【2025年度速報】印西市の住宅用脱炭素化促進補助金を徹底解説!

千葉県印西市では、地球温暖化対策の一環として、住宅への省エネ設備導入を支援する「印西市住宅用設備等脱炭素化促進事業補助金」を2025年度(令和7年度)も実施します。家庭のエネルギー利用を効率化し、環境にも家計にも優しい住まいづくりを目指す絶好の機会です。この記事では、補助金の対象設備、金額、申請方法などを分かりやすく解説します。

この補助金のポイント

  • 対象設備が豊富:エネファーム、蓄電池、窓の断熱改修、EV・PHV、V2Hなど多彩な設備が対象。
  • 高額補助:電気自動車(EV)とV2Hのセット導入などで最大30万円の補助。
  • 申請期間令和7年5月12日(月)から令和8年2月27日(金)正午まで。
  • 注意点先着順で、予算がなくなり次第終了となります。早めの準備と申請が重要です。

補助金の概要(令和7年度)

まずは、補助金の全体像を把握しましょう。重要な項目を表にまとめました。

制度名 印西市住宅用設備等脱炭素化促進事業補助金
申請受付期間 令和7年5月12日(月)~令和8年2月27日(金)正午まで
対象者 印西市に居住し、市税等の滞納がない個人、または集合住宅の管理組合など
申請方法 印西市役所2階 環境保全課窓口へ持参または郵送
注意点 先着順受付。予算上限に達し次第終了。
令和7年4月1日以降に着手し、申請期限までに完了した工事が対象。
問い合わせ先 印西市役所 環境保全課 保全係 (電話: 0476-33-4491)

補助対象設備と補助金額

補助対象となる設備とそれぞれの補助金額は以下の通りです。ご自宅で導入を検討している設備があるか確認しましょう。

個人住宅向け設備

補助対象設備 補助金額 主な条件
家庭用燃料電池システム(エネファーム) 上限 100,000円 停電時自立運転機能付きのもの
定置用リチウムイオン蓄電システム 上限 70,000円 太陽光発電設備が設置されていること
窓の断熱改修 補助対象経費の1/4
上限 80,000円
一室単位で外気に接する全ての窓を改修
電気自動車(EV)・プラグインハイブリッド自動車(PHV・PHEV) 太陽光・V2H併設:上限 300,000円
太陽光のみ設置:上限 200,000円
新車として購入したもの。太陽光発電設備及び充電設備が設置されていること
V2H充放電設備 補助対象経費の1/10
上限 250,000円
太陽光発電設備とEV・PHVが導入されていること

集合住宅向け設備

補助対象設備 補助金額
集合住宅用充電設備(住民のみ利用) 国の補助金額の1/2(上限 750,000円/基
集合住宅用充電設備(住民以外も利用可) 国の補助金額の2/3(上限 1,000,000円/基
合意形成のための資料作成 上限 150,000円
窓の断熱改修(管理組合) 補助対象経費の1/4(上限 80,000円×戸数

申請資格|補助の対象となる方

補助金を受けるためには、以下の要件をすべて満たす必要があります。

  • 印西市に居住している個人(法人を除く)。
  • 本人および同一世帯員が市税等を滞納していないこと。
  • 補助対象設備の導入費用を負担し、所有していること(リース契約も対象となる場合があります)。
  • 住宅の所有者でない場合や共有者がいる場合は、全ての所有者・共有者の同意を得ていること。
  • その他、市の交付要綱に定める要件を満たすこと。

申請手続きの流れと注意点

申請は工事完了後に行います。他の自治体とは手続きのタイミングが異なる場合があるため注意しましょう。

  1. 工事の着手・完了令和7年4月1日以降に工事に着手し、申請期限(令和8年2月27日正午)までに工事を完了させ、支払いを済ませます。
  2. 申請書類の準備:印西市のホームページから申請書やチェックリストをダウンロードし、必要書類を揃えます。領収書や工事写真、保証書の写しなど、設備ごとに必要な書類が異なります。
  3. 申請令和7年5月12日から令和8年2月27日正午までに、印西市役所2階の環境保全課窓口へ持参または郵送で提出します。
  4. 審査・交付決定:市で書類が審査され、不備がなければ交付決定通知書が送付されます。
  5. 補助金の請求・受領:交付決定通知書を受け取ったら、補助金交付請求書を提出します。その後、指定した口座に補助金が振り込まれます。

重要:申請時の注意点

  • 先着順です! 申請期間内であっても、予算の上限に達した時点で受付は終了します。導入を決めたら早めに準備を進めましょう。
  • 書類の不備に注意! 毎年、書類の不備が多く見られるとのことです。提出前に公式サイトの「申請の手引き」や「チェックシート」で念入りに確認してください。不備があると受理されず、再提出となり受付が遅れる原因になります。
  • 市税の納付状況:申請後に市が納税状況を確認します。未納がある場合は受理されないため、事前に確認・納付を済ませておきましょう。

まとめ

印西市の住宅用設備等脱炭素化促進事業補助金は、省エネ設備の導入を考えている市民にとって非常に魅力的な制度です。特にEVやV2H、蓄電池といった設備は、環境負荷の低減だけでなく、災害時の非常用電源としても役立ちます。

補助金を最大限に活用するためには、早めの情報収集と計画的な準備が不可欠です。公式サイトで最新情報や詳細な要件を必ず確認し、不明な点は市の担当窓口に問い合わせてみましょう。この機会に、快適でエコな暮らしを実現しませんか。

公式サイト:令和7年度印西市住宅用設備等脱炭素化促進事業補助金