詳細情報
港区介護ロボット等導入支援事業：介護現場の負担軽減と効率化を支援
介護業界における人手不足は深刻な問題です。港区では、介護職員の負担を軽減し、業務の効率化を図るため、介護ロボットやICT機器の導入を支援する「港区介護ロボット等導入支援事業」を実施しています。この事業を活用することで、最大400万円の補助金を受け、最新の介護技術を導入することが可能です。港区内の介護サービス事業所の皆様、ぜひこの機会にご検討ください。
助成金の概要
正式名称
港区介護ロボット等導入支援事業
実施組織
港区
目的・背景
港区では、介護職員の負担軽減、業務の効率化、職場環境の改善を目的として、介護ロボットやICT機器の導入を促進しています。高齢化が進む中、介護ニーズはますます高まっており、介護現場の生産性向上が急務となっています。この事業は、その一環として、介護事業所への経済的な支援を通じて、最新技術の導入を後押しするものです。
対象者の詳細
港区内に所在する介護サービス事業所が対象です。ただし、過去にこの補助制度を活用したことのある事業所（令和3年度に区の実証実験を行った事業所、令和4年度に区の導入サポート事業を利用した事業所を含む）は対象外となります。
助成金額・補助率
1事業所あたり上限400万円の補助金が交付されます。補助率は10/10（全額補助）です。
例えば、500万円の介護ロボットを導入する場合、400万円が補助され、自己負担は100万円となります。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 補助上限額 | 400万円 |
| 補助率 | 10/10（全額補助） |
対象者・条件
以下の条件を満たす介護サービス事業所が対象となります。
- 港区内に所在する介護サービス事業所であること
- 過去にこの補助制度を活用したことがないこと（令和3年度の実証実験、令和4年度の導入サポート事業を利用した事業所は対象外）
- 事前に相談専用窓口への相談を経ていること
対象となる介護サービス事業所の例：
- 特別養護老人ホーム
- 介護老人保健施設
- グループホーム
- デイサービス
- 訪問介護事業所
補助対象経費
介護ロボットやICT機器の導入に必要な経費が補助対象となります。具体的には、以下のものが含まれます。
- 介護ロボットの購入費用
- ICT機器（介護ソフト、タブレット端末など）の購入費用
- 導入に必要な設置費用
- パソコン、タブレット端末、スマートフォンの購入費用（上限あり）
ただし、以下の経費は補助対象外となります。
- 消耗品費
- 保守・メンテナンス費用
- 通信費
申請方法・手順
申請は以下の手順で行います。
- 相談専用窓口への相談（必須）
- 申請書類の準備
- 申請書類の提出
- 審査
- 交付決定
- 介護ロボット・ICT機器の導入
- 実績報告
必要書類は以下の通りです。
- 申請書（指定様式）
- 申請書別紙【申請者概要・導入計画書】（指定様式）
- 見積書
- その他、港区が必要と認める書類
申請期限：2026年3月31日（火）
事前相談期限：2026年1月末日まで
採択のポイント
採択のポイントは、介護現場の課題を明確にし、導入する介護ロボットやICT機器がその課題解決にどのように貢献するかを具体的に説明することです。また、導入計画の妥当性や費用対効果も審査の対象となります。
よくある質問（FAQ）
- Q: 補助金の申請はいつまでですか？
A: 申請期限は2026年3月31日（火）です。 - Q: 事前相談は必須ですか？
A: はい、必須です。2026年1月末日までに相談専用窓口へご相談ください。 - Q: 過去に補助金を受けた事業所は対象外ですか？
A: はい、令和3年度に区の実証実験を行った事業所、令和4年度に区の導入サポート事業を利用した事業所は対象外です。 - Q: どのような介護ロボットが対象ですか？
A: 介護職員の負担軽減、業務の効率化に資する介護ロボットやICT機器が対象です。 - Q: 見積書は複数必要ですか？
A: 原則として1社の見積書で構いませんが、港区が必要と判断した場合は、複数社の見積書を求めることがあります。
まとめ・行動喚起
港区介護ロボット等導入支援事業は、介護現場の課題解決を支援する貴重な機会です。最大400万円の補助金を活用し、最新の介護技術を導入することで、介護職員の負担軽減、業務の効率化、職場環境の改善が期待できます。まずは、相談専用窓口へご相談ください。
お問い合わせ先：
保健福祉支援部介護保険課介護事業者係
電話番号：03-3578-2882
ファックス番号：03-3578-2884
