仙台市で社用車のEV化を推進!最大50万円の導入支援補助金
仙台市では、地球温暖化対策の一環として、市内の事業者が電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車などのクリーンエネルギー自動車を導入する際の費用を一部補助する「仙台市事業所用クリーンエネルギー自動車導入支援補助金」を実施しています。この制度を活用することで、環境経営を推進しつつ、車両導入コストを大幅に削減することが可能です。
この補助金のポイント
- 貨物車などは最大50万円/台、乗用車は最大30万円/台を補助
- 中小企業者、医療法人、学校法人など幅広い事業者が対象
- 国のCEV補助金などとの併用も検討可能(※各制度の要件をご確認ください)
- 申請には「温室効果ガス削減アクションプログラム」への参加と事前相談が必須
補助金の概要【早見表】
制度の基本情報を一覧にまとめました。申請前に必ずご確認ください。
項目 | 内容 |
---|---|
補助金名 | 仙台市事業所用クリーンエネルギー自動車導入支援補助金(令和7年度) |
実施機関 | 仙台市 |
申請期間 | 2025年4月1日〜2025年12月24日 |
補助上限額 | ・貨物自動車等: 50万円/台 ・乗用車: 30万円/台 |
補助率 | 補助対象経費の 1/5以内 |
対象車両 | 電気自動車(EV)、プラグインハイブリッド自動車(PHEV)、燃料電池自動車(FCV) |
対象経費 | 車両本体の購入費用 |
補助対象となる事業者と主な要件
対象となる事業者
以下のいずれかに該当する事業者が対象となります。
- 中小企業者
- 医療法人
- 社会福祉法人
- 学校法人
- リース事業者(※別途要件あり)
満たすべき主な要件
申請にあたっては、以下の要件をすべて満たす必要があります。
- 仙台市内に事業所、工場、店舗等を有していること。
- 仙台市の「温室効果ガス削減アクションプログラム」に参加し、事業者温室効果ガス削減計画書を市長に提出していること。
- 事業用自動車を既に2台以上所有またはリースして使用していること。
- 補助対象車両の導入事業に着手する前に申請すること(契約・発注前)。
- 市税の滞納がないこと。
【重要】リース車両も対象です
リース事業者が上記の要件を満たす事業者に車両を貸し出す場合も補助対象となります。その際、リース料から補助金額を減額することが条件となります。社用車をリースで運用している企業様もぜひご検討ください。
申請手続きの流れ
申請は以下のステップで進みます。特に事前の電話相談が必須となっている点にご注意ください。
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1
事前相談(必須)まずは仙台市の担当課へ電話で事業内容を相談します。この段階で要件を満たしているか確認しましょう。
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2
申請書類の提出公式サイトから必要書類をダウンロードし、記入の上、提出します。車両の契約・発注前に行う必要があります。
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3
交付決定市による審査後、「交付決定通知書」が送付されます。この通知を受け取ってから、車両の契約・発注・登録を進めてください。
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4
事業実施・実績報告車両の登録と支払いを完了させ、期限内に実績報告書を提出します。
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5
補助金の交付実績報告書の審査後、補助金額が確定し、指定の口座に振り込まれます。
まとめ
「仙台市事業所用クリーンエネルギー自動車導入支援補助金」は、環境負荷の低減と経済的メリットを両立できる、仙台市内事業者にとって非常に魅力的な制度です。予算には限りがあるため、社用車の買い替えや増車を検討している場合は、早めに準備を進めることをお勧めします。
申請には「温室効果ガス削減アクションプログラム」への参加が前提となるため、未参加の事業者様はそちらの手続きから始めましょう。まずは公式サイトで詳細を確認し、担当課へ相談してみてください。