【2025年度】今治市インバウンド受入体制整備支援事業補助金|最大15万円・宿泊/飲食/交通事業者向け・締切3月31日
補助金詳細
Details今治市内に事業所を有し、旅館業法、食品衛生法、または道路運送法の許可を有する宿泊・飲食・交通事業者(法人または個人事業主)。市税の滞納がなく、市の広報活動に協力できること。
・補助金交付申請書(様式第1号)
・事業計画書(様式第2号)
・誓約書(様式第3号)
・市税の滞納がない証明書
・補助事業の内容及び補助対象経費の内訳が分かる書類(見積書など)
・法人の場合:登記事項証明書
・個人の場合:住民票の写し+事業証明書類(営業許可証の写し等)
・その他市長が必要と認める書類
・翻訳にかかる報償費
・消耗品費
・印刷製本費
・通信運搬費
・手数料
・委託料
・賃借料
・備品購入費(多言語翻訳機器、電子決済端末など)
※人件費や維持管理費等の経常的な運営費は除く
申請前チェックリスト
補助金概要
Overview対象となる方
- 愛媛県今治市内に事業所を有する宿泊・飲食・交通事業者
- 外国人観光客の受入環境(多言語対応、Wi-Fi等)を整備する法人・個人事業主
- 市税の滞納がなく、市の広報活動に協力できる事業者
申請手順
| ステップ | 内容 |
|---|---|
| STEP 1 | 必要書類の準備(申請書、事業計画書、見積書、納税証明書等) |
| STEP 2 | 今治市役所 観光課へ書類を持参または郵送にて提出 |
| STEP 3 | 市による審査 → 交付決定通知の受領 |
| STEP 4 | 補助対象事業の実施 → 実績報告書を提出 → 補助金額の確定・振込 |
補助金額・補助率
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 補助上限額 | 最大15万円 |
| 補助率 | 補助対象経費合計額の2分の1以内 |
| 算出方法 | 補助金額は1,000円未満切り捨て |
計算例: 補助対象経費(税抜)が35万円の場合、補助率は1/2のため17万5,000円となりますが、上限額が15万円のため、補助金額は15万円となります。補助対象経費が20万円の場合は、20万円 × 1/2 = 10万円が補助金額となります。
対象者・申請要件
対象となる事業者
以下の全ての条件を満たす法人または個人事業主が対象です。
- 今治市内に事業所を有すること。
- 以下のいずれかの事業を営んでいること。
- 宿泊事業者: 旅館業法第3条第1項の許可を有する者
- 飲食事業者: 食品衛生法第55条第1項の許可を有する者
- 交通事業者: 道路運送法第4条第1項または第80条第1項の許可を有する者
- 今治市および今治地方観光協会の広報活動に協力する意思があること。
対象とならない事業者
以下のいずれかに該当する事業者は対象外となります。
- 今治市暴力団排除条例に規定する暴力団又は暴力団員と関係がある者。
- 風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律に規定する風俗営業、性風俗関連特殊営業、接客業務受託営業及びこれらに類する事業を行っている者。
- 市税に未納がある者。
- その他、市長が補助金の交付先として不適当と認める者。
補助対象経費
インバウンド対応のための環境整備にかかる以下の経費が対象です。消費税及び地方消費税は対象外となります。
| 経費区分 | 詳細・具体例 | 対象可否 |
|---|---|---|
| 備品購入費 | 多言語翻訳機器、電子決済端末、Wi-Fiルーター等の購入費用 | ○ |
| 委託料 | ホームページ・パンフレット等の多言語化、翻訳業務の外注費用 | ○ |
| 消耗品費 | 多言語案内表示(ピクトグラム等)の作成にかかる材料費 | ○ |
| 印刷製本費 | 多言語メニュー、フロアガイド、パンフレット等の印刷費用 | ○ |
| 通信運搬費 | Wi-Fi環境整備に伴う初期工事費や通信回線契約料(事業期間内) | ○ |
| 人件費・運営費 | 従業員の給与、家賃、光熱費、Wi-Fiの月額利用料等の経常的な経費 | × |
重要: 補助金の交付決定前に発注・契約・購入した経費は補助対象外となります。必ず交付決定通知書を受け取ってから事業に着手してください。
必要書類一覧
| No. | 書類名 | 備考 |
|---|---|---|
| 1 | 補助金交付申請書(様式第1号) | 今治市公式サイトよりダウンロード |
| 2 | 事業計画書(様式第2号) | 整備内容や期待される効果を具体的に記載 |
| 3 | 誓約書(様式第3号) | 公式サイトよりダウンロード |
| 4 | 市税の滞納がない証明書 | 法人の場合は本社所在地の自治体で取得 |
| 5 | 補助対象経費の内訳が分かる書類 | 購入先の名称・連絡先が記載された見積書の写し等 |
| 6 | 事業を営んでいることを証明する書類 | 営業許可証の写しなど |
| 7 | 本人確認書類 | 法人の場合:登記事項証明書 個人の場合:住民票の写し |
審査基準・採択のポイント
主な審査項目
公募要領に審査基準の明記はありませんが、事業計画書に基づき、主に以下の点が評価されると考えられます。
- 事業の必要性・効果: 整備内容が外国人観光客の利便性・快適性向上にどの程度貢献するか。
- 計画の具体性・実現可能性: 事業計画が具体的で、スケジュールや資金計画に無理がないか。
- 市の観光振興への貢献度: しまなみ海道をはじめとする市の観光資源との連携や、市の魅力発信に繋がる取り組みか。
- 事業の継続性: 整備した設備やサービスが、補助事業終了後も継続的に活用される見込みがあるか。
採択率を高めるポイント
- 事業計画書で、現状の課題と整備による改善効果を具体的に示す(例:「現状、英語メニューがなく機会損失が発生しているが、多言語メニュー導入で外国人客の注文単価〇%向上を目指す」)。
- ターゲットとする国・地域を明確にし、そのニーズに合った整備計画を立てる。
- 費用対効果を明確に説明し、補助金を活用する妥当性をアピールする。
- 市の観光戦略や方針を理解し、それに沿った事業内容であることを示す。
採択率(令和6年度以前の実績): 要確認(詳細は今治市観光課へお問い合わせください)
よくある質問
Q1: 申請はいつでも可能ですか?
A: はい、令和8年3月31日まで随時申請を受け付けています。ただし、予算の上限に達した場合は期間内でも受付を終了する可能性がありますので、早めの申請をお勧めします。
Q2: 複数の事業を組み合わせて申請できますか?
A: はい、可能です。例えば、「多言語ホームページの作成(委託料)」と「電子決済端末の導入(備品購入費)」を合わせて申請することができます。ただし、補助上限額は合計で15万円です。
Q3: 個人事業主ですが、開業したばかりでも申請できますか?
A: 申請要件を満たしていれば、開業直後でも申請は可能です。ただし、市税の納税義務が発生している場合は、滞納がないことの証明が必要となります。詳細は担当課にご確認ください。
Q4: 補助金はいつ支払われますか?
A: 補助金は精算払いとなります。事業完了後に実績報告書を提出し、市による検査と補助金額の確定を経てから、指定の口座に振り込まれます。事業実施期間中の資金は自己資金で立て替える必要があります。
制度の概要・背景
本補助金は、愛媛県今治市が、市内のインバウンド受入体制の強化を目的として実施する支援制度です。世界的なサイクリングの聖地として知られる「瀬戸内しまなみ海道」などを有する今治市には、国内外から多くの観光客が訪れます。特に、増加傾向にある外国人観光客がより快適に、安心して滞在できる環境を整備することが、地域全体の観光振興にとって重要な課題となっています。
この制度は、市内の宿泊施設、飲食店、交通事業者が直面する言語の壁や決済方法の違いといった課題を解決するため、多言語対応や無料Wi-Fi、キャッシュレス決済の導入などを支援するものです。事業者が主体的に受入環境を向上させる取り組みを後押しすることで、外国人観光客の満足度を高め、リピーターの増加や口コミによる誘客促進を図ることを目指しています。
まとめ・お問い合わせ先
「今治市インバウンド受入体制整備支援事業補助金」は、外国人観光客への対応力強化を目指す市内の宿泊・飲食・交通事業者にとって、設備投資の負担を軽減できる有効な制度です。上限15万円、補助率1/2で、多言語対応やWi-Fi整備、キャッシュレス導入などを支援します。申請をご検討の事業者は、公募要領をご確認の上、早めに準備を進めることをお勧めします。
お問い合わせ先
実施機関: 今治市
担当部署: 観光課
電話: 0898-36-1541
Email: kankou@imabari-city.jp
住所: 〒794-8511 今治市別宮町1丁目4番地1 本庁第1別館6階
公式サイト: https://www.city.imabari.ehime.jp/kankou/inbound/
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|---|---|---|---|---|---|
| 補助金額 | 最大15万円 | 最大1,003,000円 | 上限なし | 最大1,200万円 | 最大11億円 |
| 補助率 | 補助対象経費合計額の2分の1以内(1,000円未満切り捨て)、上限15万円 | 病院(大規模病院含む)は対象経費の6分の1、診療所は4分の1。施設規模や導入内容(初期導入、新機能導入、同時導入)により上限額が異なります。 | <ul> <li>公共交通人材確保支援事業:1/4</li> <li>公共交通環境整備支援事業:1/6</li> <li>運転士就労支援金:定額</li> </ul> | 対象経費の3/4以内 | 対象経費の3分の1以内 |
| 申請締切 | 2026年3月31日 | 令和7年12月31日 | 令和8年2月28日まで | 令和7年12月15日まで | 令和7年12月4日まで |
| 難易度 | |||||
| 採択率 | 30.0% | 30.0% | 30.0% | 30.0% | 30.0% |
| オンライン | 非対応 | 非対応 | 非対応 | 非対応 | 非対応 |
| jGrants | 非対応 | 非対応 | 非対応 | 非対応 | 非対応 |
| 準備目安 | 約14日 | 約14日 | 約14日 | 約14日 | 約14日 |
| 詳細 | — | 詳細を見る → | 詳細を見る → | 詳細を見る → | 詳細を見る → |
よくある質問
FAQQ この補助金の対象者は誰ですか?
Q 申請に必要な書類は何ですか?
・事業計画書(様式第2号)
・誓約書(様式第3号)
・市税の滞納がない証明書
・補助事業の内容及び補助対象経費の内訳が分かる書類(見積書など)
・法人の場合:登記事項証明書
・個人の場合:住民票の写し+事業証明書類(営業許可証の写し等)
・その他市長が必要と認める書類
Q どのような経費が対象になりますか?
・消耗品費
・印刷製本費
・通信運搬費
・手数料
・委託料
・賃借料
・備品購入費(多言語翻訳機器、電子決済端末など)
※人件費や維持管理費等の経常的な運営費は除く