締切: 令和8年1月30日まで
対象となる方
- 豊田市内の賃貸住宅所有者(オーナー)
- 所有する賃貸住宅の改修工事を検討している方
- 改修後に対象世帯の入居者募集を行う意思のある方
申請手順
| ステップ | 内容 |
|---|---|
| STEP 1 | 申請の手引きを確認し、対象住戸の要件を満たしているか確認 |
| STEP 2 | 必要書類を準備(交付申請書、工事見積書、建物図面等) |
| STEP 3 | 豊田市都市計画課の窓口へ申請書類を提出 |
| STEP 4 | 交付決定後、リノベーション工事を実施 |
| STEP 5 | 工事完了後、実績報告書を提出し、補助金の交付を受ける |
補助金額・補助率
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 補助上限額(住戸部分) | 最大100万円/戸 |
| 補助上限額(共用部分) | 最大50万円(対象建物につき1回まで) |
| 補助率 | 改修費の2分の1 |
計算例: 住戸部分の改修費が200万円の場合 → 補助金額は100万円(上限額)となります。
対象者・申請要件
対象となる賃貸住宅
- 豊田市内に所在する賃貸住宅
- 昭和56年6月1日以降に着工、または耐震性能を有する住宅
- 建築後20年以上経過していること
- 鉄筋コンクリート造または鉄骨鉄筋コンクリート造であること
- 市内鉄道駅若しくは藤岡支所概ね1km圏内、市街化区域又はおいでん・さんそんプランの「居住促進地区」のうちいずれかにあること
- 住戸の専有部分の床面積が40平方メートル以上であること
- 住戸内に台所、収納設備、独立した水洗便所、洗面設備及び浴室を備えていること
- 過去に本補助金の交付を受けていない住戸であること
- 入居者募集を行う住戸であること
対象となる世帯(入居者)
- 年齢が39歳以下の単身世帯
- 夫婦(豊田市ファミリーシップを含む)どちらかの年齢が39歳以下の世帯
補助対象経費
| 経費区分 | 詳細 | 対象可否 |
|---|---|---|
| 子どもの安全対策措置 | 玄関ドアの指はさみ防止、コンセント感電防止、吊戸棚の地震対策 | ○ |
| 間取りの変更に係る工事 | 複数の居室を一体の居室として改修する工事、和室の洋間化 | ○ |
| 設備の新設・改良工事 | 台所、洗面設備、ユニットバス、収納設備、水洗便所の新設・改良、カメラ付きモニターフォンの設置、玄関の電子錠への交換 | ○ |
| 防音性の向上等に係る工事 | 床の振動対策工事、壁・窓の防音工事 | ○ |
| 共用部分の改修工事 | エレベーターの設置、オートロックシステム設置、防犯カメラ設置、宅配ボックス設置 | ○ |
重要: 必須工事(子どもの安全対策措置)と合わせて、その他の工事を実施する場合に補助対象となります。
必要書類一覧
| No. | 書類名 | 備考 |
|---|---|---|
| 1 | 交付申請書(様式第1号) | 豊田市公式サイトよりダウンロード |
| 2 | 工事見積書 | 複数の業者からの見積もりを推奨 |
| 3 | 対象住戸の図面 | 改修箇所が明確にわかるもの |
| 4 | 建築確認済証の写し | 建物の建築年が確認できるもの |
| 5 | 耐震診断結果報告書の写し | 必要な場合のみ |
審査基準・採択のポイント
主な審査項目
- 改修計画の妥当性: 対象住戸の要件を満たしているか
- 工事費用の適正性: 見積金額が妥当であるか
- 対象世帯の入居促進効果: 改修によって入居率向上が見込めるか
採択率を高めるポイント
- 詳細な工事計画を提出する
- 複数の業者から見積もりを取り、費用を比較検討する
- 対象世帯のニーズに合った改修計画を立てる
よくある質問
Q1: 補助金の申請は部屋ごとですか?
A: はい、申請は部屋ごとに行います。同時に3部屋まで申請することができます。
Q2: 入居者募集は必ず行わなければなりませんか?
A: はい、補助を受けた部屋は「対象世帯」の入居者募集を行う必要があります。ただし、入居者募集広告をしなくても対象世帯の入居が確定している場合はこの限りではありません。
Q3: 共用部分の申請は何度でもできますか?
A: いいえ、共用部分の申請は対象建物につき1回までです。
制度の概要・背景
本補助金は、豊田市内の民間賃貸住宅の改修を支援することで、対象世帯の市内居住を促進し、民間賃貸住宅ストックの有効活用を図ることを目的としています。豊田市では、若年層の定住促進と住宅の質の向上を重要な政策課題と位置付けており、その一環として本補助金制度を実施しています。
近年、空き家問題や住宅の老朽化が深刻化しており、特に賃貸住宅においては、入居者の高齢化や設備の陳腐化が進んでいます。本補助金を活用することで、賃貸住宅の魅力を高め、若年層をはじめとする多様な世代のニーズに応えることが期待されます。
まとめ・お問い合わせ先
豊田市新生活向け賃貸住宅リノベーション支援補助金は、賃貸住宅の改修を検討しているオーナーにとって、非常に魅力的な制度です。対象となる住宅の要件や補助対象経費を確認し、積極的に活用をご検討ください。
お問い合わせ先
実施機関: 豊田市都市整備部 都市計画課
電話: 0565-34-6620(受付時間: 平日8:30-17:15)
Email: toshikei@city.toyota.aichi.jp
公式サイト: https://www.city.toyota.aichi.jp/kurashi/sumai/teiju/1067094/index.html