奥出雲町への移住・定住を強力サポート!住宅整備支援事業補助金とは?
島根県奥出雲町では、町内への移住・定住を促進し、特に若者や子育て世帯が安心して暮らせる環境を整えるため、「令和7年度 奥出雲町住宅整備支援事業補助金」を実施しています。この制度は、町内に住宅を新築したり、リフォーム(増改築・改修)したりする際の費用の一部を補助するものです。新築の場合、世帯の状況に応じて最大205万円という手厚い支援が受けられる、大変魅力的な制度です。これから奥出雲町での新しい暮らしを始める方、住まいの改修を考えている方は必見です。
補助金の概要をチェック!対象者・補助額・対象工事
制度を利用するためには、いくつかの要件を満たす必要があります。ここでは、誰が対象で、いくら補助が受けられるのかを詳しく解説します。
対象となる方(対象者)
以下の(1)~(3)のすべてに該当する方が対象となります。
- 世帯要件:以下のいずれかに当てはまること。
- 夫婦のいずれかが39歳以下(昭和61年4月2日以降生まれ)の世帯
- 上記年齢を超えていても、18歳以下の子を養育し同居している世帯
- 上記の若年世帯が住むために住宅を整備する親世帯
- 町の空き家バンク制度を利用して住宅を改修する世帯(この場合、年齢制限はありません)
- 定住要件:補助金交付後、10年以上奥出雲町に居住し、地区の自治会等に積極的に加入すること。
- 納税要件:町税や公共料金の滞納がないこと。
※単身の方は対象となりません。
気になる補助額は?最大205万円の内訳
補助金額は、対象となる経費の4分の1以内で、基本額に世帯の状況に応じた加算額を合計した金額が上限となります。
| 区分 | 基本額 | 加算額 | 最大補助上限額 |
|---|---|---|---|
| 新築 | 50万円 | 子ども加算(25万円/人,3人まで)、新婚加算(10万円)、転入加算(20万円)、分譲地加算(50万円) | 205万円 |
| 増改築 | 30万円 | 子ども加算(20万円/人,3人まで)、新婚加算(10万円)、転入加算(10万円) | 110万円 |
| 空き家バンクを通じた増改築 | 30万円 | なし | 30万円 |
※分譲地加算は下横田住宅団地11区画のみ対象です。
※空き家バンクを利用する場合は年齢制限はありませんが、加算はなく基本額のみとなります。
対象となる工事
補助の対象となるには、工事費用の条件があります。
- 新築工事:設計費や工事費等の総額が200万円以上(税抜)であること。
- 増改築・改修工事:工事費等の総額が120万円以上(税抜)であること。
【重要】増改築・改修工事を行う施工業者は、奥出雲町内に事業所を有する法人または個人事業者に限ります。
【朗報】省エネ設備導入でさらに補助金!併用可能な制度
この住宅整備支援事業補助金は、原則として町が実施する他の住宅関連の補助金との併用はできません。しかし、嬉しい例外があります。
以下の2つの事業は併用が可能です!
- 奥出雲町脱炭素の暮らしづくり推進設備導入促進事業
- 奥出雲町町産材利用促進事業
特に「脱炭素の暮らしづくり推進設備導入促進事業」は、太陽光発電システム(最大20万円)、蓄電池(上限10万円)、高効率給湯器(上限5万円)などの省エネ設備を導入する際に奨励金が受けられる制度です。住宅の新築やリフォームに合わせてこれらの設備を導入すれば、ダブルで補助を受けられるチャンスです。賢く活用して、快適でお得なエコライフを始めましょう。
申請方法と手続きの流れ
申請期間
申請は先着順で受け付けられ、予算がなくなり次第終了となります。年度の早い段階で予算上限に達する可能性もありますので、計画が決まったらできるだけ早く役場の担当課へ相談することをおすすめします。
申請から交付までのステップ
- 事前相談:計画段階で役場の担当課に相談します。
- 交付申請:必要書類を揃えて申請します。
- 交付決定:町から「交付決定通知書」が届きます。
- 事業着工:必ず交付決定通知書を受け取ってから工事を開始してください。事前の着工は補助対象外となります。
- 実績報告:工事完了後、実績報告書と必要書類を提出します。
- 額の確定・請求:町から補助金額の確定通知が届いた後、請求書を提出します。
- 補助金交付:指定の口座に補助金が振り込まれます。
必要書類一覧
申請時と工事完了後で必要な書類が異なります。詳細は町の公式サイトで確認してください。
【交付申請時】
- 交付申請書
- 見積書及び契約書の写し
- 工事図面(位置図、平面図など)
- 施行前の写真
- 住民票
- 町税等の滞納のない証明書
- 建築確認済証の写し など
【実績報告時】
- 実績報告書
- 支払いを証明する書類(領収書等)の写し
- 施工後の写真
- 住民票
- 建築確認検査済証の写し など
まとめ
奥出雲町の住宅整備支援事業補助金は、町での新しい生活を始める若者や子育て世帯にとって非常に心強い制度です。ポイントは以下の通りです。
- 最大205万円の補助で住宅取得をサポート!
- 39歳以下の若者世帯や子育て世帯、U・Iターン者が主な対象。
- 申請は先着順で予算がなくなり次第終了のため、早めの行動が鍵!
- 省エネ設備の補助金と併用可能でさらにお得に!
- 交付決定前の工事着工はNG!手続きの順番を必ず守ること。
詳細や不明な点については、必ず下記の担当課へお問い合わせください。
お問い合わせ先
奥出雲町役場 定住産業課
電話番号:0854-54-2524
FAX番号:0854-54-0052
公式サイト:令和7年度奥出雲町住宅整備支援事業補助金について
対象者・対象事業
奥出雲町に定住する若者・子育て世帯等。具体的には、(1)夫婦いずれかが39歳以下、または18歳以下の子を養育する世帯 (2)上記世帯のために住宅整備を行う親世帯 (3)空き家バンク制度を利用する世帯(年齢不問)。加えて、10年以上居住し、町税等の滞納がないことなどが条件。
必要書類(詳細)
【交付申請時】(1)交付申請書 (2)見積書及び契約書の写し (3)工事図面 (4)施行前の写真 (5)所有者の同意書(該当者のみ) (6)住民票 (7)建築確認済証等 (8)町税等の滞納のない証明書 (9)その他、加算条件が確認できる書類 【実績報告時】(1)実績報告書 (2)住民票 (3)支払いを証明する書類(領収書等) (4)工事図面 (5)施工後の写真 (6)建築確認検査済証等
対象経費(詳細)
住宅の新築、増改築、改修にかかる設計費や工事費等。ただし、新築工事は総額200万円以上(税抜)、増改築・改修工事は総額120万円以上(税抜)であることが条件。