詳細情報
郡山市で保育施設を運営されている皆様へ。保育士不足の解消と保育の質向上を支援する「保育人材確保事業費補助金」をご存知ですか?最大623万円の補助金を利用して、保育補助者や保育支援者を雇用し、保育体制を強化しませんか?この記事では、補助金の詳細、申請方法、採択のポイントをわかりやすく解説します。
保育人材確保事業費補助金の概要
郡山市では、保育現場の人材不足を解消し、保育の質を向上させるため、以下の補助金を提供しています。
- 保育補助者雇上強化事業費補助金:保育士の業務を補助する保育補助者を雇用する経費を補助
- 保育体制強化事業費補助金:清掃や給食配膳などを行う保育支援者やスポット支援員を雇用する経費を補助
- 保育士宿舎借り上げ事業費補助金:保育士の宿舎を借り上げる費用の一部を補助
- 郡山市認可保育施設に勤務する保育士等に係る保育料軽減(補助):市内の認可保育施設で勤務する保育士の保育料を補助
正式名称
郡山市保育人材確保事業費補助金
実施組織
郡山市こども部保育課
目的・背景
保育現場における人材不足は深刻な問題です。この補助金は、保育士の負担を軽減し、より質の高い保育を提供できるよう、保育人材の確保を支援することを目的としています。
助成金額・補助率
保育補助者雇上強化事業費補助金
施設1ヶ所あたり年額3,117,000円(定員が121人以上の施設は6,234,000円)
保育体制強化事業費補助金
保育支援者:1ヶ所あたり月額100,000円、スポット支援員:1ヶ所あたり月額45,000円
保育士宿舎借り上げ事業費補助金
1戸あたり月額53,000円(4分の3を補助)
郡山市認可保育施設に勤務する保育士等に係る保育料軽減(補助)
3歳未満児の保育料の半額を補助(上限7万円の半額)
| 補助金名 | 補助金額 |
|---|---|
| 保育補助者雇上強化事業費補助金 | 3,117,000円/年 (定員121名以上: 6,234,000円/年) |
| 保育体制強化事業費補助金 | 保育支援者: 100,000円/月, スポット支援員: 45,000円/月 |
| 保育士宿舎借り上げ事業費補助金 | 53,000円/月 (補助率3/4) |
| 保育士保育料軽減補助金 | 保育料の1/2 (上限35,000円/月) |
対象者・条件
保育補助者雇上強化事業費補助金
- 保育所、幼保連携型認定こども園、小規模保育事業、事業所内保育事業、企業主導型保育事業
- 保育士資格を有していない者(潜在保育士は1年を限度に対象)
- 保育に関する40時間以上の実習を受けた者または同等の知識及び技能を有する者
- 平成31年4月1日以降に新たに雇用された者
- 施設型給付費の対象となっていない者
保育体制強化事業費補助金
- 保育所、幼保連携型認定こども園(保育支援者、スポット支援員共通)
- 小規模保育事業、家庭的保育事業、事業所内保育事業、幼稚園型認定こども園(スポット支援員のみ)
- 保育支援者:保育士資格を有していない者、清掃、給食配膳等の業務を行う者、平成26年4月1日以降に新たに配置された者、給付費の対象となっていない者
- スポット支援員:登園時の繁忙な時間帯やプール活動時など、特に見守りが必要な時間帯に支援する者、平成26年4月1日以降に新たに配置された者、保育支援者とは別に配置された者
保育士宿舎借り上げ事業費補助金
- 保育所、認定こども園、小規模保育事業、事業所内保育事業
- 正規雇用
- 1日に6時間以上、1月に20日以上勤務
- 住民票上の世帯主
- 住宅手当や補助事業の対象となっていない(同居人も同様)
- 雇用期間が、雇用された日の属する年度の初日から起算して5年を超えていない
郡山市認可保育施設に勤務する保育士等に係る保育料軽減(補助)
- 令和7年4月1日以降市内の認可保育施設に新規採用で勤務する保育士等
- 専ら保育業務に従事する方
- 1日当たり6時間以上かつ1月当たり20日以上の勤務が定められている方
- 令和7年4月1日時点で3歳未満の子ども(同一世帯の者に限る。)を養育している方
- 上記の子どもが、保育施設(居宅訪問型を除く。)に入所している
- 郡山市の正規職員ではない(会計年度任用職員は補助対象)
- 本事業と同趣旨の補助金その他の支援を受けていない
補助対象経費
保育補助者雇上強化事業費補助金
保育補助者の給料、手当、共済費等
保育体制強化事業費補助金
保育支援者及びスポット支援員の給料、手当、共済費等
保育士宿舎借り上げ事業費補助金
保育士の宿舎を借り上げるための費用
郡山市認可保育施設に勤務する保育士等に係る保育料軽減(補助)
保育士が負担する保育料(3歳未満児)
申請方法・手順
各補助金によって申請方法・手順が異なります。詳細は郡山市の公式サイトをご確認ください。
申請書類
- 補助金等交付申請書
- 事業実施計画書
- 収支予算書兼補助金額積算調書
- 補助事業等内容変更等承認申請書
- 補助事業等実績報告書
- 収支決算書兼補助金額積算調書
- 事業実施報告書
- 消費税仕入控除税額報告書
- その他、各補助金に必要な書類
申請期限・スケジュール
申請期限は各補助金によって異なります。詳細は郡山市の公式サイトをご確認ください。
採択のポイント
審査基準
審査基準は各補助金によって異なります。詳細は郡山市の公式サイトをご確認ください。
申請書作成のコツ
- 申請書は丁寧に、正確に記入する
- 事業計画は具体的に、実現可能な範囲で作成する
- 添付書類は漏れなく準備する
よくある質問(FAQ)
Q1. 補助金の申請は初めてですが、大丈夫でしょうか?
A1. はい、初めての方でも申請できます。この記事や郡山市の公式サイトを参考に、申請書類を作成してください。ご不明な点があれば、郡山市こども部保育課までお気軽にお問い合わせください。
Q2. 補助金の申請には、どのような書類が必要ですか?
A2. 補助金の種類によって必要な書類が異なります。一般的には、補助金等交付申請書、事業実施計画書、収支予算書兼補助金額積算調書などが必要です。詳細は郡山市の公式サイトをご確認ください。
Q3. 補助金の申請期限はいつですか?
A3. 補助金の種類によって申請期限が異なります。詳細は郡山市の公式サイトをご確認ください。
Q4. 補助金の採択率はどのくらいですか?
A4. 補助金の採択率は公表されていません。しかし、申請書類を丁寧に作成し、事業計画を具体的に説明することで、採択される可能性を高めることができます。
Q5. 補助金はいつ頃振り込まれますか?
A5. 補助金の振り込み時期は、申請状況や審査状況によって異なります。詳細は郡山市こども部保育課までお問い合わせください。
まとめ・行動喚起
郡山市の保育人材確保事業費補助金は、保育現場の人材不足を解消し、保育の質を向上させるための重要な支援策です。この機会にぜひご活用ください。申請に関するご不明な点は、郡山市こども部保育課までお気軽にお問い合わせください。