締切: 令和7年1月末日まで
対象となる方
- 福山市内に特定空き家または危険家屋を所有する方
- 空き家の所有者、またはその相続人
- 上記所有者または相続人の同意を得た方
申請手順
| ステップ | 内容 |
|---|---|
| STEP 1 | 事前相談（補助要件の確認、申請手続きの説明） |
| STEP 2 | 危険家屋判定調査申請（該当する場合） |
| STEP 3 | 補助金交付申請 |
| STEP 4 | 交付決定後、除却工事の契約・着手 |
| STEP 5 | 工事完了後、実績報告書提出 |
| STEP 6 | 補助金交付請求 |
補助金額・補助率
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 補助上限額 | 50万円 |
| 補助率 | 除却工事に要する費用の3分の1以内 |
計算例: 除却工事費用が150万円の場合 → 補助金額は50万円（上限額）
対象者・申請要件
対象となる空き家
- 福山市内にある特定空き家または危険家屋
- 特定空き家：空家等対策の推進に関する特別措置法第2条第2項に規定
- 危険家屋：建物の基礎、外壁、屋根等が破損し、倒壊の危険がある住宅（市が危険家屋判定項目一覧表により判定した結果の合計評点が100点以上の住宅）。おおむね1年以上居住その他の使用がなされていない空き家
対象となる工事
- 補助対象空き家の全部を除却する工事
- 福山市内に本店、支店、営業所、事務所その他これらに類する施設を有している者のうち、土木工事業、建設工事業若しくは解体工事業の許可を受けている者または解体工事業の登録をしている者に請け負わせる除却工事
- 補助金の交付決定後に除却工事の契約及び着手をする工事
補助対象経費
| 経費区分 | 詳細 | 対象可否 |
|---|---|---|
| 除却工事費 | 空き家本体の解体・撤去費用 | ○ |
| 整地費用 | 除却後の土地を平らにする費用 | ○ |
| 附属物除却費 | 門、塀などの撤去費用（同一敷地内の附属物） | × |
| 残置物処分費 | 家財道具、機械、車両等の処分費用 | × |
重要: 補助対象空き家と同一敷地内に存する附属物の除却工事、補助対象空き家に附属する地下埋設物（基礎を除く）の除却工事、家財道具等の残置物の処分、宅地建物取引業者等がその業の目的のために行う除却工事は対象外です。
必要書類一覧
| No. | 書類名 | 備考 |
|---|---|---|
| 1 | 福山市空家除却支援事業補助金交付申請書（様式第4号） | 公式サイトよりダウンロード |
| 2 | 誓約書（様式第5号） | |
| 3 | 事業計画書（様式第6号） | |
| 4 | 収支予算書（様式第7号） | |
| 5 | 危険家屋判定調査申請書（様式第1号）（該当する場合） | |
| 6 | 工事見積書の写し |
審査基準・採択のポイント
主な審査項目
- 空き家の危険度（倒壊の危険性、周辺への影響）
- 工事の必要性・緊急性
- 申請書類の正確性・ completeness
- 予算の範囲内であること
採択率を高めるポイント
- 危険家屋判定を事前に受けておく
- 見積もりは複数業者から取得する
- 申請書類は丁寧に作成し、不備がないようにする
採択率（2024年度実績）: 要確認
よくある質問
Q1: 申請前に工事を始めても補助金はもらえますか？
A: いいえ、補助金の交付決定後に工事を開始する必要があります。交付決定前に着手した工事は補助対象外となります。
Q2: 危険家屋の判定はどのように行われますか？
A: 市が危険家屋判定項目一覧表に基づき、建物の基礎、外壁、屋根等の破損状況を調査し、合計評点が100点以上の場合に危険家屋と判定されます。
Q3: 相続人でも申請できますか？
A: はい、空き家の所有者の相続人の方も申請できます。ただし、相続関係を証明する書類が必要となります。
Q4: 補助金の申請はいつまでですか？
A: 申請期間は2026年1月末までです。ただし、予算がなくなり次第、受付を終了します。
Q5: 解体業者はどこでも良いですか？
A: いいえ、福山市内に本店、支店、営業所等を有する、土木工事業、建設工事業、または解体工事業の許可・登録を受けている業者である必要があります。
制度の概要・背景
本補助金は、福山市が安全で安心して暮らすことのできる生活環境の保全を図るため、地域住民の生活環境に危険な影響を及ぼすおそれのある空き家の解体費用の一部を助成する制度です。
近年、空き家の老朽化による倒壊の危険や、不審者の侵入、衛生問題など、空き家問題が深刻化しています。本補助金を活用することで、これらの問題を解決し、住みやすい街づくりに貢献することが期待されます。
まとめ・お問い合わせ先
福山市の空き家除却支援事業補助金は、危険な空き家の解体費用を一部助成する制度です。申請を検討されている方は、早めに福山市建築指導課へご相談ください。
お問い合わせ先
実施機関: 福山市役所
担当部署: 建築指導課 空き家対策担当
電話: 084-928-1311（受付時間: 平日8:30-17:15）
Fax: 084-928-1735
公式サイト: https://www.city.fukuyama.hiroshima.jp/soshiki/kenchiku/