注意: 本補助金は申請額が予算に達し次第、受付を終了します。ご検討中の方はお早めに手続きを進めてください。
対象となる方
- 奥出雲町に定住するため住宅を新築・増改築する若者世帯(夫婦いずれかが39歳以下等)またはその親世帯
- 奥出雲町の空き家バンク制度を利用して住宅を改修する方(年齢不問)
- 補助金交付後10年以上奥出雲町に居住し、町税等の滞納がない方
申請手順
| ステップ | 内容 |
|---|---|
| STEP 1 | 事前相談・必要書類の準備(申請書、見積書、図面等) |
| STEP 2 | 役場 定住産業課へ交付申請書を提出(工事着工前) |
| STEP 3 | 審査 → 交付決定通知の受領 → 工事着工 |
| STEP 4 | 工事完了 → 実績報告書提出 → 補助金額確定・振込 |
補助金額・補助率
補助金額は、対象経費の4分の1以内で、基本額に世帯の状況に応じた加算額を合算した金額が上限となります。空き家バンク制度を利用した場合は基本額のみが対象です。
| 区分 | 基本額 | 主な加算額 | 最大補助額 |
|---|---|---|---|
| 新築 | 50万円 | 子ども:最大75万円 新婚:10万円 転入:20万円 分譲地:50万円 | 205万円 |
| 増改築 | 30万円 | 子ども:最大60万円 新婚:10万円 転入:10万円 | 110万円 |
| 空き家バンク (増改築) | 30万円 | なし | 30万円 |
計算例(新築で全ての加算条件を満たす場合):
基本額50万円 + 子ども加算75万円 (25万円×3人) + 新婚加算10万円 + 転入加算20万円 + 分譲地加算50万円 = 上限額205万円。対象経費が820万円以上の場合、満額の205万円が交付されます。
対象者・申請要件
対象となる世帯
- 若者世帯: 夫婦のいずれか一方の年齢が39歳以下(昭和61年4月2日以降生まれ)の世帯。ただし、18歳以下の子を養育し同居している場合は年齢要件を問いません。
- 親世帯: 上記の若者世帯が居住するために住宅の新築または増改築を行う親の世帯。
- 空き家バンク利用者: 奥出雲町空き家バンク制度を通じて物件を購入または賃借し、増改築・改修工事を行う方。この場合、年齢要件はありません。
共通の要件
- 補助金の交付を受けた住宅に10年以上居住すること。
- 居住する地区の自治会等の組織に積極的に加入すること。
- 世帯員全員が町税及び公共料金を滞納していないこと。
- 単身での申請は対象外となります。
補助対象経費
| 経費区分 | 詳細 | 対象可否 |
|---|---|---|
| 新築工事費 | 住宅の新築に係る設計費、工事費等。総額が200万円以上(税抜)であること。 | ○ |
| 増改築・改修工事費 | 住宅の増改築、リフォーム等に係る工事費。総額が120万円以上(税抜)であること。 | ○ |
| 外構・造成費 | 門、塀、車庫、植栽等の工事費や土地の造成費。 | × |
| 家電・家具購入費 | エアコン、照明器具、カーテン、家具等の購入費。 | × |
重要:
・交付決定前に着工した工事は補助対象外です。必ず交付決定通知書を受け取ってから工事を開始してください。
・増改築・改修工事を行う施工業者は、奥出雲町内に事業所を有する法人または個人事業者に限ります。
必要書類一覧
申請時には主に以下の書類が必要です。詳細は公式サイトの様式や手引きをご確認ください。
| No. | 書類名 | 備考 |
|---|---|---|
| 1 | 交付申請書(様式第1号) | 公式サイトよりダウンロード |
| 2 | 見積書及び契約書の写し | 改修の場合は見積書のみ |
| 3 | 工事図面 | 位置図、平面図、立面図など |
| 4 | 施行前の写真 | 外観・内観、新築の場合は土地の写真 |
| 5 | 住民票 | 居住する者すべてが記載されたもの |
| 6 | 町税等の滞納のない旨を証明する書類 | 若年世帯は夫婦2名分 |
| 7 | 建築確認済証等 | 新築・増改築の場合 |
| 8 | その他、加算条件が確認できる書類 | 戸籍謄本(新婚)、住民票(転入)など |
審査基準・採択のポイント
主な審査項目
- 申請資格の充足: 対象者の要件(年齢、世帯構成、居住要件等)をすべて満たしているか。
- 事業内容の適合性: 補助対象となる工事(新築、増改築)に該当し、最低事業費等の要件を満たしているか。
- 書類の整合性: 申請書、見積書、図面等の提出書類に不備や矛盾がないか。
- 定住の意思: 補助金交付後10年以上の定住、自治会への加入といった要件を遵守する意思があるか。
併用可能な補助金制度
本補助金は、原則として町の他の住宅整備に関する助成金との併用はできません。ただし、以下の制度とは併用が可能です。該当する場合は、併せて申請を検討することで、より手厚い支援を受けられる可能性があります。
- 奥出雲町脱炭素の暮らしづくり推進設備導入促進事業: 太陽光発電システムや高効率給湯器等の設置に対する奨励金。
- 奥出雲町町産材利用促進事業: 町内産木材を使用して住宅整備を行う場合の補助金。
よくある質問
Q1: 単身者は対象になりますか?
A: いいえ、本補助金は単身の方は対象となりません。夫婦または親子で構成される世帯が対象です。
Q2: 交付決定前に工事の契約や着工をしても良いですか?
A: いいえ、対象外となります。必ず奥出雲町からの「交付決定通知書」を受け取った後に、工事の契約・着工を行ってください。事前着工は補助金の対象となりませんので、ご注意ください。
Q3: 増改築工事を依頼する業者は、町外の事業者でも良いですか?
A: いいえ、増改築・改修工事の場合は、奥出雲町内に事業所を有する法人または個人事業者に施工を依頼する必要があります。新築工事の場合はこの限りではありません。
Q4: 申請はいつまでにすれば良いですか?
A: 本補助金は申請順に受け付け、予算がなくなり次第終了となります。年度末を待たずに受付が終了する可能性がありますので、住宅整備の計画が固まり次第、お早めに担当課へご相談・ご申請ください。
制度の概要・背景
本補助金は、島根県奥出雲町が実施する移住・定住促進策の一環です。特に、町の将来を担う若者世代や子育てを行う世帯が、安心して町内に住まいを構え、長く暮らし続けられる環境を整えることを目的としています。
住宅の新築や増改築にかかる経済的負担を軽減することで、U・Iターンを含む町外からの転入促進と、町内在住者の定住意欲の向上を図ります。また、空き家バンク制度と連携することで、町内の既存住宅ストックの有効活用と地域の活性化にも貢献することを目指しています。
まとめ・お問い合わせ先
「令和7年度奥出雲町住宅整備支援事業補助金」は、奥出雲町での新しい暮らしを始める若者・子育て世帯にとって非常に魅力的な制度です。加算条件によっては最大205万円という手厚い支援が受けられます。申請は予算がなくなり次第終了となるため、計画的に準備を進めることが重要です。ご不明な点は、下記の担当窓口へお早めにお問い合わせください。
お問い合わせ先
実施機関: 奥出雲町役場
担当部署: 定住産業課
電話: 0854-54-2524
FAX: 0854-54-0052
公式サイト: https://www.town.okuizumo.shimane.jp/www/contents/1743385609148/index.html