岩手県宮古市の豊かな海で、漁師としての新たなキャリアをスタートしませんか?宮古市では、漁業の担い手を確保し、未来の水産業を支えるため「漁業担い手確保対策事業補助金」を実施しています。最長2年間の生活支援や家賃補助、さらに独立時の設備投資支援まで、手厚いサポートであなたの挑戦を全力でバックアップします。
この補助金の3つの強力サポート
- 1
研修期間の生活を支援!
最長2年間、月額12.5万円を支給。技術習得に集中できる環境を提供します。 - 2
移住者も安心の家賃補助!
市外からの転入者には、家賃の半額(最大月3万円)を最長2年間補助します。 - 3
独立を力強く後押し!
研修後3年以内の独立時には、施設・機械整備費用を最大100万円(補助率2/3)支援します。
補助金制度の概要
本事業は、宮古市の基幹産業である水産業の持続的な発展を目指し、新たに漁業を志す方々を経済的に支援することを目的としています。高齢化と担い手不足という課題に対応し、意欲ある新規就業者を地域全体で育てていくための制度です。
項目 | 内容 |
---|---|
補助金名 | 宮古市漁業担い手確保対策事業補助金 |
実施主体 | 宮古、重茂、田老町漁業協同組合 |
対象者 | 65歳までの新規就漁希望者で、上記漁協を通じて養殖漁業および漁船漁業の技術習得を目指す方 |
補助内容 |
|
⚠️ 注意事項
この補助金は、新規就漁者を受け入れる漁業協同組合に対して交付されるものです。漁業を始めたい個人の方は、まず宮古市内の漁協(宮古、重茂、田老町)へご相談ください。漁協が策定する計画に基づき、支援が開始されます。
申請までの流れ(イメージ)
-
1
漁協への相談
まずは宮古市内の漁業協同組合(宮古、重茂、田老町)に、漁業を始めたい旨を相談します。希望する漁業の種類やご自身の状況などを伝えましょう。
-
2
就漁計画の策定
受け入れ先の漁協と共に、養殖や漁船漁業の技術を習得するための具体的な計画(就漁計画)を作成します。この計画が補助金の基礎となります。
-
3
漁協から市へ申請
策定した就漁計画に基づき、漁協が宮古市へ補助金の申請手続きを行います。
-
4
研修・就業開始
市の審査・交付決定後、計画に沿って研修がスタートします。補助金を受けながら、一人前の漁師を目指して技術を磨いていきましょう。
宮古市の漁業の魅力と将来性
宮古市は、親潮と黒潮が交わる三陸沖の豊かな漁場に恵まれ、古くから水産業が盛んな地域です。特にワカメやコンブの養殖、ウニやアワビといった磯根資源は全国的にも高い評価を得ています。
現在、市と漁協は「浜の活力再生プラン」に基づき、以下のような取り組みを推進しており、持続可能で収益性の高い漁業を目指しています。
- ブランド化の推進: 「重茂わかめ」などの地域ブランド力の強化や、地理的表示(GI)登録を目指した取り組み。
- 資源管理と増産: アワビやナマコの稚貝放流、磯焼け対策などによる資源の維持・造成。
- 担い手育成: 本補助金制度のほか、漁業体験や若手漁業者の活動支援を積極的に実施。
「宮古真鱈まつり」のようなイベントも開催され、地域全体で水産業を盛り上げています。伝統ある漁業技術を学びながら、新しい取り組みにも挑戦できる宮古市は、漁師を目指す方にとって非常に魅力的な環境です。
お問い合わせ
制度の詳細や漁協への相談方法など、ご不明な点はお気軽にお問い合わせください。
宮古市 農林水産部 水産課
〒027-8501 岩手県宮古市宮町一丁目1-30
電話番号: 0193-62-2111
ファクス: 0193-63-9116