横浜市 太陽光発電導入支援助成金
横浜市内の中小企業を対象に、太陽光発電設備の導入を支援する助成金です。最大500万円が支給され、さらに神奈川県の補助金との併用も可能な、非常に有利な制度です。脱炭素経営とコスト削減を両立する絶好の機会を、ぜひご活用ください。
⚠️【重要】申請は先着順です!
本助成金は先着順で受付され、予算額(4,000万円)に達した時点で予告なく終了します。申請期間は令和7年11月28日17時までですが、早期終了の可能性が非常に高いため、導入を検討している方は今すぐ準備を開始しましょう。
助成金の概要
まずは制度の全体像を把握しましょう。主要なポイントを以下の表にまとめました。
項目 | 内容 |
---|---|
助成金名 | 太陽光発電導入支援助成金 |
実施自治体 | 神奈川県横浜市 |
対象者 | 横浜市内に事業所を有する中小企業者(法人・個人事業主) |
申請期間 | 令和7年5月1日(木)10時 ~ 令和7年11月28日(金)17時 |
助成上限額 | 最大500万円 |
対象設備 | 自家消費型の太陽光発電設備、蓄電システム |
特記事項 | 神奈川県の補助金と併用可能! 先着順、予算がなくなり次第終了 |
助成額と対象経費
助成額は、導入する設備の種類によって異なります。蓄電池を同時に導入することで、上限額が引き上げられます。
導入パターン | 助成額 | 上限額 |
---|---|---|
太陽光発電+蓄電システム | 発電出力 1kWあたり10万円 | 500万円 |
太陽光発電のみ | 発電出力 1kWあたり8万円 | 400万円 |
※上限額が助成対象経費(県の助成金を併用する場合は当該補助金額を控除した額)を上回る場合は、助成対象経費が上限となります。
💡 最大のメリット!神奈川県の補助金と併用可能
本助成金は、神奈川県が実施する「自家消費型再生可能エネルギー導入費補助金」との併用が可能です。両方の制度を活用することで、導入コストを大幅に削減できます。これは非常に大きなメリットですので、必ず併用を検討しましょう。
助成対象の主な要件
助成金を受給するには、事業者と設備の両方で要件を満たす必要があります。
1. 対象となる事業者
横浜市内に事業所を有する中小企業者(法人または個人事業主)が対象です。中小企業基本法で定められた以下のいずれかの要件を満たす必要があります。
業種 | 資本金の額又は出資の総額 | 常時使用する従業員の数 |
---|---|---|
製造業、建設業、運輸業など | 3億円以下 | 300人以下 |
卸売業 | 1億円以下 | 100人以下 |
サービス業 | 5,000万円以下 | 100人以下 |
飲食サービス業、小売業 | 5,000万円以下 | 50人以下 |
※医療法人、社会福祉法人、NPO法人などは対象外です。詳細は募集案内をご確認ください。
2. 対象となる設備
- 自家消費型であること: 発電した電気を自社施設で消費することが目的である必要があります。売電を主目的とした設備は対象外です。
- 新品であること: 中古品は対象外です。
- その他: 募集案内に記載された詳細な設備要件を満たす必要があります。
申請から受給までの流れ
申請には事前準備が必要です。以下のステップをよく確認し、計画的に進めましょう。
- 1【事前準備①】脱炭素取組宣言
横浜市のWEBページから「脱炭素取組宣言」を行い、宣言書を取得します。(3~5分程度) - 2【事前準備②】YGrEPとの協議
環境価値の利用について、市の担当課と事前に協議し、確認書を取得します。 - 3助成金交付申請
必要書類を揃え、横浜市電子申請システムから申請します。 - ★交付決定通知
横浜市から交付決定通知書が送付されます。 - 4設備の導入(契約・発注・工事・支払い)
工事の着工は必ず交付決定日以降に行ってください。 - 5実績報告書の提出
設備の導入・支払完了後、2週間以内に報告書を提出します。 - ★交付額確定通知
横浜市から交付額確定通知書が送付されます。 - 6交付請求書の提出
確定通知受領後、1週間以内に請求書を提出します。 - ✓助成金の振込
請求書受領後、約1か月で指定口座に振り込まれます。
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よくある質問(Q&A)
Q. 交付決定前に工事を始めてもいいですか?
A. いいえ、できません。設備の設置や工事の着工は、必ず交付決定通知書を受け取った後に行ってください。交付決定前に着工した場合は助成対象外となります。ただし、業者との契約や発注は交付決定前でも認められています。
Q. 支払い方法に制限はありますか?
A. はい、あります。支払いは現金、銀行振込、手形・小切手のいずれかに限られます。クレジットカード払いや相殺払いは対象外ですのでご注意ください。
Q. 申請手続きは難しいですか?
A. 事前準備や書類作成が必要なため、一定の手間はかかります。特に「YGrEPとの協議」は事前にアポイントを取る必要があります。募集案内を熟読し、不明点は市の担当窓口に確認することが重要です。また、書類作成や手続きに不安がある場合は、専門のコンサルタントや施工業者に相談するのも一つの方法です。
まとめと公式情報
横浜市の「太陽光発電導入支援助成金」は、神奈川県の補助金との併用により、非常に高い補助効果が期待できる優れた制度です。しかし、先着順で予算が限られているため、スピード感が重要になります。
この記事で概要を掴んだら、次は必ず公式サイトで最新の募集案内や様式を確認してください。
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