申請手順
| ステップ | 内容 |
|---|---|
| STEP 1 | 市役所(河川課)へ相談・お問い合わせ |
| STEP 2 | 申請書の提出 |
| STEP 3 | 現地確認・設置指導 |
| STEP 4 | 補助金決定の通知 |
| STEP 5 | 工事の実施 |
| STEP 6 | 完了届の提出 |
| STEP 7 | 完了検査(現地確認) |
| STEP 8 | 補助金の交付 |
対象となる方
- 敷地面積1,000平方メートル未満の住居用建物(自己用住宅または共同住宅)の所有者
- 富士市内で雨水浸透マスまたは雨水貯留施設を設置する方
補助金額・補助率
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 雨水浸透施設 | 1基につき10万円【A型】、1基につき5万円【B型】 |
| 雨水貯留槽 | 1基につき3万円 |
注意: 申請前に材料を購入した場合、補助を受けることができません。
対象者・申請要件
対象となる建物
- 敷地面積1,000平方メートル未満の住居用建物
- 自己用住宅または共同住宅
対象とならない場所
- 急傾斜地崩壊危険区域
- 砂防指定地
- 法面の安定を損なうおそれのある区域
補助対象経費
| 経費区分 | 詳細 | 対象可否 |
|---|---|---|
| 雨水浸透マス設置費 | 雨水浸透マス本体、設置工事費 | ○ |
| 雨水貯留槽設置費 | 雨水貯留槽本体、設置工事費 | ○ |
| その他 | 申請手数料、郵送費 | × |
重要: 業者に依頼する場合は業者の見積書、直接購入の場合は販売店の見積書が必要です。本人が施工する場合は材料費のみが補助金対象となります。
必要書類一覧
| No. | 書類名 | 備考 |
|---|---|---|
| 1 | 補助金交付申請書 | 印鑑は認印で可(自書する場合は印鑑不要) |
| 2 | 案内図 | 設置する住居の場所がわかるもの |
| 3 | 浸透施設・貯留施設配置図 | 敷地・建物の簡単な平面図に設置場所を示したもの(手書きでも可) |
| 4 | 浸透施設・貯留施設の構造図 | 浸透桝は標準図でも可、貯留槽はパンフレットのコピーでも可(手書きでも可) |
| 5 | 見積書 | 業者に請負依頼する場合は業者の見積書、直接購入の場合は販売店の見積書 |
審査基準・採択のポイント
主な審査項目
- 施設の設置場所が適切であるか(雨水浸透桝設置に適さない場所でないか)
- 提出書類に不備がないか
- 補助対象となる建物、施設であるか
採択率を高めるポイント
- 申請前に河川課に相談し、設置場所の適否を確認する
- 提出書類を丁寧に作成し、不備がないようにする
- 雨水浸透桝標準図を参考に、適切な構造の施設を設置する
よくある質問
Q1: 補助金の申請は郵送やEメールでできますか?
A: いいえ、郵送・Eメール等の窓口以外での受付はしておりません。直接河川課にてお申し込みください。
Q2: 申請前に材料を購入してしまいましたが、補助金はもらえますか?
A: いいえ、申請前に材料を購入した場合には、補助を受けることができません。必ず申請後に工事を実施してください。
Q3: 公共下水道に接続し、不要となった浄化槽を転用したいのですが、補助金はもらえますか?
A: 浄化槽の転用については、河川課にご相談ください。
制度の概要・背景
富士市では、総合的な治水対策の一環として雨水流出抑制・地下水かん養を図る目的から、雨水浸透マス・雨水貯留施設設置に対して雨水浸透・貯留施設設置費補助金制度を設けています。
近年、都市化の進展により、雨水が地中に浸透する面積が減少し、浸水被害が発生しやすくなっています。本補助金は、雨水浸透・貯留施設の設置を促進することで、雨水流出を抑制し、浸水被害の軽減に貢献することを目的としています。
まとめ・お問い合わせ先
本補助金は、雨水浸透・貯留施設の設置を検討されている方にとって、大変有益な制度です。申請を希望される方は、河川課までお気軽にお問い合わせください。
お問い合わせ先
実施機関: 富士市役所 河川課
電話: 要確認
公式サイト: https://www.city.fuji.shizuoka.jp/1050200000/p000757.html