【2025年度】宇部市再生可能エネルギー設備導入支援補助金｜最大30万円・市民向け・締切11月28日

申請手順

補助金額

本補助金は定額制です。補助対象となる工事費が最低工事費以上の場合に、上記の金額が交付されます。同一の所有者および住宅に対して1回限りの申請となります。

対象者・申請要件

対象となる方

• 宇部市の住民基本台帳に記載されている個人であること。
• 自己または2親等以内の親族が所有し、申請者本人が居住している（または入居予定の）市内の住宅に対象工事を実施すること。
• 市税を滞納していないこと。

対象となる住宅

• 宇部市内にある戸建住宅であること。
• 事業所併用住宅、集合住宅、賃貸住宅等は対象外です。

対象となる工事

• 宇部市内に本店、支店または営業所を有する施工業者（申請者自身を除く）が施工する工事であること。
• 太陽光発電設備が未設置の住宅の屋根に、新たに太陽光発電設備を設置する工事であること。（増設、更新、交換設置は対象外）

補助対象設備

必要書類一覧

審査・採択のポイント

審査について

審査は、提出された申請書類に基づき、補助金交付要綱や募集要領に定められた要件をすべて満たしているかを確認する形式で行われます。事業計画の優劣を競うものではなく、要件を満たした申請が予算の範囲内で先着順に採択される形に近い制度です。

採択率を高めるポイント

• 早期の申請: 予算額（令和7年度は750万円）の上限に達し次第、受付が終了します。公式サイトで随時更新される申請状況を確認し、早めに申請することが最も重要です。（参考：令和7年9月24日時点で予算残額60万円）
• 書類の不備をなくす: 募集要領や記入例を熟読し、書類に漏れや誤りがないように準備してください。不備があると再提出に時間がかかり、その間に予算が上限に達する可能性があります。
• 電子申請の活用: 申請の受付は「1.電子申請、2.郵送、3.窓口」の順で優先されます。可能な限り、迅速かつ優先順位の高い電子申請を利用することをお勧めします。

よくある質問

Q1: 交付決定前に工事の契約をしてしまいました。対象になりますか？

A: いいえ、対象外です。本補助金は、必ず宇部市からの「交付決定通知書」を受け取った後に契約・着工した工事が対象となります。順番を間違えないよう、十分にご注意ください。

Q2: 申請期間の最終日（11月28日）に間に合えば大丈夫ですか？

A: 申請期間内であっても、交付決定額が予算上限（750万円）に達した時点で受付は終了します。過去の執行状況を見ると、期間終了を待たずに受付終了となる可能性が高いです。検討されている方は、できるだけ早く申請準備を進めることをお勧めします。

Q3: 宇部市外の業者に工事を依頼しても対象になりますか？

A: いいえ、対象外です。施工業者は、宇部市内に本店、支店、または営業所を有している必要があります。業者選定の際に必ずご確認ください。

Q4: すでに太陽光発電設備が付いている住宅に、蓄電池だけを追加したいのですが対象ですか？

A: いいえ、対象外です。蓄電池は、今回新たに設置する太陽光発電設備と「同時に」導入する場合のみ補助対象となります。蓄電池の単体設置や増設は対象となりません。

制度の概要・背景

本補助金は、宇部市が家庭における再生可能エネルギー設備の導入を促進し、地域の脱炭素化とレジリエンス（災害等への強靭性）強化を図ることを目的として実施する制度です。太陽光発電や蓄電池の導入は、平常時の光熱費削減だけでなく、停電時にも電力を確保できるという防災面でのメリットも大きく、市民生活の安定に寄与します。

なお、この事業は国の「物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金」を活用して実施されており、エネルギー価格高騰の影響を受ける市民の負担軽減も目的の一つとされています。

まとめ・お問い合わせ先

「宇部市再生可能エネルギー設備導入支援補助金」は、市内のご家庭が太陽光発電設備や蓄電池を導入する際の初期費用を軽減できる貴重な制度です。予算には限りがあり、先着順の要素が強いため、導入を検討されている方は、速やかに施工業者と相談の上、申請準備を進めることを強くお勧めします。ご不明な点は、必ず事前に下記のお問い合わせ先にご確認ください。