詳細情報
豊島区で事業を営む皆様、地球温暖化対策、進んでいますか?「豊島区エコ事業者普及促進費用助成金」は、省エネ機器の導入を支援し、事業所の二酸化炭素排出量削減を後押しする制度です。LED照明や高効率空調への更新で、電気代を削減しながら環境貢献もできるチャンス!最大60万円の助成金を活用して、お得にエコな事業運営を実現しましょう。
豊島区エコ事業者普及促進費用助成金とは?
助成金の概要
- 正式名称: 豊島区エコ事業者普及促進費用助成金
- 実施組織: 豊島区
- 目的・背景: 地球温暖化の進行に影響の大きい二酸化炭素削減に配慮した省エネルギー機器の導入を促進し、区内の事業者の環境負荷低減を支援します。
- 対象者: 豊島区内に事業所を所有または使用している法人または個人事業主
助成金額・補助率
助成対象となる機器の設置費用の2分の1が助成されます。
- 上限額:
- 区の定める環境マネジメントシステム(ISO14001、エコアクション21、エコステージ(ステージ2以上))を取得している事業者:60万円
- 上記以外の事業者:40万円
計算例:
例えば、LED照明の導入に80万円かかった場合、補助率は1/2なので、40万円の助成金が支給されます。環境マネジメントシステム認証取得済みの事業者の場合、120万円の導入費用に対して上限の60万円が支給されます。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 補助率 | 1/2 |
| 上限額(環境マネジメントシステム認証あり) | 60万円 |
| 上限額(環境マネジメントシステム認証なし) | 40万円 |
対象者・条件
- 豊島区内に事業所を所有または使用している法人または個人事業主
- 省エネルギー診断等を受診し、その機器の更新を提案されていること
- 省エネルギー診断等受診時の電気、ガス、熱利用、重油等の原油換算エネルギー使用量が年間1500kL未満の豊島区内に所在する事業所、事務所、営業所等であること。
- 申請時点で納付期限の到来している住民税及び事業税等を完納していること。
- 事業を営む当該建築物(賃貸借建築物等の場合は、当該建築物の所有者から当該機器を設置することについて同意を得ていること。)に機器を購入設置すること。(リースは助成対象外)
- 豊島区暴力団排除条例(平成24年条例第26号)第2条第1号に規定する暴力団並びに同条第2号に規定する暴力団員、及び同条第3号に規定する暴力団関係者に該当する者でないこと。
- 公序良俗に反していない等、助成金の交付先として適切であると認められること。
- 令和8年3月16日(月曜)(必着)までに機器設置の完了報告書類を提出すること。
具体例:
- 豊島区内で飲食店を経営しているA社。省エネ診断の結果、厨房の冷蔵設備更新を提案された。
- 豊島区内でオフィスを構えるB社。照明をLED化することで、電気料金削減とCO2排出量削減を目指している。
- 豊島区内で工場を運営するC社。老朽化した空調設備を高効率なものに更新し、省エネを図りたい。
補助対象経費
- 省エネルギー診断等に基づいて導入する設備(二酸化炭素排出量の削減効果のあるもの。OA機器は除く。)
- 高効率照明器具(LED照明)
- 高効率空調設備
- 変圧器(キュービクル)
- 高効率冷蔵・冷凍設備
対象外経費:
- OA機器
- 「工事費一式」「諸経費」など内容が明確でないもの
- 設置機器に直接必要ない付属品及びそれにかかる工事費等
申請方法・手順
申請は環境政策課に提出した日をもって先着順となります。また予算の範囲を超えた場合は受付を終了します。
- ステップ1: 省エネルギー診断の受診
東京都地球温暖化防止活動推進センター(クール・ネット東京)等で省エネルギー診断を受診します。 - ステップ2: 申請書類の準備
助成金交付申請書、見積書、省エネルギー診断報告書など、必要な書類を準備します。 - ステップ3: 申請書類の提出
豊島区環境政策課へ申請書類を提出します(郵送または持参)。 - ステップ4: 交付決定
審査後、交付決定通知が送付されます。 - ステップ5: 機器の設置工事
交付決定後、機器の設置工事を行います。 - ステップ6: 完了報告書の提出
工事完了後、完了報告書と必要書類を提出します。 - ステップ7: 助成金の受領
完了報告書の内容審査後、助成金が指定口座に振り込まれます。
必要書類:
- 助成金交付申請書
- 機器の設置に係る見積書とその内訳書の写し
- 機器の性能、仕様等が確認できるパンフレット等
- 設置工事図面
- 現況写真(設置予定箇所)
- 省エネルギー診断等の報告書の写し(全ページ)
- 納税に関する書類(納税証明書等)
- 機器を設置する建築物が賃貸借建築物等の場合は、当該建築物に機器を設置することについての建築物所有者からの同意書
- 環境マネジメントシステム等(ISO14001、エコアクション21、エコステージ(ステージ2以上))を取得している場合は、取得状況が確認できるもの
- その他区長が必要と認める書類
申請期限: 令和7年4月1日(火曜)から令和8年2月2日(月曜)まで(必着)
採択のポイント
- 省エネルギー診断の結果に基づいた、効果的な設備更新計画であること
- 二酸化炭素排出量の削減効果が高い設備を選定していること
- 申請書類に不備がなく、正確に記載されていること
- 環境マネジメントシステム等の認証を取得していると、採択で有利になる可能性があります。
審査基準: 審査基準は公開されていませんが、省エネ効果、CO2削減効果、事業計画の妥当性などが総合的に評価されると考えられます。
採択率: 採択率は非公開です。
よくある質問(FAQ)
- Q: 省エネルギー診断は必ず必要ですか?
A: はい、助成金利用要件として、省エネルギー診断等の受診が必須です。 - Q: リース契約の機器も対象になりますか?
A: いいえ、リース契約の機器は対象外です。 - Q: 申請は工事着工前に行う必要がありますか?
A: はい、申請は着工前に限ります。設置工事等に着手してからの申請は受付できません。 - Q: 複数の設備をまとめて申請できますか?
A: 申請は申請者ごとに同一年度内において1回限りです。 - Q: 申請書類は郵送でも受け付けてもらえますか?
A: はい、工事担当業者等による代理申請、郵送での申請も可能です。
まとめ・行動喚起
豊島区エコ事業者普及促進費用助成金は、省エネ機器の導入を検討している事業者にとって、非常に魅力的な制度です。省エネルギー診断を受診し、早めに申請準備を始めることをお勧めします。この機会にぜひ、事業所の省エネ化を進め、環境に優しい事業運営を実現しましょう。
お問い合わせ先:
環境政策課事業グループ
電話番号:03-3981-2771
詳細な情報や申請書類のダウンロードは、豊島区の公式サイトをご確認ください。