山梨県の雄大な自然や歴史的な街並みを舞台にした映像作品を制作しませんか?山梨県では、県内で行われる大規模な映像作品の撮影・制作を支援し、県の魅力を国内外に発信するため「大型映像作品撮影等招致事業費補助金」を公募しています。最大2,000万円という手厚い支援で、あなたのクリエイティブな活動を強力にバックアップします。
補助金の概要
本補助金は、山梨県内でのロケーション撮影や制作活動を通じて、県の知名度向上と観光誘致を図ることを目的とした制度です。映画やテレビドラマなど、影響力の大きい映像作品が対象となります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 補助金名 | 大型映像作品撮影等招致事業費補助金(令和7年度) |
| 実施機関 | 山梨県 |
| 目的 | 県内で行われる映像作品の撮影・制作を通じて、県の魅力を高め、観光客の誘致を図る。 |
| 補助上限額 | 2,000万円 |
| 補助率 | 補助対象経費の1/2以内 |
| 公募期間 | 2025年4月1日〜(予算上限に達し次第、受付終了) |
補助対象となる事業者
本補助金の対象となるのは、以下の要件を満たす法人または団体です。
- 映像作品の制作等を行う法人又は団体であること。
- 事業を完遂する能力を有していること。
- 国税及び県税の滞納がないこと。
補助対象事業と経費
対象となる事業
山梨県内で撮影または制作が行われ、県の魅力発信や観光誘致に貢献すると見込まれる以下の映像作品が対象です。
- 劇場公開用映画
- テレビドラマ(連続、単発)
- インターネット配信動画(一定の規模・影響力が見込まれるもの)
補助対象経費
補助の対象となるのは、山梨県内で支払われる経費に限られます。具体的な経費の例は以下の通りです。
| 経費区分 | 具体例 |
|---|---|
| 人件費 | 県内在住のエキストラ、制作スタッフへの支払いなど |
| 宿泊費 | 撮影期間中の県内宿泊施設利用料 |
| 借料・リース料 | ロケバス、撮影機材、撮影スタジオ、ロケ施設等の借上料 |
| 制作・開発費 | 美術セットの制作費、小道具・衣装の購入・レンタル費など |
| 広告費 | 作品の広報活動にかかる費用(県内での制作発表など) |
申請の重要ポイント
申請にあたっては、事業計画の具体性が重要視されます。作品を通じて山梨県のどのような魅力を、どのように発信できるのか、また、撮影による県内への経済波及効果(宿泊、飲食、雇用創出など)を明確に示すことが採択への鍵となります。予算は限られているため、早めの準備と申請をおすすめします。
申請手続きの流れ
申請から補助金交付までの大まかな流れは以下の通りです。
- 1事前相談
申請を検討している段階で、まずは担当窓口へ事業内容についてご相談ください。 - 2申請書類の提出
指定された様式の申請書、事業計画書、収支予算書などを準備し、提出します。 - 3審査・交付決定
提出された書類に基づき審査が行われ、採択されると交付決定通知が送付されます。 - 4事業実施・実績報告
交付決定後、計画に沿って事業を実施します。事業完了後は、速やかに実績報告書を提出してください。 - 5補助金額の確定・支払い
実績報告書の内容が審査され、補助金額が確定した後、指定の口座に補助金が振り込まれます。
まとめと公式情報
「大型映像作品撮影等招致事業費補助金」は、山梨県を舞台にした作品制作を経済的に支援する、制作者にとって非常に魅力的な制度です。富士山や南アルプスなどの壮大な自然、歴史ある街並みなど、多様なロケーションを持つ山梨県で、記憶に残る作品を制作してみませんか?
詳細な募集要項や申請様式は、必ず公式サイトでご確認ください。
お問い合わせ先
山梨県 観光文化・スポーツ部 観光資源課 フィルムコミッション担当
〒400-8501 甲府市丸の内1-6-1
電話番号:055-223-1556
ファックス番号:055-223-1560
対象者・対象事業
映像作品の制作等を行う法人又は団体で、事業を完遂する能力を有し、国税及び県税の滞納がない者。
必要書類(詳細)
1. 補助金交付申請書
2. 事業計画書
3. 収支予算書
4. 法人又は団体の概要がわかる書類(定款、寄付行為等)
5. 登記事項証明書(法人の場合)
6. 納税証明書(国税及び県税)
7. その他知事が必要と認める書類
対象経費(詳細)
山梨県内で支払われる以下の経費が対象です。
・人件費(県内在住エキストラ、スタッフ等)
・宿泊費(県内宿泊施設)
・借料(ロケバス、機材、施設等)
・制作費(美術セット、小道具、衣装等)
・開発費
・広告費(県内での広報活動等)
※詳細は公式の募集要項をご確認ください。