【2025年度】性と健康の相談センター事業｜相談無料・個人向け・随時受付

相談利用の手順

支援内容・料金

対象者・利用要件

対象となる方

• 性や生殖に関する健康について悩みや関心を持つ、性別を問わない全ての個人、カップル、およびその家族。
• 思春期、妊娠期、出産期など、各ライフステージにある方。
• 不妊治療と仕事の両立に悩む方。
• 流産・死産を経験された方。

利用要件

• 原則として、相談窓口を設置する各自治体（都道府県・指定都市・中核市）に在住・在勤・在学する方が対象です。
• 具体的な対象者要件は各自治体の窓口によって異なる場合があるため、事前にご確認ください。

主な相談内容

準備・持ち物

利用のポイント

効果的に活用するためのポイント

• 一人で抱え込まない: 専門家に話すことで、気持ちが整理され、客観的な情報を得られます。
• パートナーとの利用: 不妊やライフプランに関する悩みは、カップルで相談することで相互理解が深まります。
• 早期の相談: 悩みが深刻化する前に、早い段階で相談することが解決への近道となる場合があります。
• 情報収集の場として活用: 具体的な悩みだけでなく、正しい知識を得るための第一歩としても活用できます。

よくある質問

Q1: プレコンセプションケアとは何ですか？

A: 将来の妊娠を考え、妊娠前の女性やカップルが自身の健康に向き合うための取り組みです。食生活や運動、禁煙、持病の管理など、将来の健やかな妊娠・出産、そして生まれてくる子どもの健康につながるケアを指します。

Q2: 男性も相談できますか？

A: はい、もちろんです。本事業は性別を問わず、どなたでもご利用いただけます。不妊の原因の約半数は男性側にもあるとされており、男性のプレコンセプションケアも重要です。男性お一人でのご相談も歓迎しています。

Q3: 相談は匿名でも可能ですか？

A: 多くの窓口で匿名での相談に対応しています。プライバシーは厳守されますので、安心してご相談ください。ただし、面談予約等の際に連絡先が必要となる場合がありますので、詳細は各窓口にご確認ください。

Q4: 相談内容の秘密は守られますか？

A: はい、守られます。相談員には守秘義務があり、相談内容がご本人の許可なく外部に漏れることはありません。

Q5: どこに相談すればよいか分かりません。

A: こども家庭庁の公式サイトに、全国の相談センター窓口の一覧が掲載されています。お住まいの地域や、通勤・通学先など、ご都合の良い場所の窓口にご連絡ください。

制度の概要・背景

「性と健康の相談センター事業」は、こども家庭庁が推進する公的支援事業です。令和4年度から、従来の「生涯を通じた女性の健康支援事業」（女性健康支援センター事業、不妊専門相談センター事業等）を再編・統合して開始されました。

本事業の目的は、性別に関わらず、全ての人がライフステージに応じて切れ目のない健康支援を受けられる体制を構築することです。特に、将来の妊娠・出産を見据えた健康管理である「プレコンセプションケア」の推進を重要な柱としています。実施主体は各都道府県・指定都市・中核市であり、地域の実情に応じた相談支援サービスを提供しています。

まとめ・お問い合わせ先

「性と健康の相談センター事業」は、不妊や性の悩み、将来のライフプランについて、専門家に無料で相談できる貴重な公的サービスです。一人で悩まず、まずはお近くの窓口に問い合わせてみることをお勧めします。