は対象外となります。
- 事業の実施から実績報告までを責任を持って遂行できる体制がない団体
- 政治活動または宗教活動を目的とする団体
- 暴力団関係者が関与している団体
- その他、町長が不適当と認める団体
どんなイベントが対象?(補助対象事業)
補助の対象となるのは、以下の全ての要件を満たす事業です。
- にぎわい創出への貢献: 町のにぎわい創出に寄与し、その主たる効果が町内に還元される事業。
- 新規性: 過去に開催実績のない新しい事業であること。(町内外問わず)
- 公共性: 参加者を限定せず、特定の受益者を対象としない事業。
- 規模: 来場者が500名以上見込まれる事業。
- 期間: 補助金の申請年度内に完了する事業。
政治・宗教活動を目的とする事業や、町の他の補助金を受けている事業は対象外となります。
何に使える?(補助対象経費)
補助対象となる経費は、イベントの実施に直接必要な経費です。具体的には以下のようなものが挙げられます。
| 経費区分 | 具体例 |
|---|---|
| 報償費 | ボランティアスタッフへの謝礼など |
| 需用費 | 消耗品費、チラシ・ポスター等の印刷製本費、資材購入費など |
| 役務費 | 通信運搬費(切手代など)、広告料、保険料など |
| 使用料及び賃借料 | 会場使用料、音響・照明機材のレンタル料など |
| 委託料 | 会場設営、司会、警備などの業務委託料 |
【注意】団体の運営にかかる人件費や事務所維持費、交際費、懇親会費などは対象外です。また、補助対象となるのは、町の交付決定日以降に契約・発注した経費のみですのでご注意ください。
申請から受給までの流れ
申請から補助金受給までの基本的な流れは以下の通りです。イベント実施前に申請と交付決定が必要な点に注意しましょう。
- 事前相談: イベント内容や経費について、町の担当窓口に相談します。
- 交付申請: 必要書類を揃えて町に提出します。(イベント開催前)
- 交付決定: 町からの審査を経て、交付決定通知書が届きます。
- 事業開始: この日以降に、経費の契約や発注を行います。
- イベント実施: 計画に沿ってイベントを開催します。
- 実績報告: イベント完了後(経費の支払いが全て完了後)、30日以内または年度末のいずれか早い日までに実績報告書を提出します。
- 額の確定: 町が実績報告書を審査し、補助金額が確定します。
- 請求・受給: 確定通知書受領後、請求書を提出し、補助金が支払われます。
必要書類
- 申請時: 補助金等交付申請書、事業計画書、収支予算書、団体の概要が分かる書類(定款など)
- 実績報告時: 補助事業等実績報告書、決算報告書、経費の支払証憑(領収書など)、イベントの写真など
各種様式は東浦町の公式サイトからダウンロードできます。
どんなイベントが採択された?(採択事例)
過去には、この補助金を活用して様々な魅力的なイベントが開催されています。企画の参考にしてみてください。
- フェニックスフェス: キッチンカーやワークショップ、ステージイベントなどを組み合わせた複合型イベント。
- 「秋夜の灯」スカイランタンフェス in 於大公園: 公園を舞台に幻想的なスカイランタンを打ち上げるイベント。
- レペゼン東浦!がうらで酔う・寄る・よう!: JR東浦駅前周辺でキッチンカーやポイントラリーを実施し、駅前のにぎわいを創出。
- ジョー熱フェス東浦2025: 工場跡地というユニークな場所で、音楽や地元企業体験ブースなどを展開。
これらの事例からも、地域の特色や資源を活かした独創的なアイデアが高く評価されることがわかります。
よくある質問(FAQ)
- Q. 来場者が見込みの500名に達しなかった場合、補助金は返還ですか?
- A. 基本的に返還を求めることはありません。ただし、実績報告の際に、下回った理由や今後の改善点などを報告していただく場合があります。
- Q. 「過去に開催実績のない事業」とは、東浦町内に限定した話ですか?
- A. いいえ、町内外を問わず、過去に一度でも開催した実績のある事業は対象外となります。
- Q. イベントの開催場所は東浦町内でないとダメですか?
- A. 開催場所は町内外を問いません。ただし、事業の主たる効果が東浦町内に還元されることが条件です。
まとめ
東浦町にぎわい創出補助金は、新しいイベントを通じて地域を元気にしたい団体を力強く後押しする制度です。最大30万円という支援は、企画の実現可能性を大きく高めてくれるでしょう。採択されるためには、新規性や公共性、地域への貢献度などを明確にした事業計画が重要です。
この記事で解説した内容を参考に、ぜひあなたのアイデアを形にしてみてください。繰り返しになりますが、申請を検討する際は、必ず事前に東浦町の担当窓口へ最新情報を確認し、相談することから始めましょう。
対象者・対象事業
町のにぎわい創出につながるイベントを開催する団体(政治・宗教団体、暴力団関係者などを除く)
必要書類(詳細)
【申請時】
1. 補助金等交付申請書
2. 事業計画書(任意様式)
3. 収支予算書
4. 定款、規約その他の団体の概要が分かる書類
5. その他町長が必要と認める書類
【実績報告時】
1. 補助事業等実績報告書
2. 決算報告書
3. 補助対象経費に係る支払証憑(発注、納品、請求、支払が確認できる書類)
4. 補助事業の実施が確認できる写真等
対象経費(詳細)
1. 報償費(ボランティアへの謝礼等)
2. 需用費(消耗品費、印刷製本費、資材購入費等)
3. 役務費(通信運搬費、広告料、保険料等)
4. 使用料及び賃借料(会場使用料、機材レンタル料等)
5. 委託料(会場設営、司会、警備等の業務委託料)
6. その他経費(町長が必要と認める経費)
※団体の経常的な運営費、交際費、懇親会費等は対象外です。