詳細情報
子どもの成長を地域全体で見守る環境づくりを応援する「下関市こどもの未来応援補助金」をご存知ですか?この補助金は、下関市内で子どもの居場所づくりに取り組む団体や個人を対象に、活動に必要な経費の一部を補助する制度です。子どもたちが生まれ育った環境に左右されず、夢や希望を持てる社会の実現を目指し、地域と行政が連携して子どもたちを支援します。最大13.2万円の補助金で、あなたの活動をさらに充実させませんか?
下関市こどもの未来応援補助金の概要
正式名称:令和7年度 下関市こどもの未来応援補助金(子どもの居場所提供事業)
実施組織:山口県下関市
目的・背景:下関市では、すべての子どもが生まれ育った環境によって左右されることなく、夢や希望を持てる社会の実現を目指しています。そのため、子どもを地域及び行政の必要な支援につなげるため、子どもの健やかな成長を地域で支援し、地域全体で子どもを見守る環境を充実させることを目的としています。
対象者:下関市内で子どもの居場所を運営する団体または個人
補助対象期間
令和7年4月1日(火曜日)から令和8年2月28日(土曜日)まで
助成金額・補助率
補助金額は、以下のいずれか低い額となります。
- (1) (1)+(2)の合計額(上限13万2千円)
- (2) 補助対象経費の実支出額の2分の1
補助金の計算例:
- 月1回開催の場合:開催月数 × 6,000円
- 月2回以上開催の場合:開催月数 × 6,000円(2種類以上の活動を1回実施した場合も含む)
| 開催頻度 | 計算式 | 上限額 |
|---|---|---|
| 月1回開催 | 開催月数 × 6,000円 | 132,000円 |
| 月2回以上開催 | 開催月数 × 6,000円 | 132,000円 |
対象者・条件
以下の要件をすべて満たす団体または個人が対象となります。
- 下関市内を主たる活動拠点としていること。
- 下関市内で子どもの居場所を運営していること。
- 構成員または個人が、暴力団員による不当な行為の防止に関する法律に規定する暴力団または暴力団と密接な関係のある団体等でないこと。
- 公序良俗に反する活動を行っていないこと。
- 市税に滞納がないこと。
対象となる事業の要件:
- 補助対象期間内に1月あたり1回以上の活動を3月以上開催すること。
- 主な利用者がこどもとその保護者であること。
- 子ども食堂を行う場合は、食品衛生法に基づく下関保健所の営業許可を受け、または下関保健所へ「子ども食堂開設届出書」を提出し、必要に応じて助言、指導を受けること。
- 食事または食料を提供する場合は、利用者の食物アレルギーの有無に十分配慮するとともに、これを周知する等、こどもへの安全対策がなされていること。
- 参加するこども及び保護者の様子を見守り、必要に応じて市の相談支援窓口を紹介する等、こども及び保護者に対する適切な支援へのつなぎに努めること。
- 市が主催し子どもの居場所の運営の支援をするために開催する会議、勉強会等の催しへの参加及びアンケート等の調査への協力に努めること。
- 補助対象事業の実施により発生するおそれのある事故に備え、この事故による損害を補償するための保険の加入に努めること。
- 政治活動、宗教活動または営利活動を目的としていないこと。
- 本市から本補助金と目的を同じくする他の補助金を受けていないこと。
具体例:
- NPO法人が運営する、地域の子どもたちを対象とした学習支援教室
- 個人が自宅を開放して行う、子ども食堂
- ボランティア団体が主催する、自然体験活動
補助対象経費
補助対象となる経費は、交付決定日から令和8年2月28日までの期間に支出するものに限ります。
- 報償費:外部ボランティア、講師に支払う謝金等
- 旅費:外部ボランティア、講師に支払う交通費等
- 消耗品費:食器、容器、キッチン用品、衛生用品、教材、学用品等(1点3万円未満の物品)
- 食材費:事業に必要な食材等
- 燃料費:事業に必要なガソリン代等
- 使用料及び賃借料:会場借り上げのための使用料、冷暖房料、物品借上料
- 保険料:利用者や運営スタッフ、ボランティア等の事業に係る怪我や賠償責任の補償を行う保険の保険料
- 研修費:食品衛生責任者養成講習会の受講料、こどもの支援に係る研修受講料
- 広告宣伝費:チラシ・ポスター・パンフレット等の印刷代、コピー代
- 通信運搬費:子どもの居場所の提供に必要な送料
申請方法・手順
申請は、事業実施前に下関市子育て政策課へ申請を行い、交付決定を受ける必要があります。
- ステップ1:申請書類の準備(下記参照)
- ステップ2:申請書類の提出(電子メール、持参、郵送)
- ステップ3:交付決定の通知
- ステップ4:事業の実施
- ステップ5:実績報告書の提出(事業完了後20日以内)
- ステップ6:補助金の請求
申請に必要な書類:
- 下関市こどもの未来応援補助金 申請書(様式第1号)
- 事業計画書(様式第2号)
- 収支計画書(様式第3号)
- 団体の定款若しくは会則またはこれに代わるもの
- 役員等の名簿
- 概算払請求書(様式第13号)※概算払を希望する場合のみ
申請期限:令和7年4月1日(火曜日)から令和7年12月26日(金曜日)まで
※補助金の申請額が予算額に達した時点で受付を終了します。
採択のポイント
審査基準としては、事業計画の妥当性、実現可能性、地域への貢献度などが考慮されます。採択率については、過去のデータが公表されていないため、要確認です。申請書作成のコツとしては、事業の目的や内容を具体的に記述し、地域の子どもたちにどのような影響を与えるかを明確にすることが重要です。よくある不採択理由としては、申請書類の不備、事業計画の不明確さ、予算の妥当性などが挙げられます。
よくある質問(FAQ)
- Q: 補助金の対象となる活動はどのようなものですか?
A: 子ども食堂、学習支援、フードパントリー、体験の提供など、子どもの健やかな成長を支援する活動が対象となります。 - Q: 補助金の申請は個人でもできますか?
A: はい、下関市内で子どもの居場所を運営している個人の方も申請できます。 - Q: 補助金の申請期間はいつまでですか?
A: 令和7年4月1日から令和7年12月26日までです。ただし、予算額に達した時点で受付を終了します。 - Q: 補助金の対象となる経費はどのようなものですか?
A: 報償費、旅費、消耗品費、食材費、燃料費、使用料及び賃借料、保険料、研修費、広告宣伝費、通信運搬費などが対象となります。 - Q: 申請書類はどこで入手できますか?
A: 下関市子育て政策課の窓口、または下関市の公式サイトからダウンロードできます。
まとめ・行動喚起
下関市こどもの未来応援補助金は、地域の子どもたちの健やかな成長を支援するための貴重な制度です。申請を検討されている方は、申請要件や必要書類をよく確認し、期限内に申請手続きを行ってください。この補助金を活用して、地域の子どもたちの未来を応援しましょう!
問い合わせ先:
下関市こども未来部子育て政策課
電話:083-231-1353
メールでのお問い合わせはこちら:kosodate@city.shimonoseki.yamaguchi.jp
公式サイト:https://www.city.shimonoseki.lg.jp/soshiki/44/128691.html