2025年度、岐阜県で省エネルギー性能の高い住宅を新築・購入する方に朗報です!岐阜県が実施する「脱炭素社会ぎふモデル住宅普及事業費補助金」では、条件を満たす住宅の取得に対して一律40万円が補助されます。さらに、県の別の支援事業との併用で最大72万円の補助も可能です。この記事では、補助金の対象条件から申請方法、注意点までを専門家が分かりやすく解説します。
補助金の概要が一目でわかる早見表
補助金名 | 脱炭素社会ぎふモデル住宅普及事業費補助金 |
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実施団体 | 岐阜県 都市建築部 住宅課 |
補助金額 | 上限40万円 ※「ぎふの木で家づくり支援事業」との併用で最大72万円 |
対象者 | 岐阜県内で対象となる省エネ住宅を新築・購入する個人 |
Web申込期間 | 令和7年5月1日〜 ※申込総額が予算を上回る場合は抽選 |
事業完了期限 | 令和8年2月20日 |
あなたは対象?補助対象者の6つの条件をチェック
この補助金を受けるには、以下の6つの条件をすべて満たす必要があります。ご自身の計画が該当するか、一つずつ確認しましょう。
- 場所:岐阜県内で住宅を取得すること。
- 期間:令和8年2月20日までに住宅の工事が完了、または購入した住宅へ転居が完了すること。
- 併用:国が実施する住宅取得関連の補助金(子育てエコホーム支援事業など)を受けていないこと。
- 住宅性能:断熱等性能等級5以上 かつ 一次エネルギー消費量等級6の性能を有すること。
- 住宅種別:一戸建ての住宅であること。(店舗併用住宅なども対象となる場合があります)
- 立地:住宅が土砂災害特別警戒区域に立地していないこと。
【重要】契約日と省エネ性能証明に注意!
契約日:補助対象となるのは、令和7年4月1日以降に工事請負契約または売買契約を締結した住宅です。
性能証明:「断熱等級5かつ一次エネ等級6」を証明するために、「BELS評価書」や「設計住宅性能評価書」などの公的な証明書類の写しが申請時に必要となります。事前にハウスメーカーや工務店に準備を依頼しておきましょう。
朗報!「ぎふの木で家づくり支援事業」とは併用可能!
国の補助金とは併用できませんが、岐阜県が独自に行う「ぎふの木で家づくり支援事業」との併用は可能です。この事業は、岐阜県産材の使用量に応じて最大32万円が助成される制度です。
申請はいつから?手続きの全ステップを解説
申請は先着順ではなく、Webでの事前申込みから始まります。大まかな流れを把握しておきましょう。
Webでの事前申込み
令和7年5月1日から専用フォームで申込み。予算超過時は抽選。
承認・不承認の決定通知
県から申込者へ通知が届きます。
交付申請(書類提出)
事業完了後、1ヶ月以内または令和8年2月20日のいずれか早い日までに必要書類を郵送または持参。
交付決定・額の確定通知
県が書類を審査し、補助金額が確定します。
請求書の提出
確定した金額を請求します。請求書のみEメールでの提出も可能です。
補助金交付
令和8年3月末日までに指定口座に振り込まれます。
まとめ:岐阜県で賢く家を建てるなら今がチャンス!
「脱炭素社会ぎふモデル住宅普及事業費補助金」は、これから岐阜県で高性能な住宅を建てたい方にとって非常に魅力的な制度です。ポイントは以下の3つです。
- 条件を満たす省エネ住宅の新築・購入で一律40万円を補助。
- 「ぎふの木で家づくり支援事業」との併用で最大72万円に!
- 申請は令和7年5月1日からWeb申込みで開始。先着順ではないが早めの準備が吉。
住宅の性能基準や必要書類など、専門的な内容も含まれるため、ハウスメーカーや工務店の担当者とよく相談しながら準備を進めることをお勧めします。詳細は必ず公式サイトで確認してください。
お問い合わせ先
岐阜県 都市建築部 住宅課 住宅企画係
所在地: 〒500-8570 岐阜市藪田南2-1-1
電話番号: 058-272-8693(直通)
E-mail: c11659@pref.gifu.lg.jp