この記事のポイント
京都府舞鶴市の「まちなかエリア」で新しくお店を開きたい方必見!店舗の改装費や広告費に使える補助金です。最大35万円の補助で、あなたの開業の夢を力強くサポートします。予算に限りがあるため、早めの準備と申請が成功のカギです!
舞鶴市まちなかエリア活性化補助金とは?
「舞鶴市まちなかエリア活性化補助金」は、舞鶴市の中心市街地(まちなかエリア)の賑わいを創出し、活性化を図ることを目的とした制度です。このエリア内に新たに店舗を出店する事業者を対象に、店舗の購入・改装費用や広告宣伝費など、初期投資の一部を補助することで、魅力的なお店づくりを支援します。
商店街の空き店舗を活用したい、地域に根差したユニークなお店を始めたい、といった熱意ある事業者のチャレンジを後押しする、非常に心強い補助金です。
補助金の概要【早わかり表】
まずは制度の全体像を把握しましょう。主要な項目を表にまとめました。
項目 | 内容 |
---|---|
補助金名 | 舞鶴市まちなかエリア活性化補助金 |
補助上限額 | 最大30万円 ※商店街振興組合等の地区内への出店は最大35万円に増額 |
補助率 | 補助対象経費の 3分の2 |
申請期間 | 令和7年6月6日(金)~ 令和8年1月30日(金) |
注意点 | 予算の上限に達し次第、期間内でも受付を終了します。 |
実施主体 | 舞鶴市 |
問い合わせ先 | 産業振興部 産業活力課 (電話: 0773-66-1021) |
補助対象となる方(対象要件)
補助金を利用するには、以下の要件をすべて満たす必要があります。
- 舞鶴市の「まちなかエリア」内に店舗を出店する事業者であること。
- 中小企業基本法に定める中小企業者の定義に当てはまらない大企業、またはその実質的な支配下にないこと。(詳細は下記参照)
- 市税を滞納していないこと。(団体の場合、構成員全員が滞納していないこと)
中小企業者の基準
以下の基準を超える事業者は対象外となります。
主たる事業 | 資本金 | 常時使用する従業員数 |
---|---|---|
卸売業 | 1億円超 | 100人超 |
サービス業 | 5,000万円超 | 100人超 |
小売業 | 5,000万円超 | 50人超 |
製造業、建設業、運輸業、その他 | 3億円超 | 300人超 |
補助対象となる経費
補助の対象となるのは、主に以下の経費です。
- 店舗の購入・改装・建築工事費:内外装工事や看板設置などが該当します。
- 設備購入・工事費:給排水衛生設備、空調設備、電気・照明設備など、事業に不可欠な設備の費用です。
- 広告宣伝費:チラシ作成、ウェブサイト制作、SNS広告など、出店後3か月以内に行うものが対象です。
【最重要】絶対に守るべきルール
補助金の「交付決定」を受ける前に契約・発注・支払いを行った経費は、一切補助の対象になりません。必ず市の交付決定通知を受け取ってから、事業に着手してください。
申請手続きの流れ【簡単5ステップ】
申請から補助金受け取りまでの大まかな流れは以下の通りです。
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1
事前準備と書類作成
公式サイトから「申請要領」をダウンロードし、内容を熟読します。事業計画書や収支予算書、見積書など、必要な書類を準備します。
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2
申請書類の提出
すべての書類が揃ったら、募集期間内に舞鶴市産業活力課へ郵送または持参して提出します。不備がないか、提出前にしっかり確認しましょう。
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3
審査・交付決定
市役所で審査が行われ、採択されると「交付決定通知書」が届きます。この通知を受け取ってから、初めて事業(工事の契約など)を開始できます。
-
4
事業の実施
計画に沿って店舗の改装や設備の導入などを進めます。契約書や領収書など、経費の支払いを証明する書類はすべて大切に保管してください。
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5
実績報告と補助金請求
事業が完了したら、事業終了後30日以内または令和8年2月27日のいずれか早い日までに実績報告書を提出します。報告書が受理されると、補助金額が確定し、指定の口座に振り込まれます。
まとめ
「舞鶴市まちなかエリア活性化補助金」は、舞鶴市での開業を目指す事業者にとって、初期費用を抑える絶好のチャンスです。特に商店街での出店を考えている場合は、補助上限額がアップするメリットも見逃せません。
申請には事業計画の策定など準備が必要ですが、それに見合う価値は十分にあります。この機会を活かして、舞鶴のまちを盛り上げる素敵なお店をオープンさせましょう!
まずは、舞鶴市の公式ウェブサイトで詳細な「申請要領」を確認し、ご自身の事業が対象になるかチェックしてみてください。